20161217 yako cloud_v2

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2016/12/17 八子クラウド勉強会での「AWSビジネス振り返りセッション」のスライドです。

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  1. 1. AWS 太平洋戦線を かく戦えり。 2016/12/17 Hideki Ojima | @hide69oz https://www.facebook.com/hideki.ojima
  2. 2. 小島、AWS やめたってよ。 http://ascii.jp/elem/000/001/221/1221319/
  3. 3. 現在旅人修行中 https://www.instagram.com/hidekiojima/?hl=ja
  4. 4. クラウド戦役 を振り返る https://thinkit.co.jp/article/10973
  5. 5. Questions?
  6. 6. どちらの戦い方をすべきか?
  7. 7. 2009年当時の 古典的な4PにおけるAWS戦力分析 Product(製品・サービス) Price(価格) Place(チャネル) Promotion(プロモーション) 〇 〇 × △
  8. 8. ちなみに(総合的なIaaSとして) 製品力、価格でAWSを凌駕するシナリオは この時点でかなり困難 理由:世界の顧客からのフィードバックループと APIによるエコシステム構築が回り始めていた。 「製品ベンダー」ではなく、「オペレーション企業」 ならではの強み
  9. 9. https://www.facebook.com/takayuki.fukatsu/posts/10154828867452272?pnref=story
  10. 10. 2009年当時のAWSを取り巻く状況 ネガティブ キャンペーン 認知度不足・誤解 地理・言語の壁 パトリオット法 黒船 セキュリティ 本屋のアマゾン 本屋のサーバー 日本スタッフ不在 日本語でググれない ドキュメント、webが英語 東京にDCがない 「日本品質」 「日本は違う」 「安かろう、悪かろう」
  11. 11. 2009年当時のクラウド戦場 ココ
  12. 12. ボーリングピン戦略
  13. 13. ボーリングピン戦略 #1 クラウド・AWSを採用できるマーケット、 部門、パートナーの発見 #2 採用者同士の交流の場から、「クチコミ」 の元となるコンテンツ、ストーリーを発見 #3 「クチコミ」が効果的に流れるように、 ソーシャル、イベントを活用 https://www.amazon.co .jp/dp/B00OCGT0HM/
  14. 14. ボーリングピン戦略 Don’t Sell to the Community Sell Through the Community ベンダー ベンダー コミュニティ パートナーエコシステム コミュニティ パートナーエコシステム
  15. 15. リソース配分 Q: AWSの日本のセールス、マーケティング部門に、 潤沢な人的兵力(リソース)は配備されているか? Q: AWSの技術・開発部門のリソースは十分か? A: (日本国内ベンダーと比較すれば)Yes! A: No!!!!!
  16. 16. 算数的に考えると… 大規模案件・顧客 へのハイタッチ コミニティ・パートナー エコシステムでのベースライン拡大 Future GrowthCurrent Business
  17. 17. Cross Sell / Up Sell Lead Gen Demand Gen Awareness コミュニティ・エコシステム でのベースライン拡大 大規模案件 顧客へのハイタッチ
  18. 18. 効率的に進めるために… #1 「都市伝説」対策 #2 Well-Architectedの徹底、サポート クオリティの向上 #3 業界内輪イベント < 顧客接点イベント https://www.amazon.co .jp/dp/B000NO23W6
  19. 19. その頃国産クラウドベンダーは? 新規アプローチ vs. 既存アプローチ クラウドファースト vs. 品揃えとしてのクラウド ベネフィット訴求 vs. スペック比較 クチコミ vs. 広告・宣伝
  20. 20. https://www.youtube.com/watch?v=iIQVuAhJGEE ターニングポイント
  21. 21. ターニングポイント ① https://aws.amazon.com/jp/summit2013-report/ AWS re:Invent 2012 参加ツアー • 日本から80名+の参加 (2016年は500名+) • 「外のモノサシ」を日本に顧客自身が紹介する流れ • アーリーアダプター間のコアコミュニティが確立 →AWSと国内アーリーアダプター層とのエンゲージメント
  22. 22. ターニングポイント ② https://aws.amazon.com/jp/summit2013-report/ AWS Summit Tokyo 2013 • のべ7,000名来場 (翌年は10,000名で世界一に) • エンタープライズからスタートアップまで、幅広い顧客登壇 • メディアのみならず、参加者からの多数のブログ →都市伝説はほぼ払しょく、マーケットリーダーとしての認知定着
  23. 23. ターニングポイント ③ JAWS DAYS 2014 • 運営を完全にコミュニティ側に引き渡し • メディア(ASCII)がコミュニティ活動 に注目 • 自分ゴトとしてAWSの情報発信をする ユーザが多数発生 →「自走」するコミュニティ=自転する ボーリングピン が成立 http://ascii.jp/elem/000/000/873/873546/
  24. 24. 参考:AWS re:Invent 2016における コンテンツ生成・流通の実態 参加者によるブログ:120+ メディアによる記事:20
  25. 25. その頃世の中では。。。 ”クラウドには品格も求められる “ ”クラウドは「日本品質」に限る“ “日本は「過剰品質」で勝負せよ” http://www.asp-navi.jp/2015/06/hn_column18.htmlhttps://codezine.jp/article/detail/8278
  26. 26. 2016年現在のスナップショット http://www.geekwire.com/2016/study-aws-45-share- public-cloud-infrastructure-market-microsoft-google-ibm- combined/ http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/090100053/111200101/ グローバル 日本
  27. 27. 2016年現在の戦場 イマココ
  28. 28. AWSは次のステージにギアチェンジ中 https://aws.amazon.com/jp/careers/teams/commercialsales/
  29. 29. 戦いは数だよ・・にならないために #1 顧客はだれか? #2 伝えるべきことは何か? #3 それはどうすれば伝わるか? https://www.amazon.co.jp/dp /4122018331
  30. 30. ヨコ(競合)を見るより 前(顧客・市場)を見よう
  31. 31. Good Selling!!
  32. 32. Questions?

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