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明和町のオオタカ、陽性確認 高病原性鳥インフル

 三重県明和町で死んでいた野鳥のオオタカから簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た問題で、県は20日、確定検査で強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)の感染を確認したと発表した。同県内で高病原性ウイルスが確認されたのは2011年2月に紀宝町、南伊勢町の養鶏場で確認されて以来。

 環境省はオオタカの回収地点から10キロ圏内を野鳥監視重点区域としており、県が監視強化を続ける。高病原性ウイルスが確認された場合、国の防疫指針は、半径3キロ以内で100羽以上の鶏を飼っている飼育場への立ち入り検査を定めているが、県は発見当日の14日に養鶏場1カ所を立ち入り検査し、消毒している。

 オオタカは民家の車庫の屋根の上で死んでいた。県は簡易検査後、検体を鳥取大に送り、遺伝子などを調べる確定検査を依頼していた。同県内では14日以降、オオタカ以外に12羽の野鳥が死んでいるのが確認されたが、簡易検査でいずれも陰性だった。

(中日新聞)

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