逃げ恥 11話【最終回】ネタバレと感想!全ての呪いから解き放たれみんなが自由にハッピーエンド!
「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」の第11話!ついに最終回です!社会現象にもなった逃げ恥も最終回を迎えることに!ガッキーと星野源さんの二人がもう見れなくなると思うと…。逃げ恥ロスが発生しそうですね…。
前回、平匡はリストラにあったことをきっかけにみくりに結婚をして欲しいとプロポーズをするという展開を迎えましたが、「それは好きの搾取です!」と断れられてしまうことに。ここで、この言葉が出てくることにみくりの行動にはいつも驚かされてしまいます。
さあ、二人はハッピーエンドを迎えることができるのか!?
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逃げるは恥だが役に立つ 11話 最終回 あらすじ(ネタバレ)
津崎平匡(星野源)は森山みくり(新垣結衣)にプロポーズをするもののリストラされたからプロポーズしてきた平匡に対して「それは好きの搾取です!」とまさかの拒否をされてしまうという展開に。
(大好きな人からのプロポーズ。嬉しかったのに、どうしてモヤモヤしてしまうのか。)
それからというもの、二人は気まずい雰囲気に包まれ、火曜日のハグもしないという状況。
(気持ちが離れてしまえば手すら触れない。当然だ。プロポーズを断ったこんな小賢しい女。見捨てられて当然なのだ。一度出てしまった言葉は、モヤモヤした気持ちはなかったことにはできない。お互いに。)
翌日、平匡は会社で(好きの搾取…そう言われてドキッとした。受け入れてくれると思ってしまった。)といつの間に思い上がってしまったのだろうと思うのでした。
土屋百合(石田ゆり子)が山さんのバーに飲みに来ています。なんと百合が部長への昇格が決まったのです。と、そこに風見涼太(大谷亮平)が現れます。
「部長への昇進、おめでとうございます。」
百合は風当たりが強いからおめでたいのかどうか分からないと言います。そして風見は一杯奢らせて欲しいと。
「風見くん。日曜日空いてる?」
翌日、みくりは青空市の企画を説明をしに商店街を回っています。しかし、思っていた以上に大変だったことにモヤモヤする気分に。
(あ…モヤモヤばっかりだ。このモヤモヤの原因は。似ている。青空市と結婚は…その心は…。)
その夜、みくりは話があると平匡に言います。
「ずっと考えていたんです。主婦の労働の対価について。私、今副業をしているんです。」
みくりは青空市の手伝いをしていることを話しします。
「なぜ、黙って?」
みくりは短時間の手伝いで周りが男の人が多いから言わなかったのだと説明。平匡はかなり驚いていますが、リストラを黙っていたことからおあいこだと言います。
「それで?」
「時給2000円なら耐えられる仕事でも最低賃金だと耐えられない仕事があるのだと。それがモヤモヤのポイントだったのです。結婚して専業主婦になるということは生活費の保証、つまり最低賃金と同じということだと思います。でも最低賃金はあくまで最低賃金。限界があります。」
「だけど、そんな横暴な雇用主ばかりではないでしょう?」
「はい。いい雇用主の元でストレスなく働けるのであれば最低賃金でもいいのかもしれません。」
「つまり雇用主次第ということ。」
「普通の会社なら人事異動があったり評価するシステムがあります。でも夫婦の場合は一対一なんです。つまり専業主婦の労働の対価は雇用主の評価(愛情)ということになります。」
「でも愛情は数値化できない。」
「そうなんです。極めて不安定な要素なんです。」
「その場合、最低沈金状態が続く。」
「下手するとブラック企業です。」
みくりはやっていく自信がなかったのだと言うがプロポーズ自体は嬉しかったのだと言います。しかし、平匡はそもそも従業員という考え方が間違っているのだと言います。
「主婦も家庭を支える立派な職業。と考えると共同経営責任者。雇用関係ではない新たなるシステムの再構築です。愛情があればシステムが必要ないと思いましたが、そう簡単でもないようです。」
「やりましょう!CEO!!」
デターーー!共同経営責任者!通称CEO!
真田丸をパロディにし初めての共同経営責任者会議が始まろうとしてます。
平匡の再就職先について話し合っています。
「平匡CEOはB社に魅力を感じているのですか?」
A社の方が給料がいいがB社の方がやってみたい仕事、しかし給料が下がってしまうのでした。そこでみくりが外で働いて補填をすることを提案。タウン誌のライターの仕事をして青空市の調整をする。ただしフルタイム労働になるので家事の時間が削られてしまうのだと言う。
「協力して成功させましょう。共働きをして調整をしましょう!」
「お願いします。」
その頃、風見は百合の家に行っています。
百合は人間ドッグの結果を見せて年の衰えを訴えています。
「僕を試してます?」
「あの時、あんなことを言われてふざけていると思ったけど本気で言ってくれたのね。本当にびっくりした。心臓に悪い。でも無理なの。」
百合は風見との年齢差を気にして付き合うことはできないのだと言う。
「どこまで言っても風見くんは甥っ子なの。」
「今日、その格好を見て思ったんです。僕の見たかった素顔を見せてくれたのか。甥っ子としてなのか。つまり、僕自身に可能性がないと。」
百合はまた一緒に飲もうと言いますが、風見は「これで終わりにします。ゆっくり味わって。」とワインを飲み干すのでした。
ある日、みくりはライターとして商店街を周り取材をしています。そして、やっさん(真野恵里菜)の八百屋に行って昼ごはんの野菜カレーを食べに行きます。二人とも色々と忙しい状況を話し合っています。
「大変だ。」
「頑張ろう。」
「生き抜こう。」
「行きねば。」
凄い。まさかの真田丸のパロディと来るとは。音楽も真田丸だしヤバい。ここでこの音楽を聴くことができるなんて!
第2回共同経営責任者会議が開催されます。
みくりの方が稼ぎが少ないから家事の分担が多いことは仕方がないのは分かるが、家事をやり忘れた時に平匡が「それ、そっちの分担だよね。」と言う顔をすることを指摘。
「す…すみません。」
平匡はみくりの掃除の質が下がったことが気になっています。
「本当いうと私、几帳面じゃないんです。どちらかというと四角い部屋を丸く掃くタイプなんです。」
今までは仕事だったからきちんとしていたのだと言います。平匡は自分の家事の担当を増やすと言います。
翌日、会社で平匡は日野(藤井隆)と沼田(古田新太)に家事の分担をしている事実を言います。するとみくりから「定時で帰られるならご飯を炊いておいてくれませんか?」というメールを受け取ります。
平匡は帰宅して風呂掃除をしています。そして、みくりが帰ってきてお惣菜を買ってきたのだと言います。すると平匡はご飯を炊き忘れたことを思い出し外食をしようと言いますが、あっさりとご飯を炊き忘れたことがバレてしまうのでした。
「こんなことだろうと思いました。隠したってしょうがないでしょう。はあ。チンするご飯買ってきます。」
平匡は自分が買って来ると言いますが「食事の担当は私なのに頼んだ私が悪いので私が買ってきます。」と外に出て行ってしまいます。
「はあ…」
ーーーその夜。
平匡がパジャマを着て、居間で仕事をしているみくりを見て黙って部屋に入って行きます。
みくりはパソコンを閉じ(今日の私は最低だった。余裕がないと途端に本性が顔をだす。生意気で偉そうで、小賢しいみくりが。私は自分が嫌いだ。自尊感情が低いの私の方だ。平匡さんが愛したのは家事を完璧にこなすいつも笑顔で優しい利用の妻で、お米一つでひどい態度をとる女ではない。選ばれたくて、認められたくて、なのになりたい自分からどんどん遠ざかる。)と涙を流します。
なんか、この状況ってあるあるですよね。夫婦ってどっちが何の担当だとかどうかで言い争いになったり…普通にあります。頭が痛いです。
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百合が喫茶店で一人でぼーっとしていいます。すると、そこに五十嵐(内田真央)が相席してきます。
「風見さんとどんな関係なんですか?17歳も違うのに恋愛対象ってことないですよね?50にもなって若い男に色目使うって虚しくなりませんか?」
「あなたは、随分と自分の若さに価値を見出しているのね。私が虚しさを感じるとしたら、あなたと同じように考えている人がいっぱいいるということ。今、あなたが価値がないと言い捨てたものは自分が向かっていることなのよ。私たちの周りにはたくさんの呪いがあるの。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい」
みくりは風呂場の浴槽の中で仕事をしています。平匡はメールで呼び出します。
第3回共同経営責任者会議が開催されます。
平匡は分担というものは厄介だと言います。相手ができていないとマイナスに感じる、やっていたとしても分担なのだからやって当たり前だと思い感謝の気持ちを持てないのだと。
「食事、満足に作れなくてすみません。いっそ、分担をやめましょうか。シェアハウスのように自分のことは自分でするんです。」
「それでは共通スペースはどちらも掃除しない可能性が」
「私が家事の全てをします。それはボランティアです。私が今日ご飯作りたくないと思ったら作らないし、掃除したくなくなったらしません。ご飯がなくても部屋が汚くても文句を言わないでください。だってボランティアなんだから!」
「…みくりさん、話の方向性が。」
みくりは頭を抱え「辞めるなら今です。平匡さんだって面倒ですよね。私と暮らす前みたいに家事代行を雇うお金くらいあるはずです。平匡さんをプロポーズを素直に喜んでくれるような人はたくさんいます。それが普通です。面倒を背負う必要はありません。」と言い再び風呂場の中に閉じこもってしまうのでした。
(みくりさんが閉じたシャッターは…いつか僕が閉じたものと一緒かもしれない。だとしたら、僕は開け方を知っている。何度も何度も、見捨てずにノックしてくれたのは、他の誰でもない。みくりさんだ。)
平匡は風呂場の扉をノックします。
「話してもいいですか?…面倒を避けると極限まで行くと食べるのも面倒になり、息をするのも面倒になり、限りなく死に近づくのではないでしょうか。」
「はい…?」
「生きて行くのって面倒なんです。それは一人でも二人でも同じでそれぞれ別の面倒くささ。どっちにしろ面倒なら一緒にいるのも手じゃないでしょうか。話し合って無理な時は時間をおいて、何とかやっていけないでしょうか。みくりさんは自分のことは普通じゃないと言いますが、僕からしたら普通です。今更です。とっくに知っていました。大したことじゃありません。世間の常識からすれば最初から僕らは普通じゃなかった。今更ですよ。」
平匡は青空市を楽しみにしてると言い去って行きます。
(上手くいかない時、信じてくれる人、待ってくれる人、見失ってはいけない。立て直そう。)
青空市が開催される日。
商店街のチラシが軽トラの荷台から風で飛んでしまい一枚だけになってしまったことが明らかに。みくりはコピーを取って来ると走り去って行きます。そこに百合と沼田が一緒に現れます。そして平匡も現れ日野はお子さんが熱を出してこれないのだという。
梅原ナツキ(成田凌)と堀内柚(山賀琴子)はチラシが散乱しているのを見つけ「誰だよ、ゴミ捨てたの」と言いつつ拾い始めます。
百合は「年齢を気にしていたのは私なのかもね。自分の年に引け目を感じ友達のままの方がいいのかなって」と沼田に本音を話します。沼田も「いつも振られちゃうから、避けてきていた」と言います。
「ねえ、メールしてみる?惨めな結果になったら骨を拾ってちょうだい!」
「じゃあ、俺の骨も拾って!」
二人は気になっているあの人にメールをすることに。
みくりは梅原と堀内がチラシを持っていることに気付いて「あ、チラシ!百合ちゃんの部下の方、ありがとうございます!」とチラシを受け取り去っていきます。
「私も百合さんって読んじゃおうかな。」
「やめて。それ俺のハンドルネームなんだ。百合さんの名前を勝手に借りてるの。ゲイアプリのハンドルネーム。」
「え?!ゲイなの?」
「内緒だぞ。ゲイアプリで知り合ったすげー気が合う人、近くにいるはずなんだけど。」
そこにメールが入ってきます。
「今から来ない?」
沼田が青空市に誘ったのでした。
「嘘?!」
みくりが青空市に戻ります。すると平匡はやっさんの八百屋の手伝いをしています。すると、そこに日野が現れます。子供が熱を出したというのは嘘で、奥さん(乙葉)と子供二人を連れてやってきたのでした。
乙葉さんが出てきた!!!まじか!夫婦共演を果たすとは!!この子供達は本当の子供…な訳ないか。さあ、いよいよ逃げ恥もラストです!平匡とみくりが最後に出した結論とは?!
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