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鳥インフルが猛威 過去最大の1450万羽殺処分=韓国

【ソウル聯合ニュース】高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)の感染が猛威を振るう韓国で、家禽(かきん)の殺処分が過去最大の約1450万羽に達することが14日、分かった。

防疫措置を行う当局(慶州市提供)=13日、慶州(聯合ニュース)
防疫措置を行う当局(慶州市提供)=13日、慶州(聯合ニュース)

 韓国農林畜産食品部によると、同日午前0時までに全国257の家禽飼育農家の約1066万9000羽が殺処分されたほか、27農家の約378万羽についても処分を進めている。

 先月16日に全羅南道と忠清南道の農場でH5N6型が検出されて以来、1カ月もたたないうちに1444万9000羽が殺処分されることになる。

 韓国ではH5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが流行した2014年、約200日にわたり当時最多の約1396万羽が殺処分されたが、今回は感染速度が非常に速く、被害の規模も当時を上回っている。

 今季の鳥インフルエンザウイルスの発生地は全国のほぼ全域。現在も新たな届け出が相次いでおり、被害はさらに広がる見通しだ。鶏の被害が最も多く、アヒル、ウズラなどが続く。

 韓国当局は、13日午前0時から48時間、飼育農場の鳥や飼育関係者、運搬車などの移動を禁じる措置を取っている。

sarangni@yna.co.kr

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