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私の名前はジロギン。

ブログ主・ジロギンが日常についての雑記、営業職の仕事について、ハンターハンターの考察記事を書いています。ハンターハンター記事が一番オススメかも。

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【ハンターハンター】クロロとゼノはどちらが強いか考察してみた!

ハンターハンター

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ハンターハンターで「私が好きなシーンベスト3」に確実に入るシーンが、
「クロロVSゼノ・シルバ」のシーンです。
人気の高いヨークシンシティ編の中でも1番の見せ場ではないかと思います。

死闘の末、結局クロロとゼノ・シルバとの戦いに決着はつきませんでした。
しかし、戦いの後にクロロとゼノは意味深な会話をしています。

 

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クロロ
「サシで闘ったら、オレとアンタどっちが勝つ?」


ゼノ
「そりゃ十中八九ワシじゃろ。おぬしが本気でワシを殺ろうと思えば話は別だがな。」


クロロはゼノと自分のどちらが強いか気になっているようで、質問しましたが、
ゼノはゼノの方が強いんだか、それとも互角なんだかイマイチわかりにくい答え方をしました(これについては後述致します)。
どちらが強いか気になるのは、クロロ以上に私たち読者たちの方です!


そこで今回は、私なりに


クロロとゼノはどちらが強いか


考察してみようと思います。

 

 

 

 

ゼノの発言に真意を考える。


先程のゼノの発言。


「十中八九ワシじゃろ。おぬしが本気でやれば話は別だがな。」


ゼノはクロロが本気で戦っていないことを見抜いていました。
理由はクロロが攻撃系の念能力とは思えない「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」を発動してゼノとの間合いを詰めてきたため、生け捕りにして、念能力を盗もうとしてるのだとゼノが気が付いた為です。

 

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一方でゼノはシルバに「(クロロの動きを止めたら)自分もろとも攻撃しろ」という指示を出していました。
ゼノは命がけで戦っていたと考えられます。

このことからゼノの発言の意味合いとして、私は


「(今のようにクロロが本気を出さなければ)十中八九ワシじゃろ。

おぬしが本気でやれば話は別だがな(どっちが強いか知りたかったら本気でやらんか馬鹿者)。」


と捉えています。ゼノ的には、このままクロロが本気を出さなければ自分の方が強い。
本気を出されればどっちが強いかわからないと考えているようです。

 

 

クロロの念能力は切り替え可能


クロロの能力「盗賊の極意(スキルハンター)」は、相手の念能力を盗み、自在に使える能力です。1度「スキルハンター」で盗んだ能力は何度も使用可能です。
作中で盗んだ能力のいくつかが明かされたものの、他にも多数能力を持っていることが予想されます。


クロロの基本的な戦略は「相手の能力に対応できる能力を盗み、100%勝てる条件が揃うまで待つ」というもの。
もし改めてクロロとゼノが再戦するとしたら、クロロはゼノの「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」や戦闘技術の対策を練り、対応できる能力を盗んだ上で戦いに挑むと思われます。本来念能力は簡単に切り替えられるものではないのですが、他人の能力を盗めるというクロロの能力は、相手に合わせて能力を替えることができます。
ゼノ対策になる念能力を使うこともでき、ゼノとしてはかなり不利な戦闘になるでしょう。

 

 

戦闘経験値はゼノの方が上


ハンターハンターにおける戦闘は、単純な念の強さや身体能力だけでなく、戦闘経験値なども大きく影響します。
キメラアント編では、身体能力では人間をはるかに上回るキメラアントに対して、モラウなどは戦闘経験からくる頭脳戦で撃破していました。
戦闘経験に関しては「生涯現役」を掲げるゼノの方がクロロよりもはるかに上でしょう。年齢も70歳近いですからね。20代の若造に経験値では負けません。
さらに「ドラゴンヘッド」はゼノがオーラでできた龍を操作して攻撃する能力。多方向への攻撃も可能で、非常に使い勝手の良い応力のある能力だと思います。
「ドラゴンヘッド」をゼノの経験値を以て駆使すれば、クロロがゼノ対策の能力を持っていても、撃破することは可能だと思われます。

 

 

クロロはまだ成長過程?


ヨークシンシティ編から3年ほど前、キルアの父・シルバは幻影旅団メンバーの1人を暗殺しています。
その際にクロロとも戦闘になったようですが、シルバは3年たって改めてクロロの動きを見て、


「あの時より体術はさらに向上している」

 

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と評価していました。
クロロは念能力を盗んで敵に対して有利に戦える準備をするだけでなく、基本的な身体能力の向上にも努めているようです。
フィンクスやフェイタンなどの戦闘員たちと組み手などをしたり、日々筋トレなども行うのでしょうか。
クロロはまだ成長過程にあり、月日が経つごとにより強くなっている可能性が高いです。

 

 


クロロがヒソカに使った戦略はゼノには効かない


天空闘技場でのクロロVSヒソカ戦で、クロロは観客のコピー人形(爆弾付き)を作り出し、 ヒソカに物量作戦で挑みました。ヒソカは1対1で戦うのは得意ですが、大勢を相手にするとなると
持っている能力では対応しきれませんでした(その割にはハンターや試験受験者を大量虐殺してましたが)。この点をクロロは突いてきました。

ゼノの場合、「ドラゴンヘッド」は多人数に対しても薙ぎ払うように攻撃できそうですし、「龍星群(ドラゴンダイブ)」は無差別に大量の龍の矢を降らせるので、
単純な動きしかできないコピー人形では避けられなさそうです。
範囲攻撃のできるゼノにはクロロがヒソカにとった戦略は効きそうにありません。

 

 

 

 

それでもクロロが有利?


ゼノはクロロと戦って、わずかな情報から「クロロと自分が戦ってもどうなるか決着は分からないくらいの実力差」だと見抜きました。
恐らく身体能力やオーラ量から察したのでしょう。
ただ、クロロはゼノが手にオーラを集中させたとき「オレの防御力ではガードきれない」と感じ取っていたので、

 

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オーラの量や扱い方は クロロ<ゼノ
身体能力は クロロ>ゼノ

という感じでしょうか。ゼノはお爺ちゃんですから若者のクロロの方が身体能力は高そうです。

この上でクロロはゼノに相性の悪い能力を調達可能なこと、またクロロには旅団メンバーもいるので、簡単に念能力の貸し借りを行い、ゼノ対策を練られることからも、クロロの方がかなり有利にあると言えます。
クロロが本気でゼノを殺そうと思えば、いかようにも策を張れるのです。クロロも頭脳派キャラですし。


さらにヨークシンでのクロロは、ゼノとシルバという最強の殺し屋2人を相手に能力を盗もうとする舐めプ状態でした。
それだけ余裕があったということは、既にクロロはゼノとシルバ両者ともいざとなったら始末できる念能力を保有していた可能性もあります。
シルバに関しては以前戦闘していますし、また旅団メンバーが狙われる可能性があることから、クロロはすでに対策済みかもしれませんね。


ただ、舐めまくっていたクロロ。最後は「盗めねーわ」とちょいとだけ反省しているので、あのままゼノ、シルバと戦闘していたら、シルバの念弾直撃でゼノもろとも死んでいたと思われます。

 

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このことから考えると、ゼノとクロロが戦った場合、

ヨークシンでの舐めプ状態のクロロならばゼノが勝つ。
しかしクロロが本気でゼノを殺そうと思えばクロロが勝つ。


という形になるかと思います。強さという観点からすると


クロロの方がゼノより強い


というのが私の見解です。実質念能力を適宜変更できるクロロの「スキルハンター」は
やはりかなりのチート能力だと思います。さすがのゼノも勝てないかと。

もしお互いに事前情報がない状態で戦ったとしても、私はクロロが勝つと思います。
事前情報がなければ、クロロの方がどんな能力を持っているかも不明で、何を使用するかもわかりません。
「ドラゴンヘッド」の応用技が基本のゼノよりクロロの方がよっぽど厄介だと思うので、 クロロの方が強いと思います。
ゼノも「クロロは念能力を盗む」という情報をシルバから聞いてましたし、お互い様ですね。

 

 


しかしクロロがゼノに圧勝するかと言うと違うと思います。
ゼノはマフィアたち40~50人に対して、「7秒以内で全員殺れる。敵も似たような実力」とも発言しているので、クロロとゼノは互角に近い実力であると見て良いでしょう。
さらにゼノの強さは、キメラアント編でネテロとゼノが宮殿に侵入した際、
ゼノのオーラに触れたピトーが即時臨戦態勢に入るほどです。
ピトーはじめ護衛軍は明らかにそれまで出てきたキャラを上回る力を持っていることから、ゼノは作中上位の強さであることは間違いないです。クロロと戦ったとしても、彼のように惨敗することはないでしょう・・・

 

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