ネパールの歴史的建造物の修復支援 JICA 専門家派遣へ
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JICA=国際協力機構は、去年4月の大地震で大きな被害を受けたネパールの歴史的建造物の修復を支援するため、今月末から日本人の専門家をネパール政府のアドバイザーとして現地に派遣することになりました。
去年4月、ネパールで起きたマグニチュード7.8の地震では、世界文化遺産に登録されているカトマンズのダルバール広場にある寺院や宮殿など多くの歴史的建造物が被害を受けました。
日本はこれまで専門家チームを数回にわたって派遣して、被害状況の調査を行うなど支援してきましたが、地震から1年半以上たった今も修復は進んでいません。
このため、JICAはネパール政府の要請を受けて、日本人の文化財修復の専門家をネパール政府のアドバイザーとして、今月26日からおよそ1年3か月間派遣することになりました。専門家は現地で文化財を管轄する国の部署に所属して、修復に向けた計画作りや技術者の指導を行う予定です。
日本はこれまで専門家チームを数回にわたって派遣して、被害状況の調査を行うなど支援してきましたが、地震から1年半以上たった今も修復は進んでいません。
このため、JICAはネパール政府の要請を受けて、日本人の文化財修復の専門家をネパール政府のアドバイザーとして、今月26日からおよそ1年3か月間派遣することになりました。専門家は現地で文化財を管轄する国の部署に所属して、修復に向けた計画作りや技術者の指導を行う予定です。