映画甲子園に関する重要なお知らせ
高校生自主制作映画の大会として2006年に誕生した「映画甲子園」、今年で11回を数えます。この間、300校を超える学校、
1000作品を上回る作品が参加した伝統の大会として、今秋には、朝日新聞で12回の特集が組まれました。
さて、3年前NPO法人映画甲子園が、『過去の「映画甲子園」を引き継ぎ「eigakoushien worldcup」を始めました』として募集を開始したことから、
皆様に誤解と混乱を与えました。名称こそ「eiga worlcup」と変更しましたが、「映画甲子園」と誤解を与える行為は止まず、
ついには、商標「映画甲子園」の権利者である大崎徹哉に対し、いわれのない誹謗中傷をする記事をHPに掲載するに至り、こうした行為を止めませんでした。
言うまでもなく、「NPO法人映画甲子園」は、あくまでも団体の名称であり、他方「映画甲子園」は大会名を表わす呼び名ですので、
商標権者大崎徹哉または同氏の許諾を受けた者しか、「映画甲子園」またはその類似商標を使用することはできません。
私どもは、「映画甲子園」が教育目的を伴った「高校生の大会」であることに配慮し、私どもの主張をHPに掲載せず、
先方に対し記事の削除を申し入れてきましたが解決しないので、同団体に対し、名誉毀損を理由として記事の削除や謝罪等を求める裁判を提起していました。
今般裁判上の和解が成立し、和解に基づき、上記誹謗中傷の記事が削除されると共に、
謝罪文が先方HP(
http://www.eigakoushien.com/index.php)に掲載されましたので、お知らせいたします。
末尾に、和解条項のうち重要な部分と、先方の謝罪文を添付しました。あわせてご覧下さい。
今後とも、皆さまからのご指導を頂きながら一層の努力をし、より良い「映画甲子園」を造ってまいります。皆さまのご意見ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
平成28年11月24日
特定非営利活動法人
学校マルチメディアネットワーク支援センター
理事長 星野 英師
以下、添付資料
【和解条項のうち重要部分】
1 原告大崎徹哉が「映画甲子園」の商標権者であり、原告特定非営利活動法人学校マルチメディアネットワーク支援センターが、商標
権者の承諾に基づき、その業とする役務について、上記商標を利用している
(中略)
2 原告(特定非営利活動法人学校マルチメディアネットワーク支援センター)及び被告(NPO法人映画甲子園)は、生徒及び学校等の教
育機関を対象として、それぞれの役務を提供するに当たり、…(中略)… 商標使用による誤認混同を避けるように努める
注:上記文中の「役務を提供」とは、「映画コンクールを開催」という意味です。(注釈はSMN)
【NPO法人映画甲子園の謝罪文】
下記は、NPO法人映画甲子園のホームページ最下段に掲載された原文です。
(従って、当法人とは、NPO法人映画甲子園のことです。
下線はSMN)
1
当法人は,ホームページ上に「社員・大崎徹哉氏が,定款第11条(2)にあたる『当法人の名誉をき損し,
設立の趣旨に反し,又は秩序を乱す行為をしたとき』に該当する行為を行ったため,除名いたしました。」との記事を掲載しました。
しかし,上記記事につき,双方に認識の違いがありましたので,今般,
上記記事を削除することとし,大崎徹哉氏に対し,つつしんで遺憾の意を表します。
2
当法人は,ホームページ上に「現在,eiga worldcup2014へご応募をされた学校あてに,
学校マルチメディアネットワーク支援センター(以下SMNとする)というところから,
勝手にeiga worldcup2014の名前を騙り,さも関係している団体のような表記で,
独自に表彰をするなどの虚偽を書いた文書を送る妨害行為,迷惑行為が行われております。今回,
皆様の学校あてにおくられた下記の文書,●『第9回高校生映画コンクール受賞のお知らせ』,/
●『第9回高校生映画コンクール"映画甲子園2014"について~受賞作品収録DVDご送付のお願い~』において
eiga worldcup2014に関係しているかのような虚偽表記を行い,
●『第9回高校生映画コンクール受賞一覧』およびSMNのサイトで,
みなさんの学校名や作品名を無断で使い,自分たちが行った大会に,
さも多くの学校から応募があり,その審査をしたかのような表記も行っております。」との記事を掲載しました。
しかし,上記記事につき,双方に認識の違いがあり,また,
上記記事にはSMNがさもeiga woeldcup2014の名称を詐称したかのような誤解を招く表現がありましたので,
今般,
上記記事を削除することとし,学校マルチメディアネットワーク支援センターに対し,つつしんで遺憾の意を表します。
SMN「ぶんかの甲子園」