ある日の昼の幼稚園、容姿に優れた男の子が、いつもニコニコしている可愛い先生に話しかけた。
「先生!僕、掛け算ができるんだ!ごいちがごーごにじゅう……」男の子が5の段を言い切った。
「おー!容姿良男君はすごいね!^^」先生が笑顔で男の子を褒めた。
僕も褒められたい…。そう思ったアトピーゾンビは掛け算難易度最高の七の段を使うことにした。
「先生!僕もできるよ!しちいちがしちーしちにじゅうしー」七の段を言い切った。
称賛の豪雨が降り注ぐだろうと期待していた。黄色い歓声で鼓膜が破れるんじゃないかと心配した。先生の笑顔をひとりじめ出来るんじゃないかと思った。
「そう…」笑顔が消え、冷めた目をした先生が目の前にいた。人ってこんな顔をするのかと恐ろしくなるほどだった。
数秒後、容姿のいい男の子と楽しく話しているんだから邪魔すんじゃねーよという怒りに満ちた表情に変わっていた。
おかしい。五の段より七の段のほうが難しいはずだ。
彼より難易度の高いことをしたはずなのに、なぜこんな扱いを受けなければならないのか?
彼とアトピーゾンビの違いは何か?無い頭を振り絞って必死に考えた。
そして気づいた。気づいてしまった。
この世は容姿次第だということに。
その世界の真理を知ってからどんどん卑屈なゾンビになっていった。
「こいつは容姿がいいな。媚びとくといいことがありそうだ。こいつはブスだな死ね。」と容姿で人の価値を決めるヤリチンのような価値観を持つようになった。
それもこれもあの女が原因だ。あの女の冷たい目は忘れない。忘れてはいけない。忘れたくない。
女性は根本的に生理的嫌悪感を克服できないから仕方ないのだと思う 小学校、中学校でもそうだろ、女性教師は露骨に贔屓をするという話が多い 調子の良いときは隠せても、生理やら更...
確かに「生理的に無理」ってワードは女しか使ってるイメージないな
ゾンビでも研鑽を積めばオーバーロードの主人公みたいな高位アンデッドになれただろうに・・・