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2017年WBCに出場する日本メンバーを全員紹介!メジャーリーガーはどうなる?

侍ジャパン 野球
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どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯より野球が好きでな。
もちろんWBCをとてつもなく楽しみにしている。

今回はWBCに出場する日本人選手を全員紹介してみた。
メジャーリーガーがここに加わるのかどうかも今後の見所だ。

WBCのメンバーが発表!

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いよいよ2017年に野球の世界一を決める国別対抗戦のWBCが開催される。
日本は第1回、第2回大会と連覇したが、第3回大会は残念ながらベスト4に終わった。

そして第4回は世界一奪還をかけて小久保ジャパンに期待がかかっている。

さて今回は例年より早くメンバーが発表されている。
最終的に28人のメンバーが選ばれることになるが、今回は規定メンバーである18人が前倒しで発表された。

何でも小久保監督の強い要望で「侍ジャパン代表として自覚を持ってオフを過ごしてもらいたい」とのこと。監督が最大の不安要素ではあるが、この意見には賛同できる。

最終メンバー発表は?

今回は18人が発表されているが、最終的に2月26日までに28人が選出されることになる。
前倒し発表となった18人はいずれもプロ野球で活躍している選手で、最終的にメジャーリーガーをどれだけ入れられるかが重要になるだろう。

メジャーリーガーをどのポジションに何人入れられるかが不透明なだけに、ポジションの偏りを調整するために10人ほど空けたのだと思われる。

日本人メジャーリーガーはどうなる?

投手としては田中将大、岩隈久志、ダルビッシュ有、上原浩治、田澤純一。
野手としてはイチロー、青木宣親、川崎宗則の合計9人がアメリカでプレーしている。

第1回、第2回大会はイチローらメジャーリーガーが出場して優勝しているが、第3回大会は出場しなかったこともあって敗退している。

ダルビッシュは契約的に出場はなさそうだが、今回はメジャー側がWBC出場に寛容になっているので何人かの出場は期待できそうだ。
侍ジャパンはリリーフ、抑えに絶対的な選手がいないので田澤や上原はぜひ選んで欲しい。

ちなみにWBCに出場するメジャーリーガーはこちらで全選手紹介しているので、興味のある方はどうぞ。

www.gamehuntblog.com

メンバー一覧

現在決まっているメンバーの一覧はこちら。

名前 ポジション 球団
大谷翔平 投手 日ハム
増井浩俊 投手 日ハム
宮西尚生 投手 日ハム
牧田和久 投手 西武
則本昂大 投手 楽天
菅野智之 投手 巨人
秋吉亮 投手 ヤクルト
大野奨太 捕手 日ハム
嶋基宏 捕手 楽天
中田翔 一塁手 日ハム
菊池涼介 二塁手 広島
山田哲人 二塁手 ヤクルト
松田宣浩 三塁手 ソフトバンク
坂本勇人 遊撃手 巨人
内川聖一 外野手 ソフトバンク
秋山翔吾 外野手 西武
鈴木誠也 外野手 広島
筒香嘉智 外野手 DeNA

メンバーを全員紹介

大谷翔平 / 投手 / 日ハム

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もはや説明不要の日本のスーパースター。
投手と野手の二刀流で前例のない成績を残している。

2016年は投手として10勝4敗、防御率1.86。野手としては打率.322、本塁打22、打点67。
パ・リーグMVPおよび、史上初の投手・DHの二部門でのベストナインを受賞した。

2015年の侍ジャパンでのプレミア12では、投手として韓国打線を2度に渡り完全にシャットアウト。
2016年の強化試合では野手として本塁打を放つなど活躍したのも記憶に新しい。

増井浩俊 / 投手 / 日ハム

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もともと日ハム不動のクローザーとして2015年には39セーブをあげるなど、侍ジャパンのクローザー候補として期待されていた。

しかし2016年は抑えとして調子が悪く、度々の救援失敗によって急遽先発に転向。
すると別人のように蘇り、先発では7勝1敗をあげて、シーズンでは10勝3敗10セーブ、防御率2.44の成績を残した。

侍ジャパンではクローザーが不安要素となっており、増井はクローザーの有力候補ながら、2015年のプレミア12では準決勝の韓国戦で逆転を許している。
先発と抑えどちらで使われるのか微妙かもしれないが、今年の成績を見る限り先発になりそうな気がする。

宮西尚生 / 投手 / 日ハム

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地味な印象が拭えないが、球界で最も安定した中継ぎ投手。
ルーキーイヤーから9年連続で50試合以上に登板し、防御率は1年目以外は全て2点台以下と抜群の安定感を誇る。

2016年は58試合に登板、1勝2敗39ホールド、防御率1.52と素晴らしい成績。
39ホールドはパ・リーグ最多で自身初のタイトルを獲得している。

日ハムにとってはとてつもない功労者ではあるが、地味過ぎるのが玉にキズ。

牧田和久 / 投手 / 西武

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画像を見てもわかる通り、地を這うようなアンダースローが持ち味の西武の中継ぎ投手。

これまで先発としてなかなかの成績を残していたものの、今ひとつ勝ちきれなかったが、2016年に中継ぎ転向してブレークした。
成績は50試合に登板して7勝1敗25ホールド、防御率1.60。

右打者には滅法強いが、逆に左打者に対する被打率も高いので、左打者が続くと使いづらさもある。(アンダースロー自体の特徴でもある)

アンダースローは日本でも絶滅危惧種だが、海外ではもっとレアキャラなのでWBCの秘密兵器的存在になるかもしれない。

則本昂大 / 投手 / 楽天

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田中将大の日本球界最後の年にプロ入りし、田中の後を引き継ぐ形で楽天の絶対的エースになった選手。

ルーキーイヤーから4年連続開幕投手を務め、4年連続の2桁勝利を達成。
2016年の成績は11勝11敗、防御率2.91。

完投率、奪三振率が共に高く、2年目から4年目まで投球回数と奪三振はリーグトップ。
成績の割に勝率が高くないのはチームの楽天が弱いのと、安定感に欠けることが要因だと思われる。

田中将大に似ているとよく言われるが、気迫あふれるピッチングも似ている。津田恒実にも憧れている。

菅野智之 / 投手 / 巨人

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原監督の甥っ子で、現在巨人のエース。

ドラフトでは巨人以外に行かないと宣言していたにも関わらず、巨人の他に日ハムも指名して日ハムが交渉権を獲得してしまった。
その血筋ゆえに巨人への拘りが強く、日ハムの入団を拒否して、1年間の浪人を経て巨人に入団している。

ドラフト時のゴタゴタとニヤけた顔によってアンチが多い選手でもあるが、投手としての能力は12球団でも最強レベル。
抜群のコントロールと多彩な変化球だけでなく、ストレートも平均球速では常にリーグ上位に位置している。

しかしパワプロでいうと猛烈な負け運の持ち主で、2015年は防御率1.91なのに9勝10敗で負け越し。2016年もリーグトップの防御率2.01なのに9勝6敗で2桁勝利を逃している。

秋吉亮 / 投手 / ヤクルト

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投手陣がすぐ崩壊してしまうヤクルトの中でも安定感抜群の中継ぎor抑え投手。
サイドスロー投法が特徴的でもある。

ルーキーイヤーから3年連続で60試合以上の登板しているが、これは稲尾和久以来2人目の快挙。
1年目の当初は先発だったが、2連敗したことで中継ぎに転向。

2016年はクローザーのオンドルセクが問題行動を起こして退団したことをキッカケにクローザー転向。
成績は70試合登板、3勝4敗19セーブ10ホールド、防御率2.19。

ちなみに秋吉は足立区の都立高校出身だが、都立出身のプロ選手は2人目という珍しい経歴もある。

大野奨太 / 捕手 / 日ハム

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日本一になった日ハムの正捕手として一気に名を挙げたが、実はこれまでは正捕手候補ではあったが入れ替わりで出場することが多く、定着していなかった。

今年は正捕手として定着し、日本一に貢献したほかゴールデングラブ賞を受賞。
ベストナインの獲得は惜しくもならなかった。

守備に定評があり、リード、キャッチング、スローイングどれも評価が高く、盗塁阻止率もリーグ2位につけている。

2015年には浅村のバットが直撃して流血したり、大谷と最優秀バッテリー賞に選ばれたりもした。

嶋基宏 / 捕手 / 楽天

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プロ入りから10年間通じて楽天で不動の正捕手となっている。

野村監督が正捕手として頭の良いキャッチャーを探していたところ、嶋の中学校の成績がオール5だったことから正捕手に選ばれた。嘘のようで本当の話。
典型的な優等生キャラで、人間性や頭脳、コミュニケーション能力が高く評価されている。

野球の才能は平凡と言われ、高校時代は3番手の捕手で2年生時にマネージャーになると志願したが、チャンスはあると諭されて選手を続けた結果、後にプロになれた。
もしマネージャーになってたら楽天日本一などの歴史はなかったかもしれない。

今年はシーズン中の怪我で一時離脱したが、打撃成績はそこそこ良かった。

中田翔 / 一塁手 / 日ハム

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やんちゃでチームの顔ということもあり非常に知名度が高い選手。

日ハムの4番として2014年から3年連続100打点超えで、2度の打点王のタイトルを獲得している。
一方で打率は低く、外国人選手のように簡単に三振をしてしまうことが多い。

小久保監督のお気に入りでもあり、侍ジャパンでは一時筒香と入れ替わりになったことはあるが、ほぼ一貫して4番となっている。
2015年のプレミア12では素晴らしい活躍をしたので、WBCでも日本の4番として期待したい。

ただし色々と清原っぽくて将来がちょっと怖い選手でもある。

菊池涼介 / 二塁手 / 広島

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忍者のような素早い動きで、常人では絶対に取れないようなヒット制の当たりをことごとく取ってしまう守備の名手。
その守備力は日米野球でメジャー関係者をも驚かせた。

2013年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞しており、補殺数ではプロ野球歴代TOP3を占めている。
また打撃も良く、2016年は最多安打に加えて、打率.315はリーグ2位の数字。

本来なら文句なしで侍ジャパンのレギュラーだが、同じ二塁手に山田哲人がいるため、おそらく序列的には二番目。

山田哲人 / 二塁手 / ヤクルト

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史上初の2年連続トリプルスリーを達成した凄いバッター。
2015年には柳田と揃ってトリプルスリーを獲得したが、1年で2人達成も史上初で流行語大賞にも選ばれた。

体は決して大きくないが本塁打を量産する不思議な長打力を持っている。
走塁もトップレベルで、2015年から2年連続盗塁王を獲得しており、守備も派手さこそないが堅実で指標もなかなか高い。

歴代最強レベルの二塁手ということで、菊池と二塁手がバッティングしながらもレギュラー候補筆頭だろう。

また、菊池と山田を共存させたいということで、強化試合では山田が三塁に挑戦させられていたが、慣れないポジションではイージーなミスをしていたのでやめたほうがいい気がする。

松田宣浩 / 三塁手 / ソフトバンク

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元気あふれるプレーでチームを沸かせるムードメーカー。
ソフトバンクのスローガンだった「熱男」だが、松田がホームランを打つ度に「熱男ポーズ」をすることで、いつしかスローガンよりも松田の代名詞になってしまった。

歌舞伎打法、ケンケン打法とも言われるバッティングフォームも特徴的で、空振りをするとケンケンをしてバランスを取るのが印象的だ。
テレビの紹介も大体ムードメーカーか、ケンケン打法のどちらかになっている。

打席に入って集中するとまばたきの回数がやたらと増えるので「まばたきマッチ」とも呼ばれる。

選手としての紹介を忘れてしまったが、本塁打を量産する長打力と、広い守備範囲、強肩が持ち味の素晴らしい選手。

坂本勇人 / 遊撃手 / 巨人

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巨人のキャプテンであり、今や顔となっている選手。

高卒2年目から遊撃手のレギュラーを掴み、3年目、4年目と大ブレイクしてこれはとんでもない選手が現れた…と思われたが、そこから尻すぼみ的にだんだん成績が下降していった。
そんな中、2016年に再ブレークして打率.344、本塁打23、打点75と凄い成績を残し、首位打者にも選ばれて、球界最高のショートとの呼び声も高い。

もともと左利きだが、右利き用のグローブを使っていたことで右投げとなり、小学校の頃に田中将大と飛距離を競っていた時に、左打ちだと敵わないということで右打ちになった。
もし左利き用のグローブがあったらおそらく外野手になっていただろう。

ちなみに体操の田中理恵と付き合っていたが別れた。

内川聖一 / 外野手 / ソフトバンク

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アゴが特徴的な屈指の巧打者。

横浜時代に打率.378を記録しているが、それは右打者として最高打率。
さらにソフトバンクでも首位打者と獲得して史上2人目の両リーグで首位打者を獲得している。

暗黒時代の横浜を抜け出して、強豪のソフトバンクに移籍した時には「僕自身は(横浜を)出ていく喜びを感じられますけど」と発言したことで、「ぐうの音も出ないほどの畜生」=「ぐう畜」=「チック」と呼ばれる事が多い。

ホームランを打った後に松田に必ずハイタッチ代わりにアゴタッチされて、その後に頭を叩くまでが定番。
アゴはトレードマークになっているが、かつてはアゴが頚椎を圧迫するなど大変な時期もあった。

秋山翔吾 / 外野手 / 西武

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もともとは守備・走塁の評価が高い選手だったが、2015年に打撃開眼してシーズン最多安打の216安打を記録している。

幼稚園の卒園文集には「やきゅうせんしゅになりたいです。いちろうみたいにひっとうちたいです。」と書いていたが、後にイチローを超えるとは思ってもいなかっただろう。

走攻守全てが一流の素晴らしい選手だが、自他共認める地味なキャラ。
シーズン最多安打を取った後でも地味過ぎることを自らネタにしていたし、解説でも石井一久に地味なのがダメと言われていた。

鈴木誠也 / 外野手 / 広島

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今年の流行語大賞に選ばれた人にも、「神ってる」の人と言えば一発で伝わりそうな選手。

これまでブレークが期待されていたものの、あと一歩物足りたないという印象だったのだが、2016年に大ブレークを果たした。
打撃成績は打率.335、29本塁打、95打点と主要3部門どれもリーグ上位につけた。

2試合連続のサヨナラホームラン、3試合連続の決勝ホームランを打った時に緒方監督がヒーローインタビューで「神ってる」といったことでブームになり、流行語大賞まで獲得してしまった。

打撃だけでなく、守備・走塁にも定評があり、特に肩は12球団トップとの評価を受けており、ゴールデングラブ賞も受賞している。

お調子者ではあるが、寝る時も野球をしていると言われるほど、野球に対しては超絶にストイックでもある。

筒香嘉智 / 外野手 / DeNA

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松井秀喜以来とも言われる大型のスラッガー。

入団した時から松井のような選手になると期待されていたがしばらく伸び悩み、辛抱強く起用された結果2014年にブレークした。
2016年にはさらにブレークして、打率.322、本塁打44、打点110で本塁打・打点の2冠王となった。

侍ジャパンでは中田と並んで4番候補として、2015年のプレミア12では中田と日替わりで4番になっていたが、2016年の強化試合では中田が4番になっていた。

メジャーからも高い評価を受けていて、メジャー志向も高いので、そう遠くないうちにメジャーに行くかもしれない。
ただし、ストレートが苦手なので通用しなさそうな気もする。