事故死男、遺体発見日に休暇申請

島根、女子大生殺害疑い

 2009年11月に広島県の山中で島根県立大1年平岡都さん=当時(19)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人などの疑いで書類送検された会社員矢野富栄容疑者=死亡当時(33)=が、遺体の一部が発見された当日夜、勤務先に休暇申請していたことが20日、当時の勤務先への取材で分かった。矢野容疑者は発見2日後の休暇中、交通事故死した。

 島根・広島両県警合同捜査本部などによると、矢野容疑者は、平岡さんの消息が途絶えた09年10月26日に殺害したとされる。26日以降も普段通りに勤務しており、捜査本部は欠勤して不審に思われないよう通常と同じ行動を取っていたとみている。

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