厚生労働省「医務技監」新設へ 最終調整
政府は、感染症への対策など国際保健の分野で日本が中心的な役割を果たせるよう、医療・保健分野の政策を統括するポストとして、厚生労働省に新たに事務次官級の「医務技監」を設置する方向で、最終調整に入りました。
厚生労働省は、国際的な脅威である感染症や、抗生物質などの薬が効きにくい「薬剤耐性菌」への対策など、重要課題が山積する国際保健の分野で日本が中心的な役割を果たすためには、省内で担当が複数にまたがる医療・保健分野の政策を統括する、新たなポストが必要だとしています。
このため、政府は、来年度の省庁の組織改編に向けて検討を進め、医療・保健分野の政策を統括するポストとして、厚生労働省に新たに事務次官級の「医務技監」を設置する方向で、最終調整に入りました。
「医務技監」には医師免許を持つ技官などが想定されていて、政府は来年の通常国会に必要な法案を提出する方針です。
一方、政府は厚生労働省の11の局のうち、労働基準局や職業安定局などの4つの局について、数は維持したうえで再編し、子ども・子育て支援に特化した「子ども家庭局」と、働き方改革に特化した「雇用環境・均等局」の2つの局を新設することになりました。
このため、政府は、来年度の省庁の組織改編に向けて検討を進め、医療・保健分野の政策を統括するポストとして、厚生労働省に新たに事務次官級の「医務技監」を設置する方向で、最終調整に入りました。
「医務技監」には医師免許を持つ技官などが想定されていて、政府は来年の通常国会に必要な法案を提出する方針です。
一方、政府は厚生労働省の11の局のうち、労働基準局や職業安定局などの4つの局について、数は維持したうえで再編し、子ども・子育て支援に特化した「子ども家庭局」と、働き方改革に特化した「雇用環境・均等局」の2つの局を新設することになりました。