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LINEモバイルが格安SIM界で最強と言い切れる理由

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LINEモバイル

(出典:LINEニュースリリース

こんにちは、格安SIMユーザのNAEです。

ぼくが3大キャリアから格安SIMに乗り換えたのは2014年。格安SIMが一気に広まった、まさに「格安SIM元年」でした。

ビッグウェーブに乗ってから2年間、スマホ代金月々1,600円生活を続けています。ちなみに使っているのはDMMモバイル、端末はまだまだ現役のNexus 5です。

参考:スマホが壊れた!再起動をくり返す故障の原因は接触不良かも?分解修理してみた(Nexus 5) - NaeNote


さて、2年もたてば格安SIM界の情勢も変わるもの。格安SIMの波に乗った方の中には「そろそろ乗り換えを検討してもいい時期かな」なんて思う方もいるかと思います。ぼくもその1人。

さっそく、調べまわってみました。結論を言うとLINEモバイルが最強なんじゃないかな。

今回はそんなお話。

格安SIM(MVNO)業界の概況(2016年)

まずは頭のなかをアップデートすべく、格安SIM(MVNO)業界の情勢を調べてみました。

MVNOとはNTTやAU、ソフトバンクなどネットワーク通信網を持っている事業者のインフラを間借りして通信サービスを提供する形態のこと。格安SIM≒MVNOと思っていて差し支えないと思います。

電波まわりを統括管理する総務省の発表資料(2016年9月時点版)をひもといてみます。

MVNO事業者数(2016年12月時点)

ぼくがDMMモバイルに鞍替えした2014年、「MVNOによりデータ通信サービスを提供する事業者数が100を超えた!」なんてことがニュースになっていた記憶があります。

ひるがえって2016年。6月時点でその数なんと580社だそうです。まさに群雄割拠。

2016年9月時点のMVNO事業者数

(出典:総務省|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成28年度第1四半期(6月末))

ちなみにグラフには「MNO」「1次MVNO」「2次以降のMVNO」と区分けがありますが、その違いは以下のとおりです。

  • MNO:NTTやソフトバンクなど、ネットワーク網を持っているキャリア
  • 1次MVNO:NTTなどから回線を間借りしてサービスを提供している事業者
  • 2次以降のMVNO:1次MVNOのサービスをさらに間借りしている事業者

要するにMNOの上にMVNOが多段で乗っかっている構図ってことですね。

代表例を出すならば、MVNOのリーディングカンパニーであり格安SIMの価格下落を後押ししたIIJmio(みおふぉん)1次MVNO事業者。ぼくの使っているDMMモバイルはIIJmioのサービスをインフラとして使っている2次MVNO事業者です。

>>【公式】IIJmio

>>【公式】DMMモバイル

MVNOの契約数はグングン伸びている

MVNO事業者数が増えている背景には契約者の伸びがあります。(にわとりたまごかもしれません)

2016年9月時点でのMVNO契約者数推移

(出典:総務省|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成28年度第1四半期(6月末))

3大キャリアの提供する移動体通信サービス(いわゆるスマホやケータイ)の契約者数が頭打ちでパイの食い合いになっているのを尻目に、ものすごい勢いでグングン伸びています。

MVNOは一大ムーブメント。ぼくたち消費者だけでなく、MVNO事業者にとってもビジネスチャンスであるわけです。

MVNO事業者、勝ち組はほんの一握り

とはいえ激しい競争を生き残れるのは強者のみ。

同じ総務省の発表資料を見てみると、契約数が3万未満のMVNO事業者(下記グラフの青部分)が全体の7割近くを占めるなど、MVNO業界は勝ち組負け組に分かれつつあります。

2016年9月時点でのMVNO契約者数別MVNO事業者の割合

(出典:総務省|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成28年度第1四半期(6月末))

グラフを見ると、

  • 最初はMVNO事業者別の契約者数分布は1次関数的だった
  • 時がたつにつれ、勝ち組と負け組が分かれていった

なんていう傾向が見え隠れしますね。(そう言い切るにはデータ足りないですけど)

格安SIM界に格差が生まれた理由から見える状況

さて、なぜこのようにクッキリと差が出たのでしょうか?

少しだけ、

  • マクロの視点:イノベーター理論とキャズム理論から見た市場の状況
  • ミクロの視点:消費者から格安SIMがどう映るか

の2点から分析してみたいと思います。

イノベーター理論とキャズム理論から見る格安SIMの状況

いきなり専門用語でごめんなさい!

でもわかりやすくかみ砕いてお話するので、少しだけおつきあいください。

イノベーター理論とキャズム理論とは

イノベーター理論

(出典:イノベーター理論 - MarketingPedia (マーケティング用語集Wiki)

イノベーター理論とは、1962年にスタンフォード大学のエベレット・M・ロジャース教授が提唱した理論で、マーケティング業界では知らない人はいないと言っていいほど有名なものです。

イノベーター理論では新しい商品やサービスに対する感度(態度や反応)を軸に、消費者を5つに分類しています。

ざっくり言うとこんな感じ。

  1. イノベーター:目新しさに惹かれて積極的に取り入れる、我が道を行く人。全体の2.5%
  2. アーリーアダプター:流行に敏感だけど、自分にあってるか判断を入れる人。全体の13.5%
  3. アーリーマジョリティ:「これ流行ってるらしい!」と聞いて使い始める人。全体の34.0%
  4. レイトマジョリティ:「みんな使ってる」を確認してから重い腰を上げる人。全体の34.0%
  5. ラガード:今のままで別にいい。新しいものはいらないと考える人。全体の16.0%

イノベーター理論では新しい商品やサービスは1→5の順で広まるとされています。

そのため商品を「マジョリティ」に使ってもらうには、「イノベーター」「アーリーアダプター」をあわせた16%の溝を超えることがキーとなります。

だからこそ「アーリーマジョリティ」に対しても商品やサービスのアピールをちゃんとやろうね、と唱えるのが「キャズム理論」です。(ちなみにキャズムとは溝という意味)

格安SIMの状況

16%という数字を超えることがキーだということをお話しました。

一方、先ほどの総務省のデータでは格安SIMの普及率は2016年6月時点で8%弱でしたね。

つまり格安SIMの状況はまさに「アーリーアダプター」の中盤戦。16%の溝を超えるべく、「アーリーマジョリティ」へいかにアプローチするかを考え、実践している最中なんです。

実際にここ最近、格安SIMの広告が増えていますよね。テレビCMでは、YOSHKIを起用したキャッチーなCMの楽天モバイルや、ガチャピン・ムックと美人三姉妹を独特な世界観で絡ませたUQ Mobileなどが印象的です。

>>【公式】楽天モバイル

>>【公式】UQ mobile


実はこのような「アーリーマジョリティ」へどこまで強力にアプローチできるかが、まさに勝ち組・負け組を分けるキーポイントです。

なぜならば16%の溝で分かたれた消費者の間で、商品やサービスを選ぶ際の判断基準が大きく異なるから。

  • 16%の溝以前の人は商品・サービスの目新しさや本質的な価値を重要視する
  • それ以降のマジョリティは「流行ってるらしい」「みんな使ってる」に反応する

要は「いいモノ安く」を作れればキャズムより前の人はちゃんと評価して選んでくれるものの、それ以降の人はそうではない。

誤解を恐れず乱暴に言ってしまうと、前者は「情強(情報強者)」、後者は「情弱(情報弱者)」というわけです。


格安SIMは今まさに、マジョリティにアプローチをかけている最中です。そして一番のボリューゾーンであるマジョリティこそが今後の格安SIM界の趨勢を決めます。

実際にすでにマジョリティの一部が、そこにアプローチする体力を持っている格安SIM事業者に流れ始めている。

これが勝ち組・負け組格差のにつながっているものを推測します

マジョリティな消費者から格安SIMがどう映るか

さて、ここであらためてミクロの視点から、マジョリティの1人になったつもりで格安SIMを眺めてみることにしましょう。

選択肢が多すぎて選べない

そもそも、MVNO(格安SIM)の事業者数が多すぎます。580社もいるなんて、リストを眺めるだけでも吐き気がしそう。

そもそも580個も並んでたらどれがどれだかわかりません。さらにプランでかけ算するともう完全にワケワカラン状態です。


「決定回避の法則」という言葉があります。

選択肢が多すぎると人は逆に選べず商品を購入しない。商品の購入を促すなら選択者の「選択の自由」を尊重するより選択肢を減らす方が効果的である、という法則です。

16%以前の人、特に「アーリーアダプター」であれば「決定回避の法則」に抗いながらも厳密に比較検討して自分にとって最善の選択をするでしょう。

しかしマジョリティは違います。なるべくいいものを選びたい。でも比較自体にそこまでの苦労はかけたくない。そもそもたくさんあると比べられないし選べないし決められないのです。

比較されても違いが細かすぎてよくわからない

そんなマジョリティの選択や決定を助けるが、いわゆる「比較サイト」です。

世の中には格安SIMの比較サイトがこれでもかというほどありますよね。Googleで「格安SIM 比較」と調べるとわんさか出てきます。

参考:格安sim 比較 - Google 検索

実に情報が多く、比較項目もしっかりしていて、比較したい人にとってはやさしい作りになっているサイトも数多く見かけます。


しかしごめんなさい。こと格安SIMについてはそういうサイト、マジョリティにとってわかりにくいと思います。

なぜなら格安SIMという商品・サービス自体、差別化できる要素が非常に少ないから。

もちろん細かく見ていけばいろいろあるんですよ。

  • 電波のカバー範囲が・・・
  • SIMカードのサイズ展開が・・・
  • 月額料金が50円安い・・・
  • バースト通信が・・・

しかしこれら、あまりにも細かすぎません?

特に比較=めんどいと思っているマジョリティにとって、比較項目を細分化すればするほど

「なんかめんどくなってきた」

「で結局どれ選べばいいの?」

となるのがオチです。

マジョリティに刺さる「売り文句」とは

数ある格安SIMの特性の中で感覚的にマジョリティに刺さりそうな差別化要素といえば

  • 特定サービスのデータがノーカウントになるか
  • 新しいスマホを安く買えるプランがあるか
  • 月額料金がどう違うか

くらいじゃないでしょうか。

実際にいわゆる「マジョリティ」層と呼べるぼくの妻や実家家族に格安SIMの話をしても、一発で通じるのは上の3点くらいですし。


つまり「サービス内容」という点でマジョリティに訴求できるのは上の3点を持ち合わせている事業者に絞られるのでは、と思っています。

格安SIMが選ばれる際に最も重要なもうひとつの指標

一方、マジョリティが商品やサービスを選ぶ際に大事にしているもうひとつの指標があると考えています。

それは「主観的な信頼」です。

主観的な信頼とは、商品やサービス、それらを提供する事業者がその人個人にとって信頼できるかを指します。

「客観的な信頼」と「主観的な信頼」

「信頼」は古今東西いかなるときも、一番大事で強い差別化要素です。

信頼される理由には2つの種類があるとぼくは考えています。

  • 情報に裏打ちされた客観的な信頼
  • 体験に裏打ちされた主観的な信頼

格安SIMで言えば、比較サイトに載っている数字やサービス内容など、事実・証拠・数字に基づいて信頼されるのが前者です。

耳目に触れた情報に基づき信頼するかを判断するというもので、情報の多い現代においては主要な信頼獲得手段である一方、移ろいやすいものでもあります。

一方、体験に裏打ちされた主観的な信頼とは「実際に自分が使ってみてよかった」「自分が信頼している人がそう言っている」というように、自身の主観に基づいてものごとを信頼することを指します。


要するに何かを聞いたとき、何を言っているか(情報の内容)で信頼するか、誰が言っているか(情報の発信元)で信頼するかの違い、というとわかりやすいでしょうか。

「主観的な信頼」はマジョリティにとって非常に強い差別化要素

さて、ではマジョリティにとって

  • 情報に裏打ちされた客観的な信頼
  • 体験に裏打ちされた主観的な信頼

どちらの方が強く作用するでしょうか。


言うまでもなく、後者です。なぜならばマジョリティのほとんどは比較はめんどいと思っているため。

実際に自分が体験して学んだ「信頼」を外部からの情報(比較など)によって書き換えること自体、マジョリティにとっては面倒くさいし、ともすれば受け入れがたいものにもなります。

マジョリティをつかみにいくにあたり、「主観的な信頼」はそれほどまでに強い差別化要素になると言えます。ロイヤリティと言い換えてもいいかもしれません。

「主観的な信頼性」を勝ちえた事例:MERY

わかりやすい例をあげるとすれば、キュレーションメディアで炎上したDeNAの運営していたウェブサイト、MERYです。

著作権の扱いやコンテンツ制作プロセスなどの点で大炎上した結果、全記事非公開まで追い込まれたMERY。

一方でMERYを日常的に使っていた層、おそらくマジョリティであろう女の子たちから「MERYがなくなって寂しい」という声があがりました。

参考:「MERY見れなくてさみしいよ」――女の子たちには何が“特別”だったの?愛読者に聞く (BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

参考:「こんなのないよね、が絶対あったんです」MERYは何が“特別”だったの?愛読者に聞く

Google検索で「MERY」と入力するとサジェストに「MERY 代わり」と出てくるようになっているのが、マジョリティがMERYを、そしてMERY的な主観的に信頼できるメディアを求めている何よりの証拠だと思います。

運営手法やコンプライアンスの観点はさておき、マジョリティ層であろう彼女ら個々人からMERYは「主観的な信頼」を勝ちえていたのです。

LINEモバイルとはマジョリティにとってどのような存在か

ここでようやくLINEモバイルが登場します。(お待たせしました!)

LINEモバイルとは、LINEが運営する格安SIMサービスです。いろいろある特徴を3つにまとめるとすると、

  • LINE、Facebook、Twitter、Instagramで使うデータ量がノーカウントになる
  • 格安SIMの中で唯一、LINEの年齢認証が正常にパスできる
  • 非常にわかりやすい、2種類の料金体系(音声通話やSMSなどのオプションあり)

という感じでしょうか。

サービスインは2016年9月と格安SIM界ではかなりの後発組です。サービス詳細は下記公式サイトからどうぞ。

>>【公式】LINEモバイル


そんなLINEモバイル、今後の格安SIM界の動向を決めるマジョリティにとって一体どのような存在なのでしょうか。

「LINE」はいつもあなたのそばにいる

LINEという名前。スマホユーザのほとんどが何度も目にしたことがあるほど、「LINE」は非常に強いブランドとなりました。

誰かにメッセージを送るときはLINE。通話もLINE。ゲームだってLINE。支払いだってLINE(LINE Pay)。最近はLINEブログというサービスもはじめまりました。

参考:LINEブログもう飽きた!という人に贈る、LINEブログを長く楽しむ5つのコツ - NaeNote

スマホユーザ、特にマジョリティにとって「LINE」はいつもすぐそばにいる相棒のようなもの。

自分を楽しませてくれる、便利なサービスを提供してくれる。「LINE」はそういうものである。

つまり「LINE」という存在(ブランド)自体がもはや「主観的な信頼」を勝ちえた存在になっているのではないでしょうか。

「LINEのやつ?じゃあそれにする」現象が起こる

すると、なにが起こるか。

「スマホ代、安くしたいよね」

「格安SIMってのがあるらしいね」

いろいろあるみたいでよくわからない

LINEのやつがあるの?じゃあそれにする


これ。

きちんと比較検討した人間からすると「ちょっとまて!」と言いたくなるやつですよね。

でもマジョリティにとってはこれが正しい選択になりえるのです。

細かい情報の比較など、マジョリティにとってノイズであり、考えるに値しない無意味なものなんですから。

LINEモバイルが格安SIM界で最強と言い切れる理由

以上の考察から、LINEモバイルが格安SIM界でマジョリティをおさえ最強の座につくと言い切れる理由を述べます。

圧倒的な「LINE」ブランド

LINEモバイルは「LINEが運営している」という時点でマジョリティにとっては第一の選択肢となりえます。

運営会社の資本関係がどうとか、別事業で著作権侵害まがいのWebサイトも運営してるとか・・・

そんなことは、主観的にLINEを信頼しているマジョリティにとっては関係ないのです。

マジョリティに刺さる差別化要素をすべて網羅

とはいえ、ブランド力だけでマジョリティを取り込むのは無理があります。本記事の前半でご紹介したマジョリティにも刺さる差別化要素も忘れてはいけない大事な要素です。

  • 特定サービスのデータがノーカウントになるか
  • 新しいスマホを安く買えるプランがあるか
  • 月額料金がどう違うか

ところが実はLINEモバイル、これらの要素にもしっかり応えています

  • 主要SNSで使うデータ量がノーカウント(LINE、Facebook、Twitter、Instagram)
  • スマホを割引で買えるキャンペーンやプランを準備(例:超人気機種のHuawei P9 liteが1万円引き)
  • 業界最安値水準と同等の月額料金(例:音声+データ3GBで1690円

LINEで主に連絡を取り、FacebookやTwitterを駆使し、Instagramで画像メインのコミュニケーションを楽しむ。そんなマジョリティにとって、これほどまでに魅力的な「データ量ノーカウント」はありません。

またゴリゴリの3DCGのゲームをやりこむようなことのないライトユーザの多いマジョリティにとって、スマホの性能はミッドレンジで必要十分。性能そのものより、写真や動画がキレイに撮れることがはるかに重要です。

月額料金もめんどくさい比較をわざわざするほどの差はありません。月3GBのプランであれば、ぼくが使っている(かつ最安値だと思っている)DMMモバイルと同じ条件で、たった月額90円しか違わないのです。(チリは積もるものだけど)

>>【公式】LINEモバイル

他社には絶対にマネできない「LINEの年齢認証パス」

さらに格安SIMを使う際、マジョリティにとって最も大きな障壁となりうるのが、LINEの年齢認証です。

LINEモバイルは格安SIMの中で唯一、LINEの年齢認証が正常に利用できます


3大キャリアを使っていたらできて当然のことが格安SIMではできない。LINEの年齢認証が通らず、ID検索その他便利機能が使えない。

いつも使っている機能に制約がかかること。この精神的な障壁は、想像以上に強いもの。

特にLINEにどっぷり浸かったマジョリティにとって、LINEが普通に使えることは非常に大事なんです。

LINEで使えるポイントがたまる

LINEは「LINEポイント」というポイントサービスを提供しているのですが、LINEモバイルは月額基本使用料の1%がLINEポイントとして還元されます。

そもそも料金の安い格安SIMです。月額基本使用料の1%となるとたかだか10〜30円くらいです。

しかし何ヶ月かに1度、有料のLINEスタンプが無料でもらえると捉えるとマジョリティにとって「なにそれ超おトクじゃん」となる気もします。

LINEでサポートしてくれる公式アカウントの存在

またLINEならではの点としてLINE経由でLINEモバイルのいろいろな情報がゲットできるという点が重要な特徴です。

LINEを主なコミュニケーション手段に使っているマジョリティにとってLINEでいろいろできるという事実はとても大事なポイントなんです。

LINEというチャネルそのものの重要性は、企業がこぞって公式LINEアカウントを開設していたり、個人でもLINE@が使えるようになったりと、より拡充しているのを見れば明らかですよね。

LINEはもはやただのメッセージングアプリではなく、何かをする際の重要な手段なんです。


だって実際、月の残りデータ容量を確認するためにわざわざ専用アプリを立ち上げるなんて面倒でしょ?公式アカウントに話しかける方がはるかに楽ちんです。

あって当たり前系のサービスももちろん網羅

その他にも

  • docomoと同じ通信エリアをカバー
  • 子供むけのフィルタリングサービス
  • LINE意外経由のサポート窓口

など、あって当たり前系のサービスとサポートも展開ししています。

その他サービスの詳細は下記からどうぞ。

>>【公式】LINEモバイル

LINEモバイルは格安SIM界を席巻するに足る最強の存在

以上のように、今後の格安SIM界の動向を左右するボリュームゾーン消費者であるマジョリティ層に対して

  • 圧倒的なLINEブランド
  • 他社を同等かそれ以上のサービス内容

の2点を武器に、他の格安SIM事業者に正面から殴りこみにかかったのがLINEモバイルです。

カタログスペックでは他社に負けようのない圧倒的な格安SIMサービスと言えるのではないでしょうか。


とはいえ、LINEモバイルが競争に負ける可能性もなくはありません。

現時点で見えているのは

  • 通信帯域の問題:ユーザ過多→確保している通信帯域が逼迫→通信品質や満足度の低下→ユーザ離脱
  • 信用失墜:LINE株式会社という存在に対する信頼の喪失(他事業の煽りを受けて)

くらいかなあと思います。

1点目はどのMVNO事業者も経験することなのでいいとして、2点目は・・・どうでしょうか。

まとめ:LINEモバイルに変えようかなあと思ってます

以上、LINEモバイルが格安SIM界で最強と言い切れる理由について

  • 格安SIM(MVNO)業界の現況
  • 今後を左右するマジョリティ層の性質
  • マジョリティにミートするサービス内容
  • その他有意性

といった点から解説してみました。


実を言うとぼくも、LINEモバイルへの乗り換えを考えています。

妻とLINE経由で写真や動画をやりとりすることが非常に多いですし、そもそも今使っているNexus 5もディスプレイの端っこがめくれ始めてきて危ういので妻と同じP9 liteにするのも手かな、なんて。

一番欲しい端末はGoogle Pixelなんですが、日本発売については2017年中という情報しかなくいい加減待ちきれなくなってきてます。

P9 liteが10,000円引きの18,000円で手に入るし、LINEモバイルに変えちゃおうかなあ。

>>【公式】LINEモバイル

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