[PR]

 東山動植物園(名古屋市千種区)で13日、新たに鳥インフルエンザの感染が確認された4羽は、いずれも簡易検査では陰性だった。専門家は「簡易検査の結果だけでの判断は危険」と指摘。同時期に複数の鳥が死んだ場合、早めの対応が必要だという。

 「簡易検査で陰性だったので、(確定検査で)陽性にならないのではという期待があった」

 13日夜、記者会見に臨んだ東山動植物園の黒辺雅実・動物園長はそう説明した。この日、鳥インフルエンザの感染が確認された4羽は、9日に園内で実施した簡易検査でいずれも陰性だった。このうち隔離飼育されていた2羽について、園は13日、鳥インフルエンザの感染を受けた初の殺処分に踏みきった。

 園の対策マニュアルには、死ん…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら