どうも、ポテトサラダとウスターソースの相性の良さに脱帽しているなつです。
今日は、火曜日の13:00から16:00で開講されたジャズの歴史について書いていきます。
(昨日の投稿にミスが有ったので修正しました。失礼しました。)
概要
うちの学校には何種類かの歴史科目があります。
メインとなるのがジャズの歴史で、2年かけてアフリカ音楽の起源から最近のジャズまでを分析していきます。
そのほかに西洋音楽史や、ブラジル音楽史、ラテン(アフロ・キューバン)音楽史(ええ、ブラジル音楽とラテン音楽は別物扱いですよ)などが存在します。全部必修です。さらには必修じゃない歴史科目も存在しますが、僕はそこまで詳しくは知りません。
僕が今学期受けた授業は、「ジャズの歴史1:ジャズ誕生前夜まで」というものです。
授業内容
【用語の定義化】
ジャズとは何か、音楽とは何か、音楽学とは何か、音楽民族学とは何か、などと授業で扱われる重要単語の定義を明確にします。初っ端から哲学っぽい話です。
結局は、「音楽=整頓された音の集まり」「ジャズ=自由・人々の命の象徴」ということになりました。いやいや、ジャズにバイアスかかりすぎだろ。
【アフリカ音楽の分析】
ジャズ、というよりも今現在アメリカを中心に人気のあるほとんどの音楽ジャンルはアフリカ音楽が起源だとされています。実際にそれが正しいかは別として、ジャズやファンク、ソウル、R&B、ロックンロール、ゴスペル、ブルースなどといったアメリカ音楽は確かに黒人音楽が起源です。
そういった音楽が生まれた経緯を知るには、まずアフリカの音楽と文化を理解する必要があるということで、アフリカの音楽に関する本を読破します。
アフリカ(特に西アフリカと中央アフリカ)の人々にとって音楽とはどういう位置づけなのか、人々は音楽とどう向き合っているのか、アフリカ人にとって「美しい音楽」とはどういうものなのか・・・といったことを考察し、そこから「アフリカ人の音楽作りにおける基本要素」と「アメリカの黒人音楽に見られるアフリカ音楽の要素」を見出します。
こうやって書くと小難しそうでしょ?
結局は、アメリカで黒人音楽として認識されている音楽は、一体どれくらい本土アフリカの音楽と似ているんだい?って話です。それだけです。それを本を読んだり、資料を聴いたりして分析していくんです。
【奴隷時代の音楽】
本土アフリカの音楽がアメリカの黒人音楽と深く関係しているということがわかったら、じゃあその音楽がどうやってアメリカに渡ってきたのかということを次に学びます。
アメリカの歴史を勉強してきた人にとっては当たり前のことですが、あまり奴隷文化や南北戦争などを知らない人にとってはなかなか衝撃的な内容かもしれません。
結構ショッキングな話がバンバン出てきます。
でも手元から何もかも奪い去られて異境の地につれてこられた人々が、生き抜くために何もないところから自分たちの音楽を作り上げていき、最終的には黒人音楽を一つの立派な文化として昇華させる過程を見ていくのはなかなか感動します。
ちょっとは面白そうと思っていただけたでしょうか?
思わない?まあ、そうっすよね。
明日はこの続きを書こうかな、グダりそうだから別の話にしようかな・・・
今日の一曲
クリスマスになると聴きたくなりません?