韓国最大野党「共に民主党」支持率40%、18年ぶりの大台

 これに対して最近勢いが出てきた李在明氏は16日に蔚山を訪問し、17日には慶尚北道亀尾と大田を相次いで訪問する。李在明氏は「黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相を今すぐ弾劾すべきだ」などと主張している。

 野党第二党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)議員は野党支持層の確保に向け、与党セヌリ党との連携をも視野に自らの考えを連日表明している。16日に国会で開催された討論会では「国会は国民の命令を忠実に実行し、腐敗した官僚や財閥、検察による共存の鎖を断ち切らねばならない」「古い時代の古い体制を打ち破り、新しい国を作っていこう」などと訴えた。

 支持率が伸び悩んでいる朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は17-18日に光州を訪問し、支持率の確保に乗り出す計画だ。光州は野党にとって大きな支持基盤となる地域だが、現時点では誰も圧倒的に優位な状況を確保できていない。朴元淳氏は光州滞在中、支持者らと無等山に登り、大統領選挙に向けた自らの考えを表明する計画だという。朴元淳氏は今年5月にも光州を訪問しているが、その際「歴史の隊列の先頭に立つ」と述べ、この時にはじめて大統領選挙への出馬を示唆した。これに対して忠清南道の安熙正(アン・フィジョン)知事は下町を中心に、また金富謙(キム・ブギョム)議員は憲法改正を掲げて他の候補者たちとの差別化を図っている。孫学圭(ソン・ハッキュ)元民主党代表は18日に全羅北道、19日には釜山を訪問する。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者 , オム・ボユン記者
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