蹴球探訪
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【ドラニュース】近藤コーチ、柳へ「心得3カ条」2016年12月16日 紙面から
中日・近藤真市投手コーチ(48)が15日、ドラフト1位の明大・柳裕也投手(22)に即戦力投手としての「心得3カ条」を発した。いわくフォームを変えるな、休養を取れ、マスコミ対応を覚えよ。金の卵を預かるコーチも責任重大。愛知県一宮市の一宮栽松幼稚園のクリスマス会に参加した同コーチは、初対面を心待ちにしている。 最下位からの逆襲を期すチームにあって、ドラ1にかかる期待値は例年以上に重い。ましてや即戦力。だからこそつぶせない。すでにキャンプの1軍スタートも決定している柳に、直属の上司となる近藤投手コーチが「心得3カ条」を発した。 (1)フォームは変えるな 「いいものを持って入ってくるわけだからね。基本は(コーチは)触らない。そのままのスタイルでいい。自分のやってきたように体を動かしてもらえればいい」 新人のフォームはいじらない。これは森監督の指導原則でもある。つまりチーム方針。もちろん柳にも当てはまる。フォームに問題があるのなら、プロの水に慣れてからでも十分間に合う。あらゆる環境が激変するプロ入り後に、何かを変えようとすることがどれだけ危険を伴うか…。自分を見失い、迷路に入り込んだ逸材を、スカウトとして、コーチとして何人も見てきた。 (2)休養を取れ 未知の世界に飛び込む不安感が、本来は必要な休養を取る余裕を奪う。クリスマスや正月。満喫とまでいかなくても、うまく休養を挟まねばオーバーワークに陥りかねない。「適度にリラックスして休みを取りながらやればいい。けがだけはしないでほしい」。心身のリフレッシュこそがケガを未然に防止する。 (3)マスコミ対応も仕事のうち 新人の中で最も注目度の高いのがドラフト1位。入寮以降の柳には、連日の取材攻勢が待っている。高卒と大卒の違いこそあれ、甲子園を沸かせた地元のスターだった近藤コーチも同じドラ1。第3条は30年前の経験を踏まえたものだ。「取材が多くて大変な時期だが、やるしかない。活躍すればもっとファンに応援してもらえるから」。練習のペースを守りつつ、自分の言葉で発信する。それもドラ1の務めということだ。 PR情報 |