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【首都スポ】

元レーサーで車いす生活 様々な現役復帰

2016年12月20日 紙面から

 モータースポーツ界ではレース中の事故が原因で車いす生活になりながらも現役復帰を果たしたり、別のビジネスで成功を収めたりした人がいる。

 2輪では元世界選手権500cc王者のウェイン・レイニーさん(56)=米国=が代表格。1993年にレース中の事故で下半身が不自由になったが、後にヤマハ系のチームを自ら立ち上げ、監督として活躍した。

 4輪ではザナルディのほかにF1通算5勝の故クレイ・レガツォーニさん(スイス)が有名だった。こちらは80年にレース中に大クラッシュして車いす生活となったが、特別仕様の車両で耐久レースやダカールラリーなどに出場。2006年に公道での自動車事故で67歳で死去したが、不屈の闘志をたぎらせた。

 拓磨とも交流のある元F3ドライバーの長屋宏和さん(36)は、車いす生活者向けのアパレル事業で成功した。02年にF1の前座レースで事故に巻き込まれ、首から下に大きなまひが残った。それでも参加型のレースに出場できるまで回復。現在は長期計画で富士山登頂に挑んでいる。

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