京都・伏見 金光教墨染教会

神様との出会い、人とのつながりを求めて

2010/07/02

愛されてきた命を

月に一回、ご信徒宛てに送っている行事案内にあわせて
気ままなコラムを書いてます。
 ちょっと長めですが、
ブログに転載します。
よかったら、読んでください。



現在私は、教団本部の出先機関である
教務センターで御用を頂いており、
週に二、三回出務しています。

そのセンターに、先日、
「光と風 Hi?Fu」という
双子の女性歌手が来られました。

彼女たちは、愛媛県久枝教会に生まれ育った、
いわゆる教会のお嬢さんで、
七月二十五日に開催される
「東近畿教区平和集会」のステージに
出演して下さいます。

センターには、その打ち合わせを兼ねて、
挨拶に来られたのですが、
ギターをわざわざ持って来て、
私達職員の前で、歌を披露して下さったのです。

現在は、プロとして活躍しておられるお二人が、
目の前で私達だけのために歌って下さいました。
迫力ある歌声に大変感動したのですが、
その歌声だけでなく、
そのときの歌詞が、
心に強く残りました。

それは、昔、ある国で実際に行われた悲しい実験の話を聞いた二人が、
改めて、自分達が、今生きているということを見つめ直し、
作ったという曲でした。

その実験とは、
十三世紀の「神聖ローマ帝国」の
フレデリック二世という王様が行った実験のことです。

王様は、人間はどのように言葉を習得するのかを確かめるために、
生まれたばかりの赤ちゃんを集め、
二つのグループに分け、
一方の赤ちゃんにはたくさん話しかけ、
他方の赤ちゃんには全く話しかけない、
という方法で言語の習得状況を観察する実験を行ったのです。

おっぱいを飲ませたり、
おむつを換えたり、
お風呂に入れたり、
眠れるようにしたりということは、
二つのグループで平等に行いましたが、
片方のグループには、
たとえ、赤ちゃんが泣いても、
あやしたり、抱き上げたりすることを禁じたのです。

その結果、全く話しかけずに育てた赤ちゃんは、
栄養はきちんと与えられ、
清潔も保たれていたにも関わらず、
みんな、大きくなる前に次々と亡くなったというのです。

彼女たちは、
「この実験の話を聞いて、とてもショックを受けたけれど、
同時に、自分達が、今、生きているということは、
誰かに愛されてきた証なんだということに気付かされた」
と話して下さいました。

彼女たちが歌ってくれた歌詞には、
次のようにありました。



実験で分かったこと
人は食べ物や飲み物だけで
生きているのではなく、
愛によって生かされている
つまり今生きているということは誰かに愛されたから
誰かが声をかけてくれたから生きている
誰かが抱きしめてくれたから生きている
誰かが微笑んで誰かが愛してくれたから生きている




当たり前のように、
今日の日を迎え、
ただ何となく生きていることが多い訳ですが、
生まれた時から今まで、
どれほど多くの人から声をかけられ、
お世話になり、
愛されてきた自分であるのかを、
忘れてはいけないのだと思います。


そしてさらに、
そんな愛をもらって生きてきた私達だからこそ、
周囲に愛を与える生き方をしようと、
彼女たちは、呼びかけるのです。



そう一人一人誰かの力になれる
誰かを支えることが出来る
今日自分の愛を意識して生きよう
声をかけること触れること
微笑むこと
愛すことを意識して生きてみよう
それは人だけにじゃなく
木や花や大地に対しても



と、その歌は締めくくられていました。
愛されてきた命であることを噛みしめつつ、
今日という日を生きていきたいと思います。

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