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島根女子大生殺害…死亡の猟奇犯は進学高出身のイケメン

 事件の2年ほど前に父親が病死し、米屋を閉店。33歳で会社員として第一歩を踏み出したばかりの犯行だった。そして遺体発見から2日後の11月8日、矢野容疑者は近所の人に「父親の墓参りに行く」と言い残し、母親と2人で車で出掛けた。その帰り道に事故死した。

「山口県の中国自動車道下り線で矢野容疑者が運転する小型車が左右のガードレールに何度もぶつかり、ボンネットから白煙を上げながら路側帯に停止し、炎上した。黒焦げになった車の運転席から矢野容疑者が、車のそばで母親の焼死体が見つかった。ブレーキ痕やスリップ痕はなく、矢野容疑者が母親を巻き込み、無理心中を図ったとみられています」(前出の捜査関係者)

 矢野容疑者は事件後、知人に「大変なことをした」と漏らしたそうだが、平岡さんとの接点、動機は不明のまま。身勝手な凶行は、何ともやるせない結末となった。

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