羽田空港とスタートアップ・大企業がコラボする「Haneda Robotics Lab」、第1期参加の17社を採択——約2ヶ月間にわたる実証実験を開始

「Haneda Robotics Lab」第1期に参加する、ロボットの皆さん
Image credit: 日本空港ビルデング
THE BRIDGE では9月末、羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデングが、ロボットの社会実装に向け、企業やスタートアップが空港内での実証実験に参加できるプロジェクト「Haneda Robotics Lab」が開始されることをお伝えしたが、15日、その第1期に参加する17社が採択され、約2ヶ月間にわたる実証実験が開始された。

この実証実験ではロボット自体の安全性、公共空間での稼働についての安全性、導入効果の検証の3つのフェーズが想定されている。実験されるロボットの種類にもよるが、空港職員や空港利用者もこれらのロボットに触れたり、操作できたりする可能性がある。
日本空港ビルデングでは、このプロジェクトを通じて、年間7,500万人以上が利用する羽田空港で、ロボットの技術面・法規面での課題が洗い出され、広く知見が共有されることを期待したいとしている。