小倉智昭キャスター、水素水は「僕も飲んでいます」
フジテレビ系情報番組「とくダネ!」(月~金曜・前8時)が20日、独立行政法人国民生活センターが「容器入り及び生成器で作る、飲む『水素水』―『水素水』には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です―」と15日に発表したことを取り上げ、小倉智昭キャスター(69)は「僕も飲んでいます」とコメントした。
番組では国民生活センターが「水素水には公的な定義等がなく溶存水素濃度も様々です。また、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届出されたものは、現在のところありません」「販売元等のホームページや直販サイト、商品のパッケージに、飲用により健康保持増進効果等があると受け取れる記載がありました。医薬品医療機器等法や健康増進法、景品表示法に抵触するおそれがありますので、表示の改善を要望します」としていることを紹介した。
それを受けて小倉キャスターは「僕も水素水飲んでいますけれど。期待して飲んでいるっていうだけで、普通の水を飲むよりもひょっとしたら何か効果があるかも分からないなくらいの期待感しかもっていない」とコメント。さらに「水素水ってパッケージが問題で、やわなパッケージだと抜けていくんですよ。どんどんね。キャップを開けて飲んでまた締めて、何時間後にどのくらいの数値が落ちているかとか全部データを取っている会社があるくらい。それだけにパッケージが値段が高くなるので、水素水そのものも値段が高い」となどと話した。
それに対し、東大理科一類に進学して東大工学部を卒業した菊川怜(38)は「こういうのって結局私たち混乱しちゃって、えっどっちなの? ちょっとは期待していいの? でも科学的データはないので混乱しちゃうので、やっぱりちゃんと科学的なデータを出して欲しい。知りたいなと思っている人は多いんじゃないですかね」と冷静なコメント。
すると小倉キャスターが「でもマイナスイオンも始めはいろいろ言われて、遠赤外線なんて効果あるのかとかいろいろ言われて、後からなって根拠の裏付けが出てくるじゃないですか。初めはひょっとしたら無害なわけだから飲んでいたら何かいいことがあるかも分からない」。
その小倉キャスターのコメントにかぶせるように菊川は「その分、普通のより値段が高いところに自分がどうそこにお金出すかってことですよね」。
最後に小倉キャスターは「お金出している分、ちょっといいことあるかも分かんないと思って飲むのが一番いいかもわかんないね」と締めて、このコーナーを終えていた。