【プーチンに翻弄・手玉にされた安倍晋三君に,外交「力」に相当するなにか備わっているのか?】
【それでもこの世襲3代目のボンボン政治家をヨイショする極右雑誌がある】
【2017年1月に衆議院選挙があったら,あなたはどうする?】
① プーチンに騙された安倍晋三が今度は国民を騙す番か
「プーチンに騙されても真珠湾で挽回 1月に真珠湾解散,2月総選挙」
(『 dot.』更新 2016/12/14 07:00)
この記述は,プーチンが安倍晋三が「日ロ首脳(!?)会談」を12月15・16日両日におこなう前日(12月14日)に公表されていたが,ほぼこのとおりの経過になっていた。あとの問題は,この安倍の下手な演技にまたもや,日本国民が騙されているかどうかである。
『朝日新聞』が本日〔12月20日〕報道した世論調査の結果(左側画像参照)によると,安倍首相が真珠湾を訪問する予定については好感度が高く,8割にも上っている。ここで,① の表題に出した記事を引用することにする。
--「首相の地元,山口県にプーチン大統領を迎え,15日に首脳会談をやる。なんらかの成果がないとやらないものです。首相は元気いっぱいで,表情に自信がみなぎっていました」。こう力説するのは,官邸で安倍晋三首相と6日,会った新党大地の鈴木宗男代表。さんざんメディアで北方領土の2島先行返還をあおり,期待値を上げたのに,交渉は暗礁に乗り上げているという見方を一蹴したのだ。
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出所)『日本経済新聞』2016年12月20日朝刊。
しかし,官邸筋はいう。「日ロ両国が(返還への)平和条約締結への協議を加速していこうという合意だけでもとりつけたい……」。プーチン大統領との首脳会談は,現実的にロシアが経済協力だけを “食い逃げ” するという寒い結果に終わりそうだが,首相周辺は強気を崩さない。「プーチンが来日すれば,メディアで大々的に報じられるので,首脳会談の成果うんぬんはなんとかごまかせる」(自民党幹部)。
補注)この指摘は,安倍晋三側が国民を「ごまかせる」という政治的な目算で日ロ会談をおこなうつもりだった事実を教えている。すでに,この指摘どおりに安倍はプーチンにいいようにあしらわれてしまい,政治交渉面ではボロボロにされていた。それでもなおも安倍は,日本の国益よりも自分の個人的な見栄(エゴ・利害の獲得)にしかならないようなつぎの外交日程,つまり,2017年1月に「予定されている真珠湾訪問(慰霊)」を楽しみにしているというのである。それにしてもここまで脳天気である快晴ぶりには呆れるほかない。これでも,一国首相に関する話題(評価)である。
〔記事本文に戻る→〕 安倍政権は強気に,国会で毎週のようにいろんな法案を強行採決している。これは支持率は下がらず60%(共同通信)と高止まりしていることも影響している。さらに12月26~27日にはハワイの真珠湾慰霊にオバマ大統領と一緒に出かけるので,支持率はさらにアップするとみられる。
補注)この程度でしかない日本国首相にころり騙される日本国民のほうが悪く,またそれほどにまで愚かであるのか。あるいは,この「傲慢で幼稚」な総理大臣の知的水準が,国民一般の知的水準よりも賢いといえるだけの,まともな根拠・理由でもあるのか。にもかかわらず,権力者の地位にいる者だけが,ひたすらずるがしこく,いつもござかしく,有利に立ちまわっている。
それにしても,この程度でしかない国家の指導者をいただいている国民の側が,いまもなお,政治家の真価をみきわめるための心眼を曇らしたままだとしたら,事態は深刻である。いずれにしても日本国はいま,民主主義の不全・逆機能を逆手にとり満喫できているこの安倍晋三という人物を,異常にまでのさばらせている。この実情は異常事態にあるとみなされて少しもおかしくはない。
「さらに来〔2017〕年1月26日前後には訪米し,トランプ次期大統領と首脳会談が予定されている。それまでは株高,円安が続くだろうから,真珠湾効果とあわせ,政権浮揚となるだろう。1月末に解散,2月総選挙が最短,ベストのシナリオだ」(自民党幹部)。関係者によると,解散するには1月召集の通常国会で首相が所信表明をおこない,早期に第3次補正予算案を可決,「召集時期にも左右されるが,1月下旬解散,2月の19日,26日のいずれかの投開票が有力」との見方を示す。
註記)https://dot.asahi.com/wa/2016121300148.html
--しかし,真珠湾奇襲攻撃から75年が経った今日であるが,敗戦後からアメリカ軍は日本全国に枢要な基地を置き,もちろん軍事的に運用してきた。朝鮮戦争⇒ベトナム戦争⇒湾岸戦争⇒イラク戦争といった〈主な経過〉はさておいても,今週中に起きた身近な事件としては12月13日,沖縄で不時着・墜落事故を起こしたオスプレイ(垂直離着式の輸送機)の現場捜査には,海上保安庁第11管区も沖縄県警察もいっさい手出しできないままであって,日米安保条約・日米地位協定のもとにおける「日本国の対米従属性」は,この種の事件が発生するたびに,日本当局側がほぞを噛む思いをさせてきた。
以上のごとき歴史と現状のなかで安倍晋三が最近しゃかりきになっておこなっているらしい外交過程は,いまシリアで反政府勢力側に対するロシア軍機による爆撃を黙認する姿勢を意味していた。この政治姿勢は現在,主要7カ国(G7)がおこなっているロシア制裁の政治姿勢に照らして考えれば,完全に脱線行為である。
次項 ② で言及する『Hanada』の記事には「プーチンの頼みは安倍だけ」というものが出てくる。だが,ロシアは日本を利用しているだけであって,安倍の立場じたいにあっては,もともと「なにかを頼まれる」ような「しっかりした実体」はなにもないのだから,買いかぶりだけが激しい記事である。
さらに断わっておくと,この日本国の首相は世界情勢だとか,日本の基本的な利害だとかいった肝心の論点に対する理解力・認識力,つまり政治的な判断力についてみると,決定的に能力不足がめだっている。
② 月刊誌・週刊誌,本日出されたその新聞広告など
まず,本日〔2016年12月20日〕の『朝日新聞』朝刊には該当の広告が出ていないが,『日本経済新聞』のほうに出ていた雑誌『Hanada』の広告をみたい。面白い。ともかく,どういっても絶対的に,反韓・嫌韓・侮韓の世界観・価値観しかないような記事作りである。この『Hanada』の広告から2点とりあげ,批評しておく。(画面 クリックで 拡大・可)
a) まず最初の記事,安倍晋三が「稀代の戦略家」などと形容されているのだから,噴飯モノもいいところであって,これではもう絶体絶命的な〈絶句状態〉にさせられる。息が詰まりそうになるくらい「ウソ褒め」の文句を乱舞させている。この日本国の首相にあっては,外交戦略どころか,交渉戦術さえろくに企画も実行もできていない。この点は,このたびの日ロ会談を通しても再度にわたり,実証されてしまっ
出所)右側画像は阿比留瑠比,なにかとおなじみである産経の記者,http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51882701.html
つぎに「ソウルは今,革命前夜」という記事の見出しのように,なるべくたくましく妄想したいのが,櫻井よしこ女史と西岡 力である。両名ともに韓国大嫌い人間。この2人のような識者(?!)が毎度のように,このような白日夢ならぬ「押し入れのなかにもぐりこんでは寝てしまい,あげくに悪夢にうなされている」のような形相を浮かべては,隣国が不幸になれ・おかしくなれと,いつも一生懸命に祈祷している。あらためて断わっておくが,両名は論説を展開しているのではなく,隣国への呪詛を祈祷している。
というわけであるが,それよりも(隣国のことよりも)自国のことに心配事はないのか? 近隣国の「政治や経済の程度」よりも,もっと「質の悪い,根の深い」自国における政治・経済的な疾病の具合は,日本の社会のなかにいくらでも現象している。そのような事実はそっちのけで,他国のことをあれこれやっつけるのもいいが,多少は自国の問題・課題・難題にも筆先を向ける余地もありそうなものである。
要は『Hanada』という雑誌は,自国ナルシズムのためであれば,四方八方に向けて他国侮辱・罵倒論を噴射することが,基本の編集方針であるかのように観察できる。
b) つづいて広告で観ることになるが,『サンデー毎日』2017年1月1日号の記事目次は,この画像だけをよく観てもらうことからしてすでに,安倍晋三君には面白くないものばかりが出ている。なかでも「落とし穴にはまった『安倍外交』『プーチン皇帝』のたくらみ」という見出しは,『Hanada』が晋三のことを《稀代の戦略家》と空中にまでもちあげた,いうなればその「デッチ上げ記事」の架空性,換言すれば,その事実性=実証性のなさを突いている。(画面 クリックで 拡大・可)
c) さらに『週刊朝日』2016年12月30日号の記事目次は一部分しか写っていないが,関連する場所を切りとってみた。左側には「安倍首相がプーチン大統領の『忠犬』になった山口の夜」という見出しがあり,このすぐそば(その左側)には「オスプレイ墜落 沖縄の
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この2つの記事,12月に入って大きくとりあげられた出来事と事件であった。いま,安倍晋三が日本国の首相としてこの師走にやってきたことといえば,ロシアに対しては,国民の税金が回りまわってむしりとられる「経済共同開発」事業の提供,アメリカに対しては軍用機の危険な事故を起こされても,ろくに抗議すらできない「へっぴり腰対応の再演技」である。
もっとも,安倍におけるこの種の腰抜け状態は,国民側には悟られたくないものゆえ,アメリカに対する態度は「ひたすら黙認・追従の政治姿勢」になっている。
『サンデー毎日』の見出しには「『1月』奇襲解散の虚実」という記事もあるが,本当の奇襲攻撃(日本政治の根幹からの改革)が75年ぶりにできそうだという予感は,正直いって全然ない。『日本経済新聞』朝刊(4面)には「自民幹事長『もっとましだと思った』日ロ首脳会談」という記事も出ていた。
自民党の二階俊博幹事長は〔12月〕19日,札幌市内で講演し,安倍晋三首相とプーチン・ロシア大統領の会談について「物足りない」と不満を表明した。「昔(の日本外交)に比べれば評価すべきだが,突っこんだ話が必要だっこの記事は,二階俊博幹事長(御年77歳)でなければ吐けない「安倍晋三首相への不満」を紹介しているが,ほかの自民党議員たちであったら,この程度の評言をひと言でもいっただけで,安倍晋三にはにらまれる違いない。そのせいで彼らはなにもいえないでいる。た。もっとましなことができると思った」と語った。
同時に「(ロシア側は)このぐらいのことで日本が喜んでいると思ったら大間違いだ」と強調。先の大戦時のソ連による対日参戦を念頭に「ひと言,おわびをいってもらうぐらいのことがあってもよい。日本が堂々と要求するということで初めて交渉になる」とした。
出所)画像は二階俊博,http://www.sankei.com/politics/news/161014/plt1610140027-n1.html
首脳会談については「平和条約問題を解決する真摯な決意をたがいに表明し,いちおうの成果があった」としたうえで,「けちをつけるようで悪いが,正しく評価しなければいけない」と指摘した。〔共同〕
⇒ここで,参照したい本日における他のブログの記述。「オスプレイ墜落事故を安倍首相のハワイ慰霊訪問阻止につなげよ」『天木直人の BLoG』(2016年12月20日)。③ 本日の「朝日川柳」(山丘春朗選 『朝日新聞』2016年12月20日朝刊)
以下に,引用・紹介する川柳は,いずれも秀逸である。選者の寸評(△)は,すぐそば(次行)に移動させておく。☆は選者の評価。この「朝日川柳」の下に出ている「かたえくぼ」も画像で右側に添えておく。
★-1 安倍さんが道化に見えた二日間(神奈川県,石井 彰)
★-2 鴨鍋(かもなべ)が最高だったとプーチン氏(埼玉県,西村健児)
△ 一,二句 日ロ会談総括。
★-3 マスコミがオオカミ少年してるだけ(茨城県,岩屋彩子)
△ 大山鳴動して…。
★-4 一強も世界(そと)ではとんと歯が立たず(福岡県,河原公輔)
△ 三句,四句 驕(おご)ってばかりで。
★-5 沖縄を内弁慶が苦しめる(大阪府,佐藤隆治)
△ 五句 オスプレイも飛行再開。
★-6 この一年問題ないで耳にタコ(神奈川県,和泉まさ江)
△ 六句 官房長官の常套句(じょうとうく)。
★-7 ☆揶揄(やゆ)できる自由まだあり年の暮れ(埼玉県,原田大吉)
△ 七句 憲法ありがたし。
④ 仮に2017年1月に衆議院解散総選挙があったらどうなる
つぎに紹介するのは,昨日〔2016年12月19日〕に公表していた文章〔の一部分〕であるが,本日における内容につなげるべき記述として活用し,再掲する段落である(既読の人はここからは読まなくもいい段落である)。来月に選挙が実施されたら,あなたはどの党・その誰に投票するのか? 参考になる中身がきっとなにかあるはずである。
◆「嫌いじゃなくて 大嫌いなのが安倍首相!」◆
(『半歩前へⅡ』2016/10/22 00:06)
1)「安倍総理,好きですか? 嫌いですか?」
森本毅郎のTBSラジオの人気番組が「安倍総理,好きですか?嫌いですか?」をテーマに視聴者の声を拾った。瞬く間に1204通もの返信が届き,想像以上の反響に関係者が驚いていた。
その内訳がすごい。安倍が「好き」が16%で,「嫌い」が84%だった。1204通のうち実に1011通が「嫌い」と書いて,その理由をメールやファックスで送信した。
これは「私のブログのテーマにピッタリだ」と思ってICレコーダーで録音しておいた。やはりナマの声は本音が出て面白い。イヤホーンで聴きながら音を起こした……(以下,省略)。
「その1,鎌ヶ谷市51歳の女性」
大嫌い。嫌いじゃなくて大嫌い。外面(そとづら)がよくて,内面(うちづら)が悪い。海外にはいくらでもカネををばら撒くのに,国内では予算を減らしてばかり。
自己愛が強いのか,批判されるとブチ切れて,相手を攻撃する幼児性。答弁も論点をずらして,はぐらかしてばかり。なぜこんなボクちゃんが,わが国のトップに長いこといるのか分からない。みこしを担ぐのに軽い方がいいということでしょうか?
おじいさま(岸 信介)の呪縛に捕われて改憲に心血を注ぐ。これが日本をまた「戦争へと向かわせるのではないか」と不安でたまりません。自民党のみなさん,いまのままでいいの? 本当に,この国のことを考えているの,といいたいですよまったく。
「その2,川口市の49歳の男性」
大嫌い。社会保障などやって欲しいことをひとつもやらないくせに,戦争のできる国造りや原発再稼働など,頼んでもいないことばかりやるので腹が立ちます。また,批判されるとすぐブチ切れて,暴言を吐くなど国会でも戯輪が成立せず,幼児さそのものが呆れてしまいます。
(森本。やっぱり,そういうところを思っているんですよみんな,ね)
なにをいっているのかよく分からない滑舌の悪さや,冴えないヌボーとした表情をみていると,ものすごく不快。最近では,テレビで顔をみているだけでストレスになるのでニュースもほとんどみなくなってしまったぐらいです。心の底から本当に大,嫌いです。
(森本,なんでこんなに大嫌いって,大がついちゃうのかな)
註記)http://79516147.at.webry.info/201610/article_174.html,2016/10/22 00:06
「その3,さいたま市の66歳の女性」
はたして好きな人,っているんでしょうか? 私は大嫌いというよりも,顔をみたり,声を聞いたりするだけで,気分が悪くなるほど嫌悪しております。政策内容はともかく,この人のしゃべりのひどさは言葉もありません。滑舌が悪いといわれていますが,具体的に指摘したり,注意したりする人がメディアにもいないのかと残念です。
この人の口から発せられるのは「いわば・・・」「・・・ですね」ばかりで,時に意味不明な「いまいます」。「か」行が苦手なようで「わが国」といえず,「わあ国」。前のめりの政策だけでなく,言葉も早口で,とにかく落ちつきがない。
(森本→言葉つきが問題だって,いうことですねー)
「その4,茨城県の42歳の男性」
安倍総理は嫌いです。
(森本→やっと大がとれた)
油断してニュースをみていると,画面に映るので困ります。
(森本→消すんですかもしかして)
三権分立を理解していないような発言には呆れるばかり。そのトンチンカンが語る憲法改定が「改正」ではなく,「改悪」と言うのは明白です。国会のヤジにも品性,品格のなさを感じます。
(森本→みんなこの,安倍さんの国会でヤジったりするのが不愉快なんでしょうね)
「その5,新宿区の女性の方」
結論嫌いです。理由は五輪招致のさいのアンダーコントロールや,安保法制議論のさいの「絶対」に戦争に巻きこまれることはない,といった根拠のない無責任な発言を堂々とするところに誠実さのなさを感じます。結局,改憲を最終目標にして目立つ場所にたびたび登場したり,パフォーマンス的な言動が多いので信用できません。
(森本→福島もアンダーコントロールではなかったですよ現実に。それから「絶対」になんていうのはありえない。だから「絶対」になんていう言葉を軽々に使うというのは問題なんですよね)
註記)http://79516147.at.webry.info/201610/article_173.html,2016/10/22 00:03
「その6,豊島区の27歳の男性」
僕は安倍総理が嫌いです。理由はあまりに貧困層をはじめとする社会的弱者に対する想像力が欠けているためです。一億総活躍だとか,美しい国だとか,まるで某大手広告代理店のコピーライターに書いてもらったようなキャッチフレーズに思いを馳せ,その言葉が,地に足が付いていない政策ばかりです。
補注)安倍晋三君においては「社会的弱者に対する想像力が欠けている」のではなく,より正確にいえば,それとは「無縁の世界に住んでいた」ゆえ,理解できる範疇の外にしか「それがない」。それにこの安倍君は,それを「理解しようとする姿勢そのもの」が,本来ない政治家である。
いまを必死に生きる若者や子供たち,その保護者世代の気持を配慮することのない発言に本当に腹が立ち,時に強行採決などで権力を振り降ろす姿には恐怖すら感じます。なんだか「私はこんな国にしたい」という気持が先走って,その理想まで追いつけない人たちを「排除」しているようにもみえます。
安倍さんがなにをしたいかよりも,「国民がなにをしてほしいか」を重視してほしいのです。政策を実行するために犠牲となる人の生活まで想像力を働かせ,十分な議論を重ね,慎重に決断してほしいのです。
(森本→弱者に冷たい,という印象が強い。具体的な政策でも社会保障の問題でも切り捨てていく。これは冷たいなと思いますよね)
「その7,新宿区の57歳に女性
大嫌いではないけど嫌い。女性が活躍する社会を,と声を大にしていっているけれども,女性を大事にはしていない。働きたくても(こどもを)保育園に入れられない。アメリカにばかり気を使い,顔色ばかりうかがっている。アッ嫌いじゃなかかった。やっぱり大嫌いだった。
(森本→ここは女性に冷たい,弱者に冷たいということですね)
註記)http://79516147.at.webry.info/201610/article_179.html,2016/10/22 13:53
「その8,柏市の女性」
大っ嫌いです。ペテン師でしょう。アンダーコントロールというウソで五輪を誘致しました。決まったことを反故にする時は「新しい判断」,という詭弁を使います。国民の命と財産を守るといいながら,原発再稼働・安保法制・特定秘密保護の強行採決。ていねいに説明するとおっしゃいましたが,一度でもまともに実行したでしょうか?
(森本→自分のやろうとする意志を通そうとするために,そういう論理を組み立てちゃう。だから,そういう風に強引にもっていってしまうのかとなってしまう)
(伊藤洋一→野党の意見をバカにするようなところがありますよね。あれが気にかかりますよね。野党の議員が質問しても,上から目線で小バカにしたようにせせら笑う。あの態度はよくないですよね)
「その9,横浜市の57歳の男性」
好きな人はとり巻きと,自民党員だけじゃあないですか? 名前ばかりのアベノミクスで儲けた人間は好きかもしれないけれども,消費税を上げて福祉などに充てるといったのに消費税を上げない責任は,なぜとらないのか? 福島原発がアンダーコントロールだなんてウソばかり。石破さんが変えてくれないかなあ。
(伊藤→石破さん,変えられますかね?)
補注)その「とり巻き」「自民党員」でも,無理して,権力者である安倍晋三君を「好きということにしている」だけではないか? この点はなにも安倍に対する関係に限らず,権力者に対しては誰でも,そのように対する場合が多いはずである。
「その9,習志野市の50代の男性」
大,嫌いです。外国での振る舞いや話し方はていねいなのに,国会党首討論や記者会見でのしゃべり方はとても荒っぽい。とくに民進党や野党の質問に対しては上から目線,かつ,横柄な感じでみていて気持のいいものではありません。
また,都合の悪い質問には逆質問で返したり,はぐらかしたような答弁にはまったく好感がもてません。
民主党政権時代の失態の追及・比較ばかりでなく,自民党政権になってからどうなのか,自分の言葉できちんと丁寧に説明してほしいのです。いつも「ていねいな説明」といってますけど,みていてとても感じのいいものではありませんよ。
註記)http://79516147.at.webry.info/201610/article_178.html,2016/10/22 13:47
「その10,相模原市の55歳の男性」
死ぬほど嫌いです。かつてこれほど嫌いになった人物はいないというほど,とにかく本当に嫌い。なにが嫌いってあの,切れやすい性格です。自分に対して「反」という意思を示す者に対して,あれほど露骨に切れた方。あんな性格で,本当に有事のさいに冷静な判断,対処ができるんでしょうか? 彼のプッツンで日本国民が総巻き添えなんてのはゴメン被りたいものですが,しかし,可能性が十分にあるでしょう?
(伊藤→切れやすいところは自民党内からも出ていることは確かなので,でも,治らないんでしょうね。あれはね)と,ここまでは嫌い派を紹介してまいりました。安倍さんを「好きだ」と〔次段で紹介する事例のように〕いう方がいらっしゃるんですよ。(森本)
「その1,文京区の女性」
嫌いではないですが,とにかくなにかをなしとげたいと一生懸命で,焦って,気持に余裕がなく,周りがみえなくなっているところが自分にそっくりです。このままでは本当に大事なものを見失ってしまいそうで,首相としての器ではないのでしょうね。近所の人のいいおじさんだったらよかったのに,みていて痛々しいです。
(森本→これ,好き? どっちなんでしょうね。伊藤→不思議に思いましたよ)
「その2,小平市の女性」
安倍首相,所信表明演説中の自民党議員の規律,拍手。とっても怖く感じました。でもテレビで映っていると,ついみてしまいます。認めたくないんですが,好きなんだと思います。
(森本→これもよくわからんなあ。伊藤→曖昧な好きがおおいですね。大嫌いが多かったのに比べて随分,違いますね)
「その3,もう1人」
人相に悪さがない感じです。人相悪いヤツいるじゃないですか。麻生さんとか元総理の森さんとか,いかにも悪いことしてます,って顔してる。性格の悪さって顔に出ると思うので安倍さんはよくいえば人のいい顔してる。でも,頼りない。
(森本→なんだか好きの方の理屈がよく分からないな)
http://79516147.at.webry.info/201610/article_177.html,2016/10/22 13:44
補注)人相が「悪い」という1点に合わせて広い意味でいえば,麻生太郎も森 喜朗も,そして安倍晋三も基本的には同じ。ただその悪さが別種類なのであって,それぞれなりの中身をもっている。安倍晋三君の場合も表面(顔面)には,それなりにその悪さがよく反映されている。
2)「安倍嫌いが84%でなぜ内閣支持率5割?」(『半歩前へⅡ』2016/10/22 19:48)
安倍総理が「好きか? 嫌いか?」とTBSラジオの森本毅郎の人気番組が,リスナーに問いかけたところ,なんと回答を寄せた1204通のうち,実に1011通が「嫌い」。つまり84%が「嫌い」で,安倍が「好き」はわずか16%だった。これについて早速,こんなコメントが届いた。「TBSやってくれましたね! 的を射て痛快でした! しかし,これが実際の政治に反映されないって,いったいなぜでしょう?」
疑問はもっともだ。安倍内閣の支持率は50%前後で高止まり。84%が「嫌い」なのに,どうして? この落差はなんだと多くが首をひねる。これが問題なのだ。たしかに支持率は高いが,安倍晋三が「好き」で支持しているわけではない。ほかに適当な者が見当たらないので「消去法」で結果的に,安倍が残ったという図式だ。つまり「受け皿」がない状態が問題なのである。
出所)左側画像は,http://tostrich.blog.fc2.com/blog-entry-786.html
「好きで安倍晋三を支持しているわけではない」という現実を,ほかの自民党議員も野党議員もしっかりと受け止め,反省すべきだ。安倍に代わる選択肢の「提示」を有権者はいま,一番望んでいる。安倍の独走を許しているのは不甲斐ない与野党の議員たちだ。自民党議員は,安倍から政権禅譲を期待せず,勇猛果敢に政権の座を奪いにいかねばならない。
野党は本気で政権を担う気があるなら,政党を合流させるぐらいの迫力をもたねばならない。重箱の隅を突っつくようなことばかり議論せず,護憲・専守防衛・脱原発で合意できたらまとまるべきだ。鹿児島に続き,新潟県知事選でも証明された。「原発反対」をかかげて選挙を戦えば,野党は必らず勝てることが証明された。原発の核爆発による放射能の恐怖を国民は深刻に受けとめている。
原発については国民の6割以上が反対だ。もう,政府の安全神話は通じない。東京新聞は原発処理に最低でも30兆円以上必要と試算した。ひとたび破裂すれば人間の手に負えない魔物が原発だ。こんな危険な原発をやめさせようと「ストップ・ザ・原発」を争点にして選挙を争えば,弱者の敵である安倍政府を倒せる。
機をみるに敏な小泉純一郎はここ数年,原発反対を訴えているが,彼は安倍晋三と同様,原発を推進した男だ。それを忘れてはならない。小泉などの手を借りなくても,私たちが本気で野党といっしょに立ち上がれば,政権を打倒できる。新潟では短期間に無名の候補を知事に押し上げた。住民が立ち上がったからである。本気になって戦ったからである。やればできるのだ!
註記)http://79516147.at.webry.info/201610/article_180.html
最近の国政選挙における「全有権者に対する自民党の得票率」は2割5分である。それなのに,国会における実勢力を利用して安倍晋三が実際にやっている政治は,独裁的なそのものである。怒らない国民(有権者)のほうがおかしいのではないか? その点でいえば,韓国国民の朴 槿恵に対する態度にあえて関連させていうと,あちらのほうが,日本国民の安倍晋三に対する態度よりも「勝っていて,進んでいる」のではないか? これは両国における「低次元の比較問題」であるが……。
コメント
コメント一覧
シリアでの 細かい指示をしていた。
あいかわらず 遅刻常習犯などと 報道する 日本タブセ
実質的外務大臣は日米密約を継ぐ日本NSA谷内局長!
クリルに 米軍基地の計画があるのかとロシアは尋ねた。
否定せず。 肯定もせず。
クリルに米軍基地設置の計画があった
オームのロシア国家転覆計画は公にしないことで幕引きか?
https://youtu.be/EM7EBl43CnI?list=PL306CCA134287EE3E