ユニクロ2003年に発売を開始し、寒い日の強い味方として定着した保温性に優れる下着「ヒートテック」。株式会社ユニクロが、寒さが厳しくなるこれからの季節に向け、「ヒートテックの効果的な重ね着の仕方」を発表した。
 
ヒートテック1枚着とヒートテックの重ね着(Mサイズの2枚重ね、Mサイズの上にLサイズを着用)2パターンの暖かさをサーモグラフィーで検証。
 

■ヒートテック1枚着(Mサイズ)

ヒートテック1枚着(Mサイズ)
 
 

■ヒートテック2枚重ね(いずれもMサイズ)

ヒートテック2枚重ね(いずれもMサイズ)
 
 

■ヒートテック2枚重ね(下にM、上にLサイズ)

ヒートテック2枚重ね(下にM、上にLサイズ)
 
 
上記をみると、ヒートテック1枚着に対して重ね着は、温度が高い面積がかなり多い。また、重ね着の2パターンを比較すると、Lサイズを上に着用した方が温度が低い面積も少なく、暖かい面積が多くなっていることがわかる。また、衣類の熱抵抗を表すCLO値(※)を算出したところ、ヒートテック1枚着に対しヒートテックの2枚重ね(上にLサイズ着用)は約2.2倍暖かいという結果となった。
 
ヒートテックの効果的な重ね着の仕方
 
寒い冬に衣服で暖かくするためには、「空気の層」を活用することがポイントとなる。空気の層をつぶしてしまうと、保温力が低下してしまうので、1つ上のサイズを重ねることで、衣服間に程よく空間を保てるので、保温効果のアップにつながる。
 
せっかく使うなら、ぜひ効果的な着方で寒さ対策を万全にしてほしい。
 
※CLO値:衣服の熱抵抗を表す値で、衣服の暖かさの目安。これは、皮膚表面温度と外気温度の差、皮膚表面から外への熱の流出量、衣類の熱絶縁度から導き出されるもので、一定の条件の下で平均皮膚温度が33度を保つことができる衣類の熱絶縁値を1CLOとしている。
 

◇ ◇ ◇
 
【実験概要】
比較生地:14FWヒートテック(メンズ商品)
環境条件:10度×60%RH、室内で10分安静、脱衣後の肌面を撮影
試験方法:ISO09920
 
【ユニクロ】
URL:http://www.uniqlo.com/jp/
 
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    この記事をまとめると…

  • ユニクロが、寒さが厳しくなるこれからの季節に向け、「ヒートテックの効果的な重ね着の仕方」を発表
  • ヒートテック1枚着とヒートテックの重ね着2パターンの暖かさをサーモグラフィーで検証
  • ヒートテック1枚着に対しヒートテックの2枚重ね(上にLサイズ着用)は約2.2倍暖かいという結果に
この記事を書いたライター
渡辺(WB編集部)
北海道出身の30代。就職と同時に上京し、現在は2児の父親。
         

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