11月12日、上記の会合に出席した。義務ではないが、県下のワクチン接種を行う医師が出席するので、ホールは8割方埋まっていて、4〜500人の出席と思う。
前半、ワクチン接種の方針や変更等が説明され、次にワクチンについての講演がなされる。
講演
「我が国における予防接種の現状と課題 ー 接種スケジュールをどのように考えるか ー」
川崎医科大学小児科学教授 寺田喜平 先生
このような会でのワクチン接種といえば、小児のワクチン接種のことである。ワクチン接種はいいことで、すべての子供に対する恩恵だというような、すごく楽観的な調子で講演が進められた。
ですから、無効性や副反応の話は殆どない。Hibワクチンで髄膜炎が殆ど見られなくなった、それに対して小児用肺炎球菌ワクチンではあるところ以下には減らなかった、という程度の話であった。
先天性風疹症候群のことに多くの時間が割かれて。普通に聴いたら、妊娠初期に風疹に罹ったら必ず起こる恐ろしいもの、と煽っていた印象を受けた。先天性風疹症候群と先天性障害の鑑別は十分なのか。風疹ウイルスが水晶体細胞に特別に親和性が高いのか。
日本の10〜20代女性の接種率は低いと言っていた。決してそういうことはないだろう。現実には25歳あたりに一つの感染のピークがみられている。ワクチンの有効性が疑われる事態だったと考える。
B型肝炎の話では、涙や汗、唾液にB型肝炎ウイルスが検出され感染力が強いといいうようなことが強調されていた。
しかし、B型肝炎は、媒介物としては、血液の他汗や唾液だとしても、付着する側の皮膚や粘膜が傷ついていなければ感染は成立しないこと、万が一肝炎になっても、ほとんどが回復する、というような事には触れられなかった。
私は今年はどのような質問をしようかと考えていた。緊張するものである。
次のような質問(発言)をした。
「私はワクチン接種でアトピー、喘息、自閉症が増えると考えている。だから、私の孫にワクチンは打たせたくない。母親の中にも自分のワクチンを打たせたくない考えている方がかなりいる。このような方に、小児科医、保健師から育児放棄だと非難が浴びせられたりする。日本の法律では、ワクチン接種は義務ではなく、このような意見は許されるべきだから、あまり圧力をかけて欲しくない。
B型肝炎ワクチンについては、私も30代に打たされたが、直後でも抗体価は上がらなかった。2〜3年前に抗体を調べたらゼロだった。
フランスで1994年、乳児と10代の子供にB型肝炎ワクチンのユニバーサルワクチネーションが行われたが、多発性硬化症の増加で96年に中止になった。このようなことは日本のワクチン導入を決める会議では議論されなかった。また、これを見てイギリスはユニバーサルワクチネーションをやめたわけです。・・・・」
座長「先生の個人的意見だから・・・・・」
「それでは質問ですが、先生はフランスの事例についてどのように考えていらっしゃるか?」
寺田氏「フランスことは知らない」
「訴訟になっているのでぜひ知って頂いきたい。ワクチン接種の圧力をかけないで頂きたい」
寺田氏「私の外来で、年長のかたでワクチン接種を望んで来る方が増えている」
私の他に質問や発言はなく、こんな具合でした。
昨年も発言しているので、会場の医師たちから、またか、と思われているであろう。でも、発言しなかったら、医師たちに、ワクチン接種には問題があるということが意識されなく成るであろう。
この会合でもワクチンメーカーが受付を手伝っていた。WHO、製薬メーカーから見たら、「ほとんどの医師はワクチンの効果や副反応に疑問を持つことがなく、極めて御しやすい」ということだろう。なにせ接種する(販売する)よう、自ら動いてくれるのであるから。
HPVワクチンの場合のように、「問題が有る」、「効かない」ワクチンでも医師は打ちたがるから始末に負ない。
HPVワクチン副反応問題でわかったことは、医師は嬉々としてどんなものでも打ちたがる、さらに、副反応のことを告げると、医師は豹変する、ということである。
打たれる側はよほど用心しないといけない。
。
前半、ワクチン接種の方針や変更等が説明され、次にワクチンについての講演がなされる。
講演
「我が国における予防接種の現状と課題 ー 接種スケジュールをどのように考えるか ー」
川崎医科大学小児科学教授 寺田喜平 先生
このような会でのワクチン接種といえば、小児のワクチン接種のことである。ワクチン接種はいいことで、すべての子供に対する恩恵だというような、すごく楽観的な調子で講演が進められた。
ですから、無効性や副反応の話は殆どない。Hibワクチンで髄膜炎が殆ど見られなくなった、それに対して小児用肺炎球菌ワクチンではあるところ以下には減らなかった、という程度の話であった。
先天性風疹症候群のことに多くの時間が割かれて。普通に聴いたら、妊娠初期に風疹に罹ったら必ず起こる恐ろしいもの、と煽っていた印象を受けた。先天性風疹症候群と先天性障害の鑑別は十分なのか。風疹ウイルスが水晶体細胞に特別に親和性が高いのか。
日本の10〜20代女性の接種率は低いと言っていた。決してそういうことはないだろう。現実には25歳あたりに一つの感染のピークがみられている。ワクチンの有効性が疑われる事態だったと考える。
B型肝炎の話では、涙や汗、唾液にB型肝炎ウイルスが検出され感染力が強いといいうようなことが強調されていた。
しかし、B型肝炎は、媒介物としては、血液の他汗や唾液だとしても、付着する側の皮膚や粘膜が傷ついていなければ感染は成立しないこと、万が一肝炎になっても、ほとんどが回復する、というような事には触れられなかった。
私は今年はどのような質問をしようかと考えていた。緊張するものである。
次のような質問(発言)をした。
「私はワクチン接種でアトピー、喘息、自閉症が増えると考えている。だから、私の孫にワクチンは打たせたくない。母親の中にも自分のワクチンを打たせたくない考えている方がかなりいる。このような方に、小児科医、保健師から育児放棄だと非難が浴びせられたりする。日本の法律では、ワクチン接種は義務ではなく、このような意見は許されるべきだから、あまり圧力をかけて欲しくない。
B型肝炎ワクチンについては、私も30代に打たされたが、直後でも抗体価は上がらなかった。2〜3年前に抗体を調べたらゼロだった。
フランスで1994年、乳児と10代の子供にB型肝炎ワクチンのユニバーサルワクチネーションが行われたが、多発性硬化症の増加で96年に中止になった。このようなことは日本のワクチン導入を決める会議では議論されなかった。また、これを見てイギリスはユニバーサルワクチネーションをやめたわけです。・・・・」
座長「先生の個人的意見だから・・・・・」
「それでは質問ですが、先生はフランスの事例についてどのように考えていらっしゃるか?」
寺田氏「フランスことは知らない」
「訴訟になっているのでぜひ知って頂いきたい。ワクチン接種の圧力をかけないで頂きたい」
寺田氏「私の外来で、年長のかたでワクチン接種を望んで来る方が増えている」
私の他に質問や発言はなく、こんな具合でした。
昨年も発言しているので、会場の医師たちから、またか、と思われているであろう。でも、発言しなかったら、医師たちに、ワクチン接種には問題があるということが意識されなく成るであろう。
この会合でもワクチンメーカーが受付を手伝っていた。WHO、製薬メーカーから見たら、「ほとんどの医師はワクチンの効果や副反応に疑問を持つことがなく、極めて御しやすい」ということだろう。なにせ接種する(販売する)よう、自ら動いてくれるのであるから。
HPVワクチンの場合のように、「問題が有る」、「効かない」ワクチンでも医師は打ちたがるから始末に負ない。
HPVワクチン副反応問題でわかったことは、医師は嬉々としてどんなものでも打ちたがる、さらに、副反応のことを告げると、医師は豹変する、ということである。
打たれる側はよほど用心しないといけない。
。