生後1歳~2歳になると、遊べる知育玩具の幅もグッと広がります。
今回紹介するピタゴラスひらめきのプレートも、生後1歳6ヶ月頃から活躍する知育玩具の一つです。
保育の世界では有名な知育玩具で、保育園で見かけたり、保育士からおすすめの知育玩具として紹介されたりしたパパママもいるかもしれません。
この記事では、ピタゴラスひらめきのプレートの遊び方と知育効果について紹介します。
http://www.people-kk.co.jp/toys/pythagoras/plate.html
ピタゴラスひらめきのプレートとは
ピタゴラスひらめきプレートとは、三角形や四角形のカラフルな磁石プレートを組み立てて遊ぶ知育玩具です。
磁石プレートは、互いに反発しあわない磁石(高精度異方向性磁石)になっており、生後1歳~2歳の幼児でも簡単にくっつけることができるようになっています。
海外にも輸出されており、欧米やアジアを中心にシェアを拡大しています。
日本においては、生後2歳の誕生日プレゼントとして子どもに買ってあげるパパママが多いようです。
ピタゴラスひらめきのプレートの販売会社
ピープル株式会社です。
ピープル株式会社は、ピタゴラスだけでなく、生後0歳~3歳の乳幼児を対象とした乳幼児玩具や知育玩具の販売をしている会社です。
ピタゴラスひらめきのプレートの対象年齢
公式ホームページに記載されている対象年齢は、生後1歳6ヶ月以上です。
実際に子どもに遊ばせてみた感触では、磁石プレートを自由にくっつける遊びは生後1歳頃からでもできます。
しかし、作る物を意識してプレートを組み立てるとなると、生後2歳以降でないと難しいようです。
ピタゴラスひらめきのプレートの商品情報
- 価格:12,000円(税抜)
- 内容:64パーツ/セット
ピタゴラスひらめきのプレートの遊び方
ピタゴラスひらめきのプレートは、子どもの年齢や成長発達によって遊び方が変化する知育玩具です。
子供の成長発達は個人差が大きいため、必ずしも「生後〇歳になれば〇〇な遊び方ができる。」というわけではありませんが、目安となる年齢に沿って遊び方を紹介していきます。
生後1歳頃
生後1歳頃の子どもは、物を掴んだり投げたりするだけでなく、指先で小さなものをつまんだり、両手に持った物を打ち鳴らしたりするなど、手先や指先を器用に使って遊びます。
磁石プレートを渡すと、ペタペタとプレートをくっつけたり、並べたりして遊びます。
また、パパママがプレートで色々な物を作って見せてあげると、とても喜んでマネをしようとします。
生後1歳6ヶ月頃
生後1歳6ヶ月頃の子どもは、磁石プレートを床に並べるだけでなく、冷蔵庫やテレビラックなど金属にペタペタと貼りつけるようになります。
まだ、立体的に組み立てることは難しいことが多いですが、パパママが見本を見せてあげると真似をしようとします。
生後2歳頃
平面上で、磁石プレートをあれこれ組み替えてモザイク遊びを楽しみます。
正方形を2つ並べると長方形になる、二等辺三角形を2つ組み合わせると正方形ができるといったルールを理解し始めるのも生後2歳の頃です。
プレートを立体的に組み合わせられるようになる子どももいますが、たいていはプレート数枚を単純に組み合わせるのがやっとです。
生後3歳頃
多くの子どもが、磁石プレートを組み合わせて立体的な物を作れるようになっていきます。
また、おままごとをはじめとする「ごっこ遊び」を始めると、プレートで組み立てた物を人や動物、車、電車、建物などに見立てて遊ぶようになります。
生後4歳頃
磁石プレート以外のおもちゃも総動員して「ごっこ遊び」するようになります。
生後3歳頃よりも複雑な形を作ったり、特定の物に似せて組み合わせたりできるようになっていきます。
生後5歳頃
磁石プレートを組み合わせて、車、家、動物など、大人が見ても何か分かる物を作ることができるようになります。
パパママやお友達のアイデアに触発されて、次々と新しい物を組み立てます。
ピタゴラスひらめきのプレートの知育効果
ピタゴラスひらめきのプレートの特徴は、単純な形の磁石プレートを自由に組み立てて遊べることです。
子どもは、興味関心の向くままにプレートを組み立てる中で、モノを造ることの楽しさを体感し、発想力、想像力、独創性を育んでいきます。
また、プレートを組み合わせて立体を造りあげる過程を繰り返すことで空間認識能力が向上し、小学校の算数で習う展開図や立体も、難なく理解することができるようになります。
思ったとおりの物が出来上がると達成感が得られますし、パパママや周囲に褒めてもらえれば自尊心も向上します。
ピタゴラスひらめきのプレートの関連商品
ピタゴラスは、ピープル株式会社が販売する知育玩具のシリーズです。
- 「ピタゴラスひらめきのプレート」の他にも、たくさんの知育玩具が販売されています。
- ピタゴラスキューブすごいのできた!:磁石ブロック(キューブ)のピタゴラス。(生後1歳6ヶ月~)
- ピタゴラスブロック2歳の「さんすう」あそび:磁石ブロック(キューブ)のピタゴラス(生後2歳~)
- 男の子脳を刺激するピタゴラス:生後4歳以降の男の子向けのピタゴラス
- 女の子脳を刺激するピタゴラス:生後4歳以降の女の子向けのピタゴラス
いずれも向きに関係なくくっつく磁石が採用されており、子どもが自由な発想で組み立てて遊ぶことができるようになっています。
まとめ
ピタゴラスひらめきのプレートについて紹介しました。
知育玩具の中でも高価な部類に入りますが、子どもの自由な発想や創造力を伸ばす強力な助けになる知育玩具です。
幼児期のお子さんのいるパパママは、誕生日プレゼントとして検討してみてはどうでしょうか。