でも、リストを作ってそれをこなそうとすると、更にに新しいモノが欲しくなるし、やることがどんどん増えていきます。
何か新しいことを始めようと思ったら、他のことに費やしている時間を削らなければなりません。
「やりたいこと」や「やるべきこと」を大切にするのも良いことですが、「やらないこと」にも意識を向けてみましょう。あなたの人生が、とてもシンプルで充実したものになります。
ここでは、あなたが生きていく上での「やらないことリスト」に加えてほしい、8つの項目をまとめてみました。
完璧な結果を求めない
完璧を求める人は、細かなミスに目が行きがちです。小さなミスの修正にたくさんの時間を使うようになると、結果的に生産性が落ちてしまいます。
小さな問題を1つずつ解決していくのも大事ですが、本来の目標を見失わないようにするのは、もっと大切です。
お金の量で幸せを決める
幸せは、お金で買えるとは限りません。お金は、幸せになるための1つの手段です。持っているお金が増えるほど、今あるお金が減ることに神経をすり減らすことになります。
心を平穏に保つためには、必ずしもお金の量が関係しているとは限りません。幸せを感じたければ、お金の呪縛から逃れる努力をしてみましょう。例えば、他人が幸福になることを助けたり、快適に過ごしてもらうために遣うお金は、きっと何倍にもなってあなたに返ってきます。
他人を責める
夫が家のことを何も手伝ってくれない、店員の態度が悪い、部下のミスで自分が怒られる、など、他人を責めたくなる場面はいくらでもあります。でも、それはあなたの心に余裕がなかったり、相手の話を聞いていないから、そんな態度が返ってきているのかもしれません。
何か嫌なことがあっても、他人を責めずに、自分に問題がないか少しだけ考えてみましょう。他責よりも自責の気持ちで物事を捉えられる人は、これから先の人生で同じ失敗を繰り返すことが少なくなります。
過去に生きる
過去のことをいつまでもクヨクヨ悩んでいても、何も変わることはありません。でも、今から起こることはあなたの考え方や行動次第で、いくらでも変えることができます。
過去に生きるのはやめましょう。過去の成功体験や失敗体験に囚われていては、未来に希望を見出すことができなくなります。
他人と比べる
誰かと比べすぎると、自分に自信が持てなくなってしまいます。生きていく上で、どうしても他人と比べなければならない場面なんて、そうそうあるものではありません。
ありのままの自分を、まずは自分が好きになることが大切です。唯一無二の存在であるあなたを、まずはあなたが受け入れてみましょう。
不健康な生活
体に良くないとは思いつつ、ついつい夜更かししたり、ジャンクフードを食べたりしがちです。その時は幸せでも、長い目で見たら、あなたの体の中に疲れが少しずつ溜まってしまいます。
睡眠と栄養は、健康な体に必要不可欠なもの。少しずつ、あなたの体をいたわるための生活スタイルに改善していきましょう。
会話中にスマホを気にする
誰かと会話中、ついスマホが気になってSNSやメールをチェックしていませんか?目の前の相手を大切にしたいのであれば、会話中はスマホを手元から離しておきましょう。SNSの通知が来たからと言って、必ずしもすぐに確認する必要はありません。通知は、本当にやらなければならないことを邪魔します。
誰かとの会話中に本当に必要なのは、目の前にいる相手の話に共感することです。
安くて質の良くない洋服
セールなどで安く洋服を買えた時は、とても嬉しいものです。でも、安く購入したものはぞんざいに扱ったり、すぐに着なくなってしまう場合が多いもの。また、元々安価に設定された洋服は、劣悪な労働環境の中、安い賃金で雇われた人たちによってつくられるものもあります。安価なものばかりを求める消費者が増えれば、つくる人たちの労働環境や賃金が、なかなか改善されない可能性が大きくなります。
耐久性があって、流行に左右されない洋服を、少しだけ揃えるようにしてみましょう。長期的に見れば、節約になる上、クローゼットのスペースも有効活用でるようになります。
生きていく上で本当に必要なモノは、案外少ないものです。せっかくなら、質の良いものに囲まれて暮らしてみましょう。