「今は命がけで参加した作品が、大きなスクリーンに映し出される幸せを感じています」と話した冨手麻妙【拡大】
「若い女性中心の観客たちが見終わった後、楽しそうに帰っていったんです。言葉は通じなかったけど、その姿を見てとてもうれしかった。性的な興味だけで楽しんでほしいのじゃないという私の気持ちを分かってくれた気がしました」と手応えを感じた様子。「夢はハリウッド映画出演。消費されるだけの女優にならないためにも、常に新しいものに挑戦していきたい」と大きな瞳を輝かせた。
「今は命がけで参加した作品が、大きなスクリーンに映し出される幸せを感じています。映画の世界が大好き。撮影現場では待ち時間も他の役者さんの芝居を見るようにしています。そこで監督がどういう風に言っているのかを聞いてみることが一番、勉強になる。恋愛がどんどんできなくなる分、映画にどんどんのめり込んでいっている気がしますね」と真顔で語った。
小劇場で鍛え、NHKの朝ドラ、大河ドラマにも出演してきた伸び盛りの個性派。さらなる来年の進化が楽しみだ。(M)