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 内戦が続くシリアのアレッポで戦火に倒れた人たちを追悼する集会が18日夜、東京・渋谷のハチ公前広場であった。

 都内の大学生らのSNSによる呼びかけに約70人が参加。キャンドルをともして犠牲者を悼み、一日も早い和平の実現を祈った。

 内戦をめぐっては、北部の激戦地アレッポで政権軍が「制圧」を宣言。ロシア軍も加わった空爆などで民間人にも多くの死傷者が出ている。

 家族との買い物途中、足を止めた横浜市の主婦・広重裕美さん(45)は「目を背けたくなる報道ばかりだけど、世界で何が起きているのか知ることが大事」と話した。(越田省吾)