活動リポート(国会編)

議員連盟会長としての挨拶(要旨)

 この度、森前総理をはじめ多くの先生方に顧問としてご参加いただき、誠にありがとうございます。

 昨年末より「公営カジノを考える会」「カジノと国際観光産業を考える会」と名称の変更はあったものの7回の勉強会を重ねてまいりました。

 今日、我が国の外国人観光の実情は、出国者と入国者数に約4倍の開きがあることに象徴されるように、現状の観光並びにそれをサポートする関連産業と基盤インフラは国際競争力を失いつつあると思います。

 この議連の目的は、ラスベガスに代表されますカジノ、エンターテイメントを中心とする新産業の創造、それに伴う雇用の創出、地域の振興、さらには我が国の観光産業の飛躍的発展にありまして、決して「カジノ愛好議連」ではございません。

 実現までには幾多のハードルもあると思いますが、欧米での成功例を参考に老若男女を問わずすべての人が楽しむことができるエンターテイメントを創り上げたいと思っています。

 カジノというと日本では一般に「賭博」「悪の温床」というイメージがありますが、米国では今日、政府、民間の努力で「不正」「組織悪」は一切排除されています。一切の利権・癒着の排除ならびに不正や組織悪との断絶とその監視システムの構築が今後のカジノ創設議論の生命線だと思っています。
 これから、より多くの方々のご意見を伺いながら議連の目的であります「法制化」に向けて議論を進めてまいりたいと思います。皆様方のご協力をお願いします。