神野勇人、野口憲太 岡戸佑樹 保坂知晃
2016年12月14日07時45分
東山動植物園(名古屋市千種区)で13日、新たに鳥インフルエンザの感染が確認された4羽は、いずれも簡易検査では陰性だった。専門家は「簡易検査の結果だけでの判断は危険」と指摘。同時期に複数の鳥が死んだ場合、早めの対応が必要だという。
「簡易検査で陰性だったので、(確定検査で)陽性にならないのではという期待があった」
13日夜、記者会見に臨んだ東山動植物園の黒辺雅実・動物園長はそう説明した。この日、鳥インフルエンザの感染が確認された4羽は、9日に園内で実施した簡易検査でいずれも陰性だった。このうち隔離飼育されていた2羽について、園は13日、鳥インフルエンザの感染を受けた初の殺処分に踏みきった。
園の対策マニュアルには、死ん…
残り:1289文字/全文:1589文字
新着ニュース
おすすめコンテンツ