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書く書く鹿ジカ

ゆるーい雑記

甘酸っぱい恋?青春学園ストーリー?来たれ、野球を読んでみた

僕は野球をやってたこともあり

この

タイトル表紙に惹かれました!

 

 

来たれ、野球部 (講談社文庫)

来たれ、野球部 (講談社文庫)

 

 

 

タイトルと表紙通り

 

野球×恋愛×青春

 

がテーマの小説!!!

 

 

 

 

 

 

ではなかった....

 ネタバレ注意だど!!

では本編いくどー

目次

あらすじ

頭脳・容姿・運動神経の三拍子揃った「選ばれし」喜多義孝と、幼馴染みの目立たない「ふつうの」宮村奈緒。10年前に自殺した女子高生の一冊の日記をきっかけに学園のエースは異変をきたす。そのとき、彼女は――!?

Amazonの説明欄より

 

著者

著者は

鹿島田真希さん

 

真希さんは「冥土めぐり」という小説で

なんと

芥川賞

を受賞しています!!!(ずっと見てたら芥って字がゲシュタルト崩壊した笑)

 

他にもゼロの王国とかも読んだけど

世界観が独特!

鹿島田真希さんにしか書けない小説ばかりでした!

 

主人公が4人?!

普通は

主人公1人、多くて2人の視点で物事が進んでいくけど

 

この小説は

 

喜多義孝

宮村奈緒

浅田太介 

小百合

 

4人の視点からストーリーが進み

それぞれの内面の変化が見所です

 

野球要素

野球要素は

 

ほとんどないです笑

 

喜多が野球部のエース

たまにキャッチボール

浅田が監督 

最後の試合

くらいしか野球要素なかったなー

 

登場人物の精神が歪みすぎ笑

喜多はいくら愛を確かめあっても

宮村奈緒を失いたくない気持ちが強すぎてヒステリックになっちゃう

 

浅田の妻が完璧主義で自分を責めまくった挙句詐欺に引っかかり自殺

 

小百合先生も病んでて精神安定剤を服用

 

残念だったところ

最後の試合のとこですね

野球を知らないのかな〜って思ったね

 

ランナー1、3塁でバッターは監督のサインを見てバントの構え

喜多は投げた

バッターはバント

喜多はホームに投げてアウト

 

ってとこなんだけど

なんでサードランナー走った?笑

スクイズだとしたらピッチャー投げてからバントの構えするし

 

ここはちょっとがっかりしましたね

 

最後に

喜多と宮村それぞれがそれぞれに対して思っていることのすれ違いでどんどん深みにはまっていく!

それに浅田や小百合先生も巻き込まれ

かなりドロドロとした物語だった〜〜

 

まじで表紙詐欺かなって思った笑

全然野球要素ないし〜

表紙のように爽やかじゃないし〜

 

でもね

人間の弱さ、だれもが何かに依存しているとか大事なものをわかったような気がします

 

きつい人がいるかもしれないけど

とても面白い作品でした

 

おわり

 

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