ロシアのプーチン大統領は15日の安倍晋三首相との夕食会を兼ねた会談で、山口県の地酒「東洋美人」を気に入り、「何という酒か」と銘柄を尋ねた。会談場所となった山口県長門市の温泉旅館「大谷山荘」の関係者が16日、明らかにした。
プーチン氏が宿泊した本館の部屋は、かつて天皇陛下も宿泊。中庭があるという。夕食会は本館2階の一室で行われ、ふぐ刺しや長州地鶏など山口県産の食材がふんだんに使われた。
夕食会で出された酒は以下の通り。▽スパークリングワイン 安心院エキストラブリュット2014(大分県)▽白ワイン 登美の丘 甲州2015(山梨県)▽赤ワイン ドメイヌ・タケダ・ブラッククィーン古木2013(山形県)▽東洋美人 壱番纏 純米大吟醸(山口県)▽ウイスキー サントリーウィスキー響21年(京都府)▽ウオッカ 奥飛騨ウォッカ(岐阜県)