スイス イスラム教徒の施設で発砲 3人けが
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スイスの最大都市、チューリヒにあるイスラム教徒の施設で、何者かが銃を発砲して3人がけがをし、警察は逃げた男の行方を捜査しています。
スイス、チューリヒの警察によりますと、市内中心部にあるイスラム教の施設で19日、何者かが銃を発砲し、その場に居合わせた30歳から56歳までの男性3人がけがをしました。
警察によりますと、目撃情報などから、発砲したのは30歳くらいの男と見られていますが、警察官が駆けつけたときには逃走していたということです。
事件の背景など詳しいことはわかっておらず、警察は周辺一帯を規制して、逃げた男の行方を捜査しています。地元メディアは、この施設がイスラム教の礼拝にも使われていて、事件当時はアフリカ各国からの移民およそ15人が集まっていたと伝えています。
スイスには人口の5%に当たるおよそ40万人のイスラム教徒が暮らしているとされますが、州の中にはイスラム教徒の女性が公共の場でベールで顔を覆うことを法律で禁止するところもあるほか、右派政党などがこれを全国レベルに広げようと署名活動を続けるなど、一部でイスラム教徒への風当たりが強くなっています。
警察によりますと、目撃情報などから、発砲したのは30歳くらいの男と見られていますが、警察官が駆けつけたときには逃走していたということです。
事件の背景など詳しいことはわかっておらず、警察は周辺一帯を規制して、逃げた男の行方を捜査しています。地元メディアは、この施設がイスラム教の礼拝にも使われていて、事件当時はアフリカ各国からの移民およそ15人が集まっていたと伝えています。
スイスには人口の5%に当たるおよそ40万人のイスラム教徒が暮らしているとされますが、州の中にはイスラム教徒の女性が公共の場でベールで顔を覆うことを法律で禁止するところもあるほか、右派政党などがこれを全国レベルに広げようと署名活動を続けるなど、一部でイスラム教徒への風当たりが強くなっています。