【巨人】元投手・加藤初さん死去 66歳、直腸がんで…72年新人王、76年ノーヒッター
2016年12月20日12時13分 スポーツ報知
巨人は20日、元巨人投手の加藤初氏が12月11日に直腸がんのため66歳で死去していたと発表した。妻・和江さんを喪主として、通夜、葬儀はすでに執り行われた。
加藤氏は1949年12月20日、静岡県出身。吉原商から亜大に進学したが中退し、社会人の大昭和製紙を経て、71年ドラフト外で西鉄に入団。1年目の72年に17勝16敗、防御率3・95で新人王に輝いた。
76年には巨人にトレード移籍し同年4月の広島戦でノーヒットノーランを達成、その年に15勝を挙げるなど、巨人でも2ケタ勝利を4度マークした。オールスターゲームは6度出場。
プロ19年間で490試合に登板し、141勝113敗、22セーブ、防御率3・50。90年限りで現役引退し、巨人や西武、韓国プロ野球などでコーチを務め、手腕を発揮した。
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