トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

日本ハム・栗山督監、早実・清宮を来年ドラフトで指名へ

2016年12月18日 紙面から

V旅行から帰国した日本ハム・栗山英樹監督=成田空港で(出月俊成撮影)

写真

 日本一を達成した日本ハムが17日、優勝旅行先のハワイから帰国した。栗山英樹監督(55)は来年のドラフト1位指名に早実・清宮幸太郎選手(17)を熱望した。競合した場合、監督就任後のクジ引きは5連敗中ながら、自身で引き当てる強い思いをにじませた。

 栗山監督はドラフト戦略について言及。常勝チームづくりへの思いを頭に巡らせ、名前を挙げたのが本塁打を量産している清宮だった。

 「清宮君、非常にウチっぽい選手っていうかね。1位? 可能性あるんじゃない。強いチームはON(王、長嶋)、衣笠さん、山本さんみたいに強打者が重なる。翔(中田)が打ちやすくなるような、もう1人の軸がほしい」。自身が4番に据え、球界の主砲となった中田をダブらせ、強力打線形成への思いをはせた。

 スター性も申し分ない。11月3日、神宮球場で行われた秋季都大会をお忍び視察。「神宮裏のイチョウ並木まで(観客が)すごい並んでた。見ただけでよかったと思える選手」と、人気面もドラ1級と考えている。今秋のドラフトでも1位指名した創価大・田中、外れ1位の桜美林大・佐々木を外すなど、クジ運のなさを露呈しているが「クジ引くよ」と即答。高校最強スラッガーを引き当てるため、編成担当者に直談判する覚悟もある。

  (水足丈夫)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ