飯塚直人
2016年12月18日06時52分
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で7月、46人が殺傷された事件で、神奈川県警は、入所者19人に対する殺人容疑で送検された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=鑑定留置中=について、入所者24人に重軽傷を負わせたとする殺人未遂の疑いで、近く追送検する方針を固めた。けがをした職員ら5人に対する傷害や監禁などの容疑についても、来年1月に追送検する方針。
県警によると、植松容疑者は7月26日午前2時ごろ、園内に侵入し、入所者24人を刃物で刺し、殺害しようとした疑いがある。
植松容疑者は県警の調べに、「障害者なんていなくなればいい」などと供述したとされる。横浜地検は1月下旬までの予定で、刑事責任能力の有無を見極めるための鑑定留置を実施中。専門医による精神鑑定の結果を待って、起訴するかどうか結論を出す方針だ。(飯塚直人)
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朝日新聞社会部