今回はプレゼンテーションソフトの定番「PowerPoint」で使える、便利な小技や編集のコツについてご紹介します。
※ここで紹介しているスクリーンショットは、PowerPoint 2013・Windows 10を使用しています。
プレゼンテーションソフトとは、主に会議の場や聴衆の前で発表する時に使うソフトです。
そのため、「画面に表示させて見てもらう」ことを前提にして内容を作っていくことになります。
スライドをいくつか作って順番に表示させたり、パーツやスライドの表示に動きをつけた、“魅せる”プレゼンテーションにもできます。
ときには音楽や映像を埋め込んだりして、華やかな演出も可能です。
また、簡易DTPソフトとしても使えて、簡単なチラシやポスター作成にも重宝します。
図や写真を挿入する
以前ご紹介したWordやExcelのように、図や写真、グラフなどが挿入できます。
標準で用意されている図形は、基本的な丸や四角、矢印に星形やスマイルマークなどがあります。
図形は、色変更や、向きを変えたりなどの効果を加えることもできます。
[挿入]タブの[図形]をクリックすると表示される標準的な図形。
[挿入]タブの[図形]から[スマイル]をクリックし、描画します。
スマイル図形を選択し、[書式]タブの[図形のスタイル]グループの中から色や効果を選びます。
写真や画像は、直接スライドにドラッグ&ドロップするか、[挿入]タブの[画像]をクリックして追加できます。
レイアウトの基本操作(位置ぞろえ、前後配置)
配置した図形の位置をきれいに素早くそろえたい!と思ったことはありませんか?
前に出したい図形が、あとから配置した大きな図形の後ろに隠れて見えない!とイライラしたことはありませんか?
そんなときは「配置」を使いましょう。
隠れてしまった図形を前に出したい場合、[前面へ移動][背面へ移動]を使って、上におおってしまった図形を後ろに移動させます。
図形が何層もあるときは[最前面へ移動][最背面へ移動]を使うと便利です。
図や写真の圧縮
PowerPointのファイルをメールに添付して送りたいけど、容量が大きいので送れるかどうか…。
そんなときは、図や写真を圧縮してみましょう。
高画質な写真が多い場合は、ファイルサイズがかなり小さくなります。(圧縮するため画質は落ちます)
オブジェクトの編集
PowerPointでは図形のことをオブジェクトともいいますが、なんと!このオブジェクトそのものを編集できるのです。
図形の結合
複数の図形を結合して、ひとつの図形を作ることができます。
今回の121ラジオ実践パートでは、この「図形の結合」にチャレンジします。お楽しみに!
「今月のパソコン講座」以外も、パソコンについて楽しく学べるコーナーが盛りだくさんです。
●オープニング
●今月のパソコン講座:おすすめコーナー!今月は「プレゼンテーションソフト「PowerPoint」を学ぼう!」です。
●ふたりで解決!PCクエスチョン! :パソコン用語や疑問・解決法をクイズ形式で学んでいくコーナーです。
●メール紹介:リスナーからのメールをご紹介。質問にもお答えします。
●121クエスト!:パソコンを使って様々な課題にチャレンジ。パソコンスキルを磨きます。
●エンディング