砂の塔 10話【最終回】ネタバレと感想!生方が誘拐をしていた理由と弓子の母の気持ちに号泣!

砂の塔〜知りすぎた隣人

ドラマ「砂の塔」もついに最終回を迎えることになります。

前回、佐々木弓子(松嶋菜々子)が血だらけになった浴槽にいた理由がストーカー男を刺したて服役を受けていたことが明らかになり、高野健一(田中直樹)と弓子の秘密が全て明らかになりました。が、ハーメルン事件の真犯人についてはまだ明らかになっていません。

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一方、高野和樹(佐野勇斗)は実の母親である弓子の元に行きかけましたが、亜紀の元に戻ることになりました。しかし、その帰り道にハーメルン事件の真犯人と思われる人物とバッタリと会ってしまい襲われてしまうことに。

砂の塔の最終回。どのような結末を迎えるのことになるのか?!

▶︎ 1話:佐々木弓子(松嶋菜々子)が怖すぎる…犯人なのかな?
▶︎ 2話:息子の和樹(佐野勇斗)は不良で犯人と関係している?
▶︎ 3話:そらが行方不明になるも弓子が助け近づく!
▶︎ 4話:息子の和樹が弓子の共犯者?生方航平が亜紀に近づくのも怪しいが…
▶︎ 5話:健一と弓子は元恋人か元夫婦?高野家崩壊の危機!
▶︎ 6話:弓子と健一に子供がいて共犯者?和樹が養子の可能性も!
▶︎ 7話:和樹は弓子の子供で健一とは元夫婦!風呂場の謎は兄弟がいた?
▶︎ 8話:口笛を吹いてた人って誰だ?生方コーチが犯人の可能性もありそう。
▶︎ 9話:母と子の絆に号泣!阿相社長がハーメルン事件の真犯人?

砂の塔 10話 最終回 あらすじ(ネタバレ)

阿相寛子(横山めぐみ)の息子が行方不明に。そして、高野和樹(佐野勇斗)がハーメルン事件の真犯人と見られる男と遭遇して誘拐されることに。和樹と連絡が付かなくなった亜紀は取り乱しますが、健一が「弓子だ…弓子ならやりかねないぞ!」と弓子の部屋を訪ねます。

弓子の部屋の鍵が空いています。中に入ると花と花瓶が部屋に散乱しています。

「何だこれ….」

部屋には弓子の姿はありません。亜紀は弓子に電話をします。黒塗りの足立区ナンバーの高級車から降りてくる弓子は亜紀の電話を無視します。健一は弓子が和樹のことを誘拐したのだと言い警察に電話をすると…。と、娘のそらが生方航平(岩田剛典)に助けを求めて電話を掛けます。

「どうした?そらちゃん。」

と、マンションの前で怪しい男を見かけます。

「それちゃん、ごめん。後でかけ直す。」

生方は男を追いかけて追い詰めると刃物で腕を切られてしまいます。顔を見た生方は「あんた….!」と驚きの顔を見せます。その頃、マンションの前では寛子の息子・俊くんの服が落ちているのをママ友たちが発見します。

寛子は警察で「あの子を早く見つけてください!」と訴えかけています。

亜紀と健一は警察に行って和樹が行方不明になったと言います。しかし、一度補導されていることを理由にまともに取り扱ってくれません。むしろ、寛子の息子が行方不明になっていることからいたずらでやっているのではないかと言います。

刑事の荒又秀美(光石研)と話をしたいと言いますが、荒又と津久井琢己(上杉柊平)は出張中なのだという。

荒又と津久井は口笛の謎を解くために廃村になった山梨県朝霧村を訪れています。口笛は認知症患者の改善を目的に作られた曲で、その治療を受けたのが宮瀬礼子52歳。誘拐された前田千晶ちゃんが発見された20キロ離れたところに住んでいるのでした。

生方は医者で傷の応急処置を受けています。

「君、もっと大きな病院で診てもらった方が?」

生方がシャツを脱ぐと背中には火傷の跡らしきものが…。

亜紀は何度も弓子に電話をしますが電話に出ません。亜紀は弓子のお店に行って見るのと健一に言います。お店に行くと弓子がいきなりお店を手放すといい羽田空港に向かったと店のスタッフが言います。急いで亜紀が弓子を追いかけ、黒塗りの車の前に。

弓子が車から降りてきます。

「和樹を知りませんか?昨日から連絡が付かないんです!その中、なにが入ってるんですか?」

弓子が車のトランクを店のスタッフに開けさせます。

生方の背中に火傷の跡。幼少期に負った傷なのかな。ハーメルン事件とは関係はなさそうだけど、どういうことなんだろうか?何か関係がありそうだな。

和樹が誘拐された車って目黒ナンバーでしたよね。なので、犯人は弓子ではないのかな。

しかし、トランクルームには何も入っていません。

「え…。すみませんでした。」

亜紀はそう言い、その場を立ち去っていきます。

警察では相変わらず和樹の件はまともに取り合ってくれません。しかし、健一は警察が口にしていた犯人の車が目黒ナンバーであるという情報を聞き逃しませんでした。健一は目黒ナンバーの黒い車に覚えがあったのです。

(黒いセダン。成田空港。)

健一は住んでいるタワーマンションの隣のタワーマンションに駆けつけます、阿相武文(津田寛治)がこのタワーマンションの一室を持っていることを思い出したのです。そして、健一は阿相の女を付けて部屋に侵入することに成功します。

すると台所に阿相武文の姿があります。

「成田を往復している黒いセダン、お前の車だろ!お前が誘拐したのか?」

健一は部屋の中を探します。すると、そこに阿相の息子の俊介がいました。

「息子をどこに隠した?車か?」

阿相のことを追求する健一。

「俺が連れ出したのは俊介だけだよ!」
「お前が誘拐犯なんじゃないのか?」
「ハーメルンの真似をしていたんだよ!」
「何のためだよ?」
「金だよ、金!寛子に金を持って来させるためだよ!」

阿相は自分で貯金をすると足が付くから自分の息子を誘拐して寛子に身代金を持って来させていたのでした。健一は家族を巻き込んだ阿相を思いっきり殴ります。そのやりとりを見ていた寛子はその場に泣き崩れてしまいます。

荒又と津久井は一軒の家を訪ねます。そこに3人目の被害者の男の子・きむらけんと君の名前が書かれた血の付いた靴下を発見します。さらに黄色のカーネーションが部屋に落ちています。そして、和室に行くと驚きの光景が。エンジンの掛かる音がしてすぐに外に出た荒又は一台の傷の付いた白いワゴン車を追いかけます。

朝霧村にある家にハーメルン事件の真犯人の拠点があったということなのか。弓子と阿相が犯人じゃないってことは、あとは生方しかいないような。

この家が生方が育った実家ということなのか。

「和樹…どこにいるの…。」

健一と亜紀は最後に電話で言っていた「サプライズ」が何だったのかが気になっています。すると、そらは「そら、サプライス知ってるよ!」と言います。

「え?!本当か!」
「でも、内緒の約束だったから。テントウムシだよ。」
「点灯式のことね、お兄ちゃん、どこで点灯式やろうとしていたの?」

和樹はマンションの屋上でクリスマスツリーを組んでもう一度点灯式をやろうとしようとしていたのでした。

「もしかして、まだマンションのどこかにいるんじゃないか?和樹はどこかで閉じ込められているんじゃないか?」

健一はそう言いながら、警察に行くと去って行きます。その頃、和樹は口にガムテープを貼られ手を縛られた状態で、薄暗い部屋で閉じ込められています。ここは、一体どこなのか?

寛子は「ママ、やっとわかったの。ママが欲しがっていたのは全部偽物だったんだって!」と俊介に言い部屋に飾ってあったクリスマスツリーを倒します。するとその弾みでカセットコンロのガスボンベのガスが噴出し火が付いてしまいます。しかし、寛子はそれに気付かずに外に出て行ってしまいます。

弓子がタワーマンションに戻ってきます。行方不明になった和樹が気になっていたのでした。

するとマンション上層階から爆発音が。

寛子の部屋が火事になり煙が上がっています。その音は亜紀、和樹も気付きます。マンションでスプリンクラーが起動し水が出てきて住民たちは避難をして行きます。

そんな中で、弓子はマンションの中に入って行きます。和樹のいる部屋にも火の手が上がっています。和樹はどうすることも出来ず「助けて!!」と叫んでいます。

その頃、荒又警部はハーメルン事件の犯人の車を追っています。

「間違いないな。ハーメルン事件の車両と一緒だ。」

そして、ドアを開けます!

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「こじ開けろ!犯人確保!!」

すると、後部座席には50代の女性の姿が。

「….宮瀬礼子さんですね?」
「…今夜も寒くなりそうですね。寒いな。寒いさ。」

宮瀬は驚いた顔で荒又らを見ています。

「もう一人、運転していたのは誰だ?」

どうやら逃げられたようです。

その頃、亜紀がタワーマンションの階段で和樹に渡したどんぐりを発見します。弓子は部屋に戻って監視カメラを確認をしています。

荒又は宮瀬に「あなた、どうして山梨から東京に来たんですか?誰が運転をしていたんですか?」と聞きます。すると「うちの子。本当に悪い子なの。何回言ってもすぐに毛布を剥いじゃうのよ。」と答えます。

津久井が荒又の元に来て「宮瀬の身辺が明らかになりました。ここ、家族の名前を見てください。」と言います。荒又はその名前を見て驚きます。と、そこに健一が現れて一樹が行方不明になったことを伝えます。

弓子が監視カメラを確認をしていると何かを発見します。そして亜紀に電話をして「和樹はその奥の部屋にいる!監視カメラで見てたの!もうエレベータは動かない!お願いだから、和樹を助けて!!」と亜紀に言います。

しかし、亜紀の周辺はすでに火の海になっており煙も凄い状況に。

「和樹…」

亜紀は和樹のことを思い出し涙を流し「弓子さん、大丈夫です。今度は私が和樹を助けます。私、母親ですから!」と電話を切り、火の海の中、奥の部屋に突き進んで行きます。

和樹は誰かに引っ張られています。亜紀が部屋に入っています。そこに立っていたのは…。

荒又は「宮瀬礼子には息子がいて、離婚したあとあえて父親の姓を名乗らせていたみたいだ。」と宮瀬に関する書類に目を通して言います。津久井は「その息子が犯人。」と言います。

「航平くん?どうして、ここにいるの?…もしかして、犯人なの?」
「そうだよ。俺がハーメルン事件の犯人。」
「なんで…なんでそんなことをしたの?」

「愚かな母親を罰するため。亜紀さんもよくわかってるだろ、世の中クズな母親ばかり。自分のことしか考えていない。俺の母親もそうだった。…信じられない?これが証拠。」

そう言って、体の火傷の跡を見せるのでした。

「世の中、子供の命なんて何とも思っていない奴がゴロゴロいる。そういう母親には罰を与えないと。」
「嘘だよ、信じない。本当は何で誘拐なんかしたの?誰かをかばってるの?」

しかし生方は全部自分一人でやったのだと言いのでした。

と、そこに警察や消防の声が聞こえてきます。すると生方はその場から逃げて行きます。亜紀は和樹を起こします。生方は階段を下りながら宮瀬に電話をして「今すぐ逃げて!全部バレたんだ。捕まっても全部俺がやったって言うんだよ!分かったね、母さん!」と言い逃げて行きます。

ハーメルン事件の真犯人は生方航平でした。二転、三転しましたがやっぱりーって感じになりましたね。

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