未経験からプログラミングを学んで転職しようとなると、「こんな自分でもエンジニアになることができるんだろうか?」と不安な気持ちになりますよね?
実はぼくも、そういう不安を抱えていたうちの一人です。
もともとパソコンに詳しかったわけでもないし、大学の学部も就職先もIT業界とはほとんど関わりのない分野。
プログラミングやエンジニアというワードを聞くと「あぁ、なんて難しそうなことをしているんだろう」というイメージしかありませんでした。
もちろん、元々は全く興味もありませんでした。
ですが、そんなぼくでも、今年の5月(2016年)から本格的に学習を始め、 わずか半年でIT企業へ転職することができました。
なので、この記事ではぼくがエンジニアへ転職を決めるまでに利用してきた学習ツールについて洗いざらいお話しします。
この記事を読めば、あなたは間違いなくぼくよりも効率よくプログラミング学習を進めることができます。
上手くやれば、スクールに通うために10万や20万もの大金を支払うことなく、転職を成功させることもできるでしょう。
ぜひこの記事を活用して、効率よくプログラミング学習を進めていって下さい。
そうすれば、アラサーで未経験からエンジニアへの転職も決して夢ではありません。
プログラミング関連の本
まず、ぼくがこれまでに読んできたプログラミングに関するオススメの本をご紹介します。
1. プログラミングをはじめよう
http://weekly.ascii.jp/sp/ikezawaayaka.html
ぼくのプログラミング学習はこの本から始まりました。
この本では「プログラミングとはどういうものか?」「プログラミングを学ぶと何ができるのか?」という基本的な部分がかかれています。
また、プログラミングを学習するときに大切にすべき姿勢やオススメの学習ツールなどの紹介まで、初心者にとってはかなりありがたい情報が詰め込まれています。
この本を読むのと読まないのとでは、モチベーションの維持、プログラミング言語や学習ツールの選択等で大きな差が出るので、間違いなく読んでおいた方がいい一冊です。
2. 子供を億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい
この本では、「どうしてプログラミング学習が必要なのか?」ということを、わかりやすくまとめてくれています。
「億万長者」というワードが個人的にどストライクでした。
完全にタイトル買いの本ですね。笑
でも、この本のおかげでモチベーションが上がったのは確かです。
3. 最速の仕事はプログラマーが知っている
「プログラマーだけが複雑な情報処理を最速で終わらせる方法を知っている」という冒頭の強烈な言葉通り、この本では仕事における効率化の方法をずらっと紹介してくれています。
筆者である清水亮さんはとにかく優秀で、周りからは天才プログラマーと言われるほどのすごい方です。
ぼくはこの本に出合ってから「清水亮さんみたいになりたい!」と思い、夢中になってその価値観に触れていました。
「プログラマー的発想とは何なのか?」というのが強烈に印象付けられる本なので、読んでおくと「なりたいプログラマー像」が明確になります。
4. ホームページで売り上げが上がる会社上がらない会社 何が違うか
なんとなく、ホームページって一度作るとそこから集客できるようなイメージってありません?
でも、それってまちがいなんですよね。
ホームページを作っても検索の上位に表示されなければ観覧してもらえません。
そして、観覧してもらえたとしてもそこから購入につながらなければ意味がないのです。
そんな、webを利用したビジネスの成功法について、わかりやすくノウハウを提供してくれているのがこの本です。
この本を通して、ぼくはホームページから売り上げを上げるための基本中の基本を学ぶことができました。
webエンジニアになりたいのであれば、間違いなく読むべき本の一つです。
5. リーダブルコード
こちらの本はちょっと初心者には難しいかもしれません。
実際、ぼくもまだまだ全然読了できていなくて、読み進めている最中です。
この本では「読みやすいコードとは何か?」ということを、面白おかしく説明してくれています。
初心者の方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、コードは他の人が見ても何が書いてあるかをわかるようにする必要があります。
なぜなら、プログラマーはほとんどの場合複数人で一つのサービスを開発するからです。
そのため、自分の書いたコードを他の人が理解できないと、機能を追加したり修正を加えたりということができません。
というわけで、これからプログラマーとして転職し第一線で働きたいのであれば、こちらの本は必読の一冊です。
無料学習ツール
プログラミング学習というとスクールに通って学ぶイメージがありますが、切羽詰まってないのであれば大金を払って通う必要なんて無いんですよね。
まずは、無料のツールを使って「プログラミング学習に対して意欲を持てるか?」「プログラミングに対する適性はどの程度のものなのか?」を調べてみてください。
無料とは言いつつ、最近はどのツールも素晴らしくクオリティーが高いので、それだけでも充分初心者レベルであれば卒業することができます。
ぼくがよく活用している無料学習ツールはこちらです。
6. ドットインストール
こちらは、動画でプログラミングについてわかりやすく解説してくれているサービスです。
参考書を読んで学習するだけだと、初心者の場合は具体的なイメージがわかないため理解が難しいのですが、動画であれば何をどうすればいいのかが一目でわかります。
プログラミングがどういうものなのか全く分からないなら、まずはドットインストールの動画を見て具体的なイメージをつかんでから学習に入るといいでしょう。
7. progate
こちらのサービスは本当にオススメです!
プログラミングスクールのテックキャンプではHTMLやCSSに関してはほとんどノータッチなのでこのツールを利用して学習したほうがいいです。
このツールを利用するメリットはこんな感じ。
- 自分のレベルが数字で把握できる
- プログラミング実行環境の構築が必要ない
- 講義形式なだけでなく実際にコードを書くことができる
- コードを書いて間違っている個所があれば教えてくれる
- 難易度の上げ方が絶妙で一つ一つ理解しながら進める
- 学べるプログラミング言語の種類が豊富
- 1レッスン当たりの長さがちょうどいい
- オンラインだからWindows・Mac関係なくプログラムを実行できる
いかがでしょう?
ざっとあげただけでも、活用するメリットがこれだけあります。
ここでは幅広い言語が学べるため、将来歩みたいキャリアに合わせてプログラミング学習を進めることができます。
このツールは絶対に有効活用しましょう!(ちなみにweb系ならRuby、PHP、Javaがオススメです)
プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
8. Javaの道
ぼくは現在、転職先から課せられた課題としてJavaを学んでいます。
そして、その学習の際にとても役立っているのがこの「Javaの道」です。
こちらのサイトは、Progateには劣りますがそれでもJavaの基本的な文法をかなり詳しく解説してくれています。
また、Javaを利用した「フレームワーク」に関しても、環境設定や便利機能の説明などがあって、Javaエンジニアにとってはかなりありがたいサイトです。
9. Cloud9
こちらは、教材というわけではないのですが、初心者がプログラミングを始める際にかなり使えるツールです。
こちらはどういうものかというと、ネット上にさまざまなプログラミング言語の実行環境を構築できるサービスです。
これを活用することによって、初心者は簡単に実行環境を構築することができます。
もし、初心者が自分で実行環境を構築しようとすると何時間もかかる可能性があります。
実はそのくらい、実行環境の構築ってめんどくさいものなのです。
ですが、このCloud9を活用した場合だと、それがわずか1分で終了するのです。
このサービスが生まれたことによって、プログラミングを始めるハードルはだいぶ下がりました。
初心者にとっては、かなりありがたい学習ツールです。
Cloud9 - Your development environment, in the cloud
有料学習ツール
ここからは、有料の学習ツールをご紹介します。
有料といっても単価がそこまで高いわけではないし、コストパフォーマンスもかなり良いものばかりなのでご安心ください。
10. progate
先ほど無料学習ツールとしてもご紹介したprogateです。
こちらは、有料プランに変更するとさらに深くプログラミングを学習することができるようになります。
有料といっても月額で980円なので、クオリティーに比べて値段はかなり安いです。
ぼくも有料プランを利用してJavaを学んでいますが、3000円もする参考書を買うよりは全然ましです。
11. ストリートアカデミー
先日書いたDive into Codeの勉強会も、このサービスを利用して知ることができました。
ストリートアカデミーでは、単発・低価格・短時間でプログラミングを学べる勉強会がたくさん掲載されています。
また、プログラミングだけでなくPhotoshopやIllustratorの講座もあるので、デザイナーを目指している方にもオススメです。
あまり予算をかけず、ピンポイントでプログラミングやデザインに関する知識を学びたいのであれば、ストリートアカデミーを活用しましょう。
12. udemy
こちらは、様々なプログラミング講座に関する動画を取り扱っているサイトです。
イメージ的には、ドットインストールのハイレベル版といったところでしょうか。
Rubyであれば、Airbnbと同様のサイトを作る過程を学ぶことができたり、Javaなら基本的な構文からフレームワークであるEcripsの使い方まで説明してくれるありがたい講座もあります。
そして、何と言っても決め手になるのはコストパフォーマンスの高さ!
なぜかこのサービスでは、1〜20000円もするような高額の動画が75%オフくらいで販売されているんですよね。
もちろんぼくは大幅値引きされているものしか購入しません。
というわけで、テキストを読みながらの学習が苦手なのであればこちらの動画を活用しましょう。
ぼくも動画の方がスピード感があって好きなので、かなり重宝しています。
ちなみに、ぼくが購入したJavaの講座は元値が10800円の講座がなんと83%OFFの1800円になっていました。
75%OFFどころの騒ぎじゃなかったww
講座の項目数は101項目で、時間にすると7.5時間分の動画が収録されています。
これで1800円は得しすぎてテンションが上がりますね。
定期的にチェックして、ぜひ価格破壊が起きているときに購入してみてください。
ちなみに、ぼくが購入した講座は普通にわかりやすく丁寧にJavaについて解説してくれていました。
もうけたもうけた。
プログラミングスクール
ぼくが活用したプログラミングスクールは一つだけですが、こちらもご紹介しておきたいと思います。
13. テックキャンプ
今や、かなり有名なプログラミングスクールになってしまいましたねぇ~、テックキャンプ!
教材は一度質問が出るごとに改善されていて、 なんと今では5000回以上もアップデートされているそうです。
実際に使ってみた感じ、ほんとうにわかりやすくプログラミングに関して説明されていました。
ぼくはほとんどメンターの方に質問せず、一週間で基本カリキュラムを修了できました。(基本カリキュラム修了が受講の最低条件)
それに、メンターの方の対応も親切だったので、未経験から始めたプログラミング学習は思いの他はかどりました。
ただ、個人的に注意してほしい点としては「一ヶ月で自分のアプリをリリースできる」とはうたっているものの、これを実現するのはかなりの時間が必要です。
ぼくは、平日4時間、休日6時間以上を割いていましたが、それでもアプリをリリースすることはできませんでした。
会社に通いながらやるとなると、おそらく相当学習スピードが速くないと無理でしょう。
そして、学習修了期間を過ぎると教材が観覧できなくなるのも、個人的にはちょっと不満があります。
もし、受講を考えられているのであれば、今あげたメリット・デメリットを考慮してから決断してください。
受講料13万は決して安い値段ではないので。(学生は6万4000円)
※ちなみにぼくの紹介だと5%の割引が適用されます
教材の観覧を制限されるのが嫌なのであれば、以下のプログラミングスクールがオススメです。
こちらは超良心的なプログラミングスクールで、卒業後も無制限で教材を観覧することが観覧できます。
勉強会
勉強会に関しては、【ストリートアカデミー】 を活用して自分のスキルレベルに合ったプログラミング講座を見つけてみてください。
やはり、対面で教えてもらうとモチベーションが上がるので、できるだけ人から習ったほうがいいです。
単価も全く高くないので、魅力的な講座があればバンバン申し込みましょう。
14. Dive into Codeの勉強会
ぼくが実際に、ストリートアカデミーを通して見つけたのがこちらの講座です。
この講座では、なんと3時間3000円でブログアプリをウェブ上に公開する方法を学ぶことができるんです。
これまで、なんとなくウェブサイトっぽいものを作ることはできても、ウェブ上への公開のノウハウが全く分かりませんでした。
なので、この講座を見つけたときはかなりうれしかったです。
講座の様子や超良心的なプログラミングスクール「 DIVE INTO CODE」に関しては、こちらでご紹介しているのでチェックしてみてください。
個人的には、テックキャンプのエキスパートコースよりもこちらのほうをオススメします。
卒業後のサポートもかなり手厚いので。
その他の活動
他にもプログラミングスキルを向上させる上で絶対にやったほうがいいことをいくつかご紹介します。
人に教える
自分が勉強するだけだと、気分が乗らないときってすぐに怠けてしまいますよね?
でも、人に教えるとなると適当なことはできないから一生懸命勉強するようになるんです。
そして実際、人に教えるために勉強するのって思った以上に楽しいんですよね。
もしあなたが、人と話すのが好きなのであれば、絶対に人に教えながら学習したほうがいいです。
学習に対するモチベーションも全然違うし、自分のスキルが人の役に立つのはかなりうれしいですよ!
ついでなので宣伝しておくと、ぼくは2時間1000円でプログラミング(Ruby)を教えているので、これから学習を始めたい場合はご利用ください。
テックキャンプで実際に使用されている教材を体験していただくこともできます。
エンジニア仲間を作る
エンジニアって、ビジネスをする上では人脈がかなり重要なんですよね。
キャリア設計や案件獲得方法、使える学習ツールの情報などを教えてくれるのって、大体はエンジニアの方です。
だから、仲間は絶対に作っておいたほうがいいです。
モチベーションも上がりますしね。
ブログを通してプログラミングに関する情報発信をしていると、自然と仲間ができるのでオススメです。
ぜひ、同じ方向を向いた仲間を見つけましょう!
ぼくでよければ、いつでもご連絡ください。
ブログで情報発信する
仲間集めとも関連しますが、プログラミングに関する情報をブログで発信すると、かなり勉強になります。
また、人の役に立つような情報を発信しようとするため、自然とオススメの参考書や学習ツールに関して詳しくなります。
それがそのまま自分の学習にも役立つので、人の役に立てて、自分の勉強にもなって、お金を稼ぐこともできてと、一石三鳥にすることができます。
いや、仲間を見つけることもできるとすると一石四鳥かな?
とにかく、プログラミング学習するならブログは始めるべきですね。
アフィリエイトの単価も高いし。
登録した転職サイト
実際にぼくが活用した転職サイトに関しても、せっかくなので載せておきます。
マイナビバイト
「えっ?」って思われるかもしれませんが、ぼくはこのサイトで転職を決めました。笑
やっぱり、いい情報は探したもん勝ちですね。
ネットを活用する場合は検索能力の高い人が絶対的に得をします。
どこにいい情報が落ちているかわからないので、転職の際にはマイナビバイトもぜひ活用してみてください。
アルバイト・バイト探しならマイナビバイト【関東版】-全国の仕事・求人情報が満載
リクナビNEXT
こちらでは、プログラミング未経験者を積極的に採用している求人情報が盛りだくさんです。
実際に、「東京」で「未経験者」の求人を探してみると、なんと182件もありました。
プログラミング未経験だと、スキルに自信がなくて転職に大きな不安を感じることは多いです。
しかし、これだけ未経験者歓迎の求人がたくさんあるのであれば、少しは不安もなくなるのではないでしょうか?
リクナビでは非公開の求人もあるため、しっかり情報収集したいのであれば会員登録することをオススメします。
自己分析におすすめのグットポイント診断も使えるので、登録して損はないかと。(もちろん無料です)
レバテックキャリア
転職活動が一瞬で終わってしまったため、こちらはほとんど活用しませんでしたが「IT系の転職サイトといえばここ!」というくらい定番中の定番です。
こちらは基本的に求人が非公開なので、詳しく知りたい場合は会員登録するひつようがあります。
ちなみに、転職の流れとしては登録後にカウンセリングを行い、そこから求人紹介をするという流れになっています。
転職に不安があるのであれば、カウンセリングを受けられるのはかなり心強いですよね。
まとめ
ぼくがこれまで半年間の時間と20万近くのお金をかけて体験してきた学習ツールをまとめました。
ぜひこの記事を活用し、ぼくよりも低予算で効率よくプログラミング学習を進めていってください。
特におすすめなのが「Progate」です。
もし、「急に会社で必要になってプログラミングを学ばないといけない!」みたいな切羽詰まった状態じゃなければ、これだけでも充分学ぶことができますよ!
そこからさらに学習意欲がわいてきた場合は、ぼくの講座をご利用ください。
あなたのパソコン(Mac)に実行環境を構築するお手伝いをさせていただきます。
転職を成功させて一人前のエンジニアになるまでに考えるべきことは「いかに低予算で効率よく学習を進めることができるか?」ということです。
ぜひ、今ある情報をフル活用して転職を成功させましょう!
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