唐突ですが、猫カフェって行ったことありますか?
猫と触れ合えて、心安らぐひとときを味わうことができる猫カフェ。
ぼくも42店舗(記事を書いている現在)ほど行って、猫と遊びまくり、写真を撮りまくってきました。
猫カフェは良いです。
でも、猫に触ろうとしたら嫌がられたり、おもちゃで懸命に気を引こうとしてもまったく興味をもってもらえなかったりしたことがある方は多いはず。
猫カフェの猫はそんなもんだよな…なんて思って諦めてはいけません!
今回紹介する、保護猫カフェの猫たちはめちゃくちゃ人懐っこいんです。
おもちゃを持っただけでネコパンチをしてきたり、膝の上に乗ってきて寝始めたりと、すごく人との心の距離が近い保護猫カフェの猫たち。
今回はそんな保護猫カフェの5つの魅力と、ぼくが実際に行ったおすすめの保護猫カフェ9店舗を紹介していきたいと思います。
保護猫カフェ5つの魅力
魅力その1:おもちゃにめっちゃ食いついてくれる
もともと人に飼われていた猫たちは、なんというか寂しがりな猫たちが多いような感じがします。
おもちゃを持っただけで、「早く遊んで遊んで!」って感じで目がまんまるになるこもいて、心がキュンキュンします(今年35才)
子猫はほとんど例外なくおもちゃが好きですが、成猫でもおもちゃが好きなこは結構いて、1つのおもちゃに3.4匹が群がってくることも。
魅力その2:甘えてくる猫が多い
足にすりすりしてきたり、撫でてー!って感じで目の前でごろんとしてきたりするこもいます。
普通の猫カフェだとあまり見ない光景ですよね。
膝の上で寝るのが好きなこたちも多く、ぼくの膝の上で2匹が丸まって寝てることもありました。
適度な重さと暖かさ、そして呼吸を感じるお腹の動き…。
気がつくと自分もまったりしすぎて寝ていることもしばしば。
魅力その3:子猫が意外と多い
保護猫というと、いままで飼われてたのに捨てられてしまった猫を保護するというイメージがつよいかもしれません。
ですが、子猫の状態で捨てられる場合も多く、保護猫カフェには子猫もたくさんいます。
まだ小さいねこが、一生懸命にひざの上に登ってくるのはかなりかわいいです…!
魅力その4:入場料が猫たちの保護活動資金になる
ほとんどの保護猫カフェは、お店に支払う料金の一部が、保護猫活動の資金になるようです。
お店に行くだけで、猫の保護活動に参加できるというのはかなり有意義ですよね。
料金自体は普通の猫カフェと変わらない、もしくはもっと安い場合もあります。
魅力その5:猫を飼いたくなったら里親になることもできます
保護猫カフェの猫たちは、里親として引き取ることができます。(一部店舗で例外あり)
猫を飼いたいけど、どうしようかな…と迷っている方はぜひ保護猫カフェに行ってみてください。
里親を募集してると言っても、カフェに行ったら里親になることを進められるというわけではないので、ただ猫カフェに行きたいかたも安心です。
そもそも保護猫カフェってなに?
保護猫というのは、野良猫や迷子猫、事情があって飼育できなくなって保護された猫たちのことです。
動物の愛護と適切な管理というサイトで発表している猫の引取件数は、平成27年度の場合、90,075匹です。
そのうち殺処分になったのが、67,091匹にものぼります。
こんなにも殺されてしまっているのが現状です。
しかも引取りの内訳は、飼い主からがなんと16%にものぼります。
所有者不明は残りの84%ですが、こちらにも飼い主が捨てたりしたのも含まれているはず。
(参考:動物の愛護と適切な管理)
そういった猫たちを保護している方々がおり、保護猫カフェとして経営されているわけです。
ぼくのおすすめ保護猫カフェリスト9店舗
ぼくが実際に行ったところを厳選して、リストにしてみました。
それぞれのレビュー記事もあるので、参考にしてみてください。
※順不同
※店名をクリックすると、それぞれのレビュー記事にいきます。
新中野にあり、新宿からは丸の内線で5分くらいで行くことができます。
部屋に入ったとたん、猫たちがおっきたきた!って感じで寄ってきてくれました。
撫でてアピールがわかりやすいこもいて、猫との距離感がいい感じに近いお店です。
将棋教室と同じ建物にあるちょっと変わった猫カフェ。
戸越銀座なので、商店街で食べ歩きをしつつ、ミャーオ!に行くというデートコースがオススメです。
おもちゃで遊んだときの興奮度合いがハンパなく、いい感じに体力を使います笑
浅草橋にあるKei'sは、獣医師さんがやっている猫カフェです。
すごくまったりした雰囲気の店内で、猫たちもまったりしています。
ぼくが行ったときはみんな寝てました笑
そんな自由気ままな感じも魅力の一つです。
猫のことをかなり考えているため、ルールはちょっと厳し目ですが、その分猫たちの人懐っこさもスゴいです。
膝の上に2匹同時に乗ってくるくらい、フレンドリーな猫たちでした。
こちらも雰囲気的にはのんびり&静かという感じになります。
ぼくが行ったときにいた猫たちはみんな個性的で、甘えてくるこ、遊びたいこ、怖がって遠くから見てるこなど様々でした。
一旦こころを許してくれたら、とことん甘えてくる感じのこも居て、なかなか帰りづらかったです…。
ネコリパブリック系列の中では、かなり小さめな店舗となりますが、雰囲気は悪くありません。
ここも個性豊かな猫たちが揃っています。
ネコリパブリックで一番大きなお店がこの御茶ノ水になります。
部屋がいくつかあり、部屋単位で貸し切りもできます。
ここの春之介という猫がまためちゃくちゃかわいくて、膝の上に乗ってくるのはもちろん、ぼくが帰ろうとすると、まだだめ!って感じで頭をスリスリしてきました。
元気でやってるかな…。
テレビでも紹介されたことがあるらしい、浅草のねこ園。
ここの猫たちはかなり元気で、ぼくが行ったときは常に誰かが走り回ってました笑
撫でてアピールをしてくるこが多い印象だった、岩本町のまちねこ。
飲み物が持ち込みOKだったり、おやつの無料サービスがあったりと(日によって違うみたいです)気軽に入れるお店です。
ちなみに男性1人でももちろんOKです
今回紹介した保護猫カフェは男性1人で行っても大丈夫です。
唯一ダメなのが、横須賀にある保護猫カフェ和猫カフェですので、もしそちらに行こうとしている方がいましたら注意してください。
参考:猫カフェに男1人で行くと、拒否されるというハナシは本当なのか。
いろんな人に、保護猫カフェを知ってもらいたい
先程紹介した保護猫カフェは、普通に猫カフェとしても楽しめるお店ばかりです。
ぼくとしては、保護猫カフェという存在がもっと一般的に知ってもらえるようになればなぁと思っています。
それが猫の保護活動に間接的に役立つなら、有意義なことだと思いますし…。
そんなわけで、もしちょっとでも興味がありましたら、ぜひ一度足を運んでみてください!