事故死の男書類送検 被害者画像など57枚押収
島根県内の大学1年の女子学生(当時19歳)が2009年、行方不明になった後に広島県内の山中で遺体で見つかった事件で、島根・広島両県警の合同捜査本部は20日、遺体発見直後に交通事故死した島根県益田市の会社員、矢野富栄(よしはる)容疑者(当時33歳)を殺人と死体損壊・遺棄の容疑で松江地検に書類送検した。事件から7年余り。矢野容疑者が死亡しているため、地検は不起訴処分とする見通しだ。連れ去りや殺害の場所、動機など事件の重要な要素も特定できなかった。【根岸愛実、東久保逸夫】
容疑は09年10月26日午後9時16分ごろから深夜までの間に女子学生を窒息させて殺害し、矢野容疑者…