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【ドラニュース】

荒木、2000安打へドン欲

2016年12月19日 紙面から

地元・熊本県のPRキャラクター「くまモン」に背中を押される荒木。後方は大島=名古屋市内のホテルで(篠原麻希撮影)

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 中日・荒木雅博内野手(39)が18日、ソフトバンク・内川聖一内野手(34)から打撃のエッセンスを吸収した。CBCのドラゴンズ応援番組「サンデードラゴンズ」で共演。同じ九州男児で、来季ともに2000本安打がかかるだけに互いの健闘を誓った。

 「自分の方が年上だけど、本当にリスペクトしている選手。言葉がすんなり入ってくる」。番組共演後も控室で打撃談議に花が咲いた。昨夏、関係者を通じて知り合い親交を深めた。通算打率3割1分を誇るバットマンの一言一句は求道者・荒木にとっても新たなインスピレーションを与えてくれるものだった。

 内川は「当てにいくのではなく、スイングした軌道の中にボールが入ってくるイメージで打っている」などと、自らの打撃理論を説明したという。荒木は「そういう感覚もあるんだと思った。彼は言っていることを本当にやれている選手」と刺激を受けた様子だった。荒木が残り39本で、内川は104安打で大台達成になる。荒木は熊本出身で、内川は大分出身。内川は昨年4月の熊本地震の直後にお立ち台で涙を流すなど、被災者への思いも同じくする。荒木は「(2人の)2000安打を楽しみにしてもらえたら。それを糧にやっていきたい」と決意を新たにした。

 

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