こんにちは、Nexus 5ユーザのNAEです。
2013年発売の当時最新機種であるNexus 5を大事に使い続けています。
ときどき壊れるような動きをすることがありますし、分解修理もしてるので保証も受けられない状態ですが、現役です。まだ使っている人どれくらいいるのかな?
参考:スマホが壊れた!再起動をくり返す故障の原因は接触不良かも?分解修理してみた(Nexus 5) - NaeNote
さて、TwitterでNexus 5のAntutuベンチマークスコア最新版が知りたいという話題を見かけたので、
- 2016年12月19日時点のNexus 5のAntutuスコア
- Antutuスコア、約5万点の肌感覚
を記録しておきたいと思ったのですが・・・
よく調べてみると実はAntutuスコア5万点、2016年の売れ筋ミッドレンジスマホと同じくらいのスコアだったんです。
売れ筋のスマホが気になるけど使い心地や肌感覚がわからない。そんな人の参考になれば。
今回はそんなお話。
- Nexus 5の状態と、Antutuアプリのバージョン
- Antutuスコア計測結果
- Antutuスコアを見る時の注意点
- Antutuベンチマークスコア約5万点の使い心地、肌感覚
- 同じようなAntutuスコアの売れ筋スマホ
- まとめ:3DCGゴリゴリのゲームをしないならAntutuスコア5万点あれば十分
Nexus 5の状態と、Antutuアプリのバージョン
はじめに、どのような条件でAntutuスコアを計測かを書いておこうと思います。
Antutuアプリのバージョンはv6.2.6。2016年12月19日時点の最新版です。
Nexus 5の状態は下記スクリーンショットの通り。ストレージの逼迫はありません。
スクリーンショットに載っていない情報は以下のとおり。
- 2014年9月に1ヶ月使用した新古品をネットオークションで購入
- 2016年6月に電池パックを交換(Amazonでこちらの互換品を購入)
- root化なし
Nexus 5を充電器から外し、涼しい場所(冬の窓際)に置いてAntutuアプリを実行しています。
Antutuスコア計測結果
Antutuスコアは49221でした。その他スコア詳細は以下の通りです。
Antutuアプリ内のランキング的では50位でした。
トップランカーはこちら。iPhone 7とiPhone 7 Plusは17万点台を叩き出しています。Nexus 5の3倍以上ですね。
ちなみにその他の名の知れた端末でいうと
- 13万点代プレーヤー
- Xiaomi Mi 5
- Galaxy S7 Edge
- iPhone 6S
- iPhone SE
- LG G5
- 9万点代プレーヤー
- Honor V8
- Huawei P9
- 8万点代プレーヤー
- Galaxy Note 5
- iPhone 6
- 7万点代プレーヤー
- Nexus 6
- 6万点代プレーヤー
- iPhone 5S
といった感じ。詳細な点数やランキングはAntutu Benchmarkアプリからどうぞ。
Antutuスコアを見る時の注意点
Twitterで教えてもらったのですが、Antutuはアプリのバージョンアップで評価項目が変わるそうです。
そのため2013年、2014年、2015年あたりの記事と今回の記事でスコアが大きく変化している可能性があります。
また本記事用の測定環境(再起動直後、涼しい環境)でなく、他アプリも実行中かつAntutuアプリをインストールした直後の状態でAntutuテストを実行したときのスコアは37885でした。
一言でAntutuスコアと言っても、アプリのバージョンや環境いかんで1万点くらいはブレる可能性があることがわかりました。
Antutuスコアを公開しているサイトを見る際は、テスト時の条件や環境についても確認する必要がありそうです。
Antutuベンチマークスコア約5万点の使い心地、肌感覚
Antutuスコア約5万点と言われても使い心地や肌感覚ってわかりづらいですよね。
以下、Nexus 5の場合の使い心地と肌感覚について書いていきます。
まずLINEやFacdbook、InstagramなどのSNS、乗換案内などのユーティリティ系の普段使いアプリ、日本語入力がカクつくことはほぼゼロです。
ゲームについては、これまで遊んだことのある範囲内ですが2D系のゲームなら基本ヌルヌル動きます。Clash of clan程度の3Dなら全く問題のないレベル。
ただしポケモンGOや白猫プロジェクトくらいの3DCGゴリゴリゲームとなると正直つらいです。
熱対策をしないとすぐに処理落ちしてカクつきます。詳細は下記の記事からどうぞ。
参考:ポケモンGOのスマホ発熱対策まとめ:Nexus 5で快適プレイするにはスマホを冷やすこと - NaeNote
ゲーム以外で気になる点で言えば、ブラウザのJavaScriptの実行速度が気になることがあります。
たとえば当ブログの記事タイトル下に配置しているSNSシェア数(「このくらいシェアされています」の数字)。JavaScriptで取得しているのですが、iPhone 6でアクセスしたときとNexus 5でアクセスした時で数字が表示されるまで2〜4秒ほどの差があります。
またiconDecotterのようにJavaScriptゴリゴリで組まれているWebサイトではラグがかなり激しくレスポンスが遅いため、サクサク使うのは難しいと感じます。
同じようなAntutuスコアの売れ筋スマホ
Nexus 5のAntutuスコア5万点というのは、2016年12月19日現在「売れ筋」と言われているミッドレンジスマホと非常に似た性能をです。
たとえば下記サイトでは今回計測に利用したAntutu Benchmark v6.2.6を使って有名ななミッドレンジスマホのAntutuスコアを計測しているのですが・・・
参考:P9 lite(HUAWEI) VS ZenFone 3 スペックの違い、ガチ比較! - ZenFone 3(ASUS)まとめWiki
Nexus 5の計測結果と並べてみましょう。(全体スコア/3Dスコア)
- Zenfone 3:62852 / 12792
- P9 lite:53775 / 9759
- Nexus 5:49221 / 8718
- Zenfone 3 Laser:44000 / 9210
- Zenfone 3 Max:40580 / 4240
全体スコアはいい勝負していますね。3Dの処理性能が若干劣勢ではあるものの、別格のZenfone 3を除けば善戦しています。
P9 liteやZenfone 3 Laserの使い心地を測る際に本記事が役に立てば幸いです。
なおAmazonでベストセラー1位のP9 liteですが、さまざまな格安SIM会社で割引プランが展開されています。
- LINEモバイル:2016年12月21日(火)まで10,000円引き
- 楽天モバイル:2017年1月13日(金)まで最大15,000円引き
- UQ mobile:端末アシスト利用、2年縛りで実質5,000円
ちなみに一括購入の場合の最安値は、楽天モバイルで通話SIMセットで申し込んだ場合の14,990円でした。
サービスの詳細は下記ページからどうぞ。
まとめ:3DCGゴリゴリのゲームをしないならAntutuスコア5万点あれば十分
以上、
- 2016年12月19日時点でのNexus 5のAntutuスコア
- Antutuスコア5万点弱の肌感覚
- 同じような性能の売れ筋スマホ
- Antutuスコアを見る時の注意点
をまとめてみました。
スマホ選びでAntutuスコアが気になった方の参考になればと思います。
ちなみにNexus 5は、発売当初の2013年12月は最高スペックのGoogleリファレンス機でした。しかも価格が3万円台と安く、名機として名高かったのです。
とはいえ時代の波には勝てないもの。最新のハイスペックスマホには到底敵いませんね。