北陸新幹線 与党チームが小浜・京都ルート決定
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北陸新幹線の福井県の敦賀から大阪までのルートについて与党のプロジェクトチームは、20日開いた会合で3つの候補のうち福井県小浜市を通って京都駅に南下する「小浜・京都ルート」とすることを決めました。
北陸新幹線の敦賀から大阪までの区間は、「小浜・京都ルート」と京都府北部の舞鶴市を経由して京都駅に向かう「舞鶴ルート」、滋賀県の米原駅で東海道新幹線に合流する「米原ルート」の3つが候補ですが、与党の検討委員会は北陸地方の各駅から新大阪までの所要時間が最も短いなどとして先週、「小浜・京都ルート」が適切だとする報告をまとめました。
これを受けて、検討委員会の上部組織である与党のプロジェクトチームが20日会合を開き、報告どおり「小浜・京都ルート」とすることを決定しました。
一方、京都から新大阪までのルート選定は検討作業が終わっていないため持ち越しとなり、今後、年度内の決定を目指すことにしています。
会合のあと、プロジェクトチームの座長を務める自民党の茂木政務調査会長は記者団に対し、「北陸新幹線の整備効果を十分に発揮するためには早期の全線開通が重要で、今後、財源の確保について、与党で検討を進めていく」と述べました。
「小浜・京都ルート」の整備には2兆円を超える巨額の事業費がかかるとされるだけに、今後、人口減少が続くなか期待した投資効果を生み出せるかが課題となります。
これを受けて、検討委員会の上部組織である与党のプロジェクトチームが20日会合を開き、報告どおり「小浜・京都ルート」とすることを決定しました。
一方、京都から新大阪までのルート選定は検討作業が終わっていないため持ち越しとなり、今後、年度内の決定を目指すことにしています。
会合のあと、プロジェクトチームの座長を務める自民党の茂木政務調査会長は記者団に対し、「北陸新幹線の整備効果を十分に発揮するためには早期の全線開通が重要で、今後、財源の確保について、与党で検討を進めていく」と述べました。
「小浜・京都ルート」の整備には2兆円を超える巨額の事業費がかかるとされるだけに、今後、人口減少が続くなか期待した投資効果を生み出せるかが課題となります。