第3次補正予算案 1.7兆円の赤字国債追加発行へ
k10010811931_201612191316_201612191320.mp4
政府が来年度予算案とともに決定する、今年度の第3次補正予算案が固まり、年度前半の円高の影響で法人税収が落ち込むなどして不足する財源を補うため、1兆7512億円の赤字国債を追加で発行する方針です。年度途中での赤字国債の追加発行は7年ぶりのことです。
政府は今年度の税収について、年度前半の円高の影響で法人税収が落ち込むことから、当初予算での見込みより1兆7440億円少ない55兆8600億円にとどまると見ています。
このため不足する財源を補おうと、今年度の第3次補正予算案で税収の減少分とほぼ同じ1兆7512億円の赤字国債を追加で発行する方針です。
税収が前の年度を下回り、年度の途中で赤字国債を追加発行するのは、リーマンショック後の平成21年度以来7年ぶりのことです。
一方、補正予算案では、北海道や東北を襲った台風・大雨の被害や、熊本地震の復旧・復興の費用、それに北朝鮮による弾道ミサイル発射への対応を強化するための費用など、総額で6225億円の歳出を追加する方針です。
政府はこうした予算を盛り込んだ今年度の第3次補正予算案を、来年度予算案とともに今月22日に決定することにしています。
このため不足する財源を補おうと、今年度の第3次補正予算案で税収の減少分とほぼ同じ1兆7512億円の赤字国債を追加で発行する方針です。
税収が前の年度を下回り、年度の途中で赤字国債を追加発行するのは、リーマンショック後の平成21年度以来7年ぶりのことです。
一方、補正予算案では、北海道や東北を襲った台風・大雨の被害や、熊本地震の復旧・復興の費用、それに北朝鮮による弾道ミサイル発射への対応を強化するための費用など、総額で6225億円の歳出を追加する方針です。
政府はこうした予算を盛り込んだ今年度の第3次補正予算案を、来年度予算案とともに今月22日に決定することにしています。