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長野コハクチョウ、4羽のんびり 諏訪湖
ハクチョウの越冬地の諏訪湖に十六日、今季初めてコハクチョウの飛来が確認された。「鳥インフルエンザが心配されたが、今季も来てくれてうれしい」と、湖上に無事舞い降りた“冬の使者”の第一陣に関係者は胸をなで下ろしている。 諏訪湖白鳥の会によると、同日午後二時前、岡谷市の横河川河口にハクチョウが飛来したとの情報が入った。確認できたのはコハクチョウ四羽で、成鳥三羽と幼鳥一羽。長旅の疲れを癒やすかのように岸辺にまとまり、のんびりと羽を休めていた。 鳥インフルエンザの感染が全国各地で相次いでいるが、同会の花岡幸一事務局長(61)は「多くの人たちがハクチョウを楽しみにしている。餌やりをやめるわけにはいかない」と話し、十八日に予防策を話し合う方針。見物人に対しても「距離を保って観察してほしい」と呼び掛けている。ハクチョウの飛来は例年一月下旬がピークで、昨季は百九羽が諏訪湖で冬を過ごした。 (中沢稔之) PR情報
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