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運転手を鑑定留置

原三信病院(奥)から運び出されるタクシー=福岡市博多区で2016年12月3日午後、和田大典撮影

 暴走したタクシーが福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院に突っ込み10人が死傷した事故で、福岡地検は17日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で送検された運転手の松岡龍生容疑者(64)について、刑事責任能力の有無などを調べる鑑定留置が認められたと発表した。期間は同日~来年2月28日。

 福岡県警によると、松岡容疑者は「ブレーキを踏んだが、止まらなかった」などと供述しているが、事件直前にブレーキランプが点灯せずに急加速したという目撃情報もあるため、車両の不具合と運転ミスの両面から事故原因を調べている。

 関係者によると、松岡容疑者に目立った持病はなく、2014年4月に個人タクシーの事業許可を更新する際に受けた健康診断でも異常は確認されていないという。【吉住遊】

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