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【プロ野球】

「巨人の陽」をアピール 台湾で入団会見プラン浮上

2016年12月16日 紙面から

 巨人がFAで獲得した陽岱鋼外野手(29)の母国・台湾でのお披露目会見を開催するプランが浮上している。地元のスターが伝統球団入りしたとあって、早くも熱狂ムードの地元メディアにも「巨人の陽」をアピールする。

 15日には久保球団社長が、アジアウインターベースボールリーグ視察や球界幹部へのあいさつなどのため台湾を訪問。地元メディアは同社長の到着前から動向を電子版で伝え、台湾出身の英雄と日本の伝統球団の“コラボ”に期待感は過熱気味だ。

 台湾大手紙の自由時報電子版などは、台湾プロ野球を統括する中華職業棒球大連盟(CPBL)が、陽の来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場許可を巨人側に要請する考えがあることも伝えた。

 堤GMは入団合意を発表した14日に「(陽は台湾代表に)選ばれるとは思う。(出場を許可するかどうかも)協議内容には入っている」と説明しており、前向きに検討していく構えだ。

 球団事務所には、19日に都内で予定されている入団会見の取材を希望する複数の台湾メディアからの問い合わせが寄せられた。日本、台湾それぞれの会見で“巨人ブランド”の国際的なアピールに成功すれば、陽獲得は戦力補強としてだけでなく絶大なる相乗効果を生み出すはずだ。 (井上学)

 

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