これが、スターウォーズ?なんか思ってたのと違うんですけど!笑
「スター・ウォーズ」シリーズ「エピソード4 新たなる希望」の前日譚を描く映画『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』が2016年12月16日に世界同時公開されました。
超、超、超がつくほどの話題作ですね。
主人公ジン・アーソ役は「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズが担当。最近だと『インフェルノ』のヒロインを演じていましたよね。
そして、2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズ監督がメガホンをとった作品です。
ファンの人から怒られそうで怖いのですが、私はスターウォーズシリーズを一切見ていません。
ただ、このシリーズは熱いファンがたくさんいる作品だということは知っています。シリーズをどの順番で見るべきか?」「誰が一番強いのか?」など映画の外でもバトルが起きる程だそう。
そんな中、なぜ今作から見ることにしたかと言うと…
単純に時間がなかったからです。笑)ごめんなさい!
しかし!
ネットには腐るほど熱いファンの人たちのレビューが転がっているはず。
特に期待せずに見に行ったと言う人はむしろ少数派だと思うので、箸休めのつもりで覗いていって貰えると嬉しいです!
※これから先、映画本編のネタバレが含まれます。また、内容は批評や論評ではなく、感じたことを書き出しただけのものです。友人と見終わった後に「あーだこーだ」言いい合う時のような軽い気持ちで読んでいもらえると嬉しいです。なお、コメント大歓迎なので気になったことがあれば、是非コメントを残して言ってください!
ネタバレ感想
思っていたのと全然違う世界観にびっくり!
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「スターウォーズシリーズ」は、映画本編を見ていなくてもいろんなところでコラボ、オマージュされているので、世界観に関してはなんとなく知っているつもりでいました。
ちっちゃい妖怪的なやつ(ヨーダ)とダーズベイダーが光るソードで、バッチバチにやり合うシーンなんかはいろんなところで見ますよね。(ちょっとこれは、知らなすぎでごめんなさい。笑)
子供の頃なんかは、それを真似てチャンバラごっこなんかもしてました。たぶん、私だけじゃないですよね。
いわゆるSFと聞いて思い浮かべるイメージは、いまだにそんなスターウォーズの世界観です。
しかし、今作ではデストピア感すら漂っているシーンもあり、私のイメージしていたものとはだいぶかけ離れたものでした。
冒頭のジンがまだ子供の頃のシーンからして「これじゃない感」が凄かったです。
荒廃した惑星で、野菜を作って暮らす家族の元に現れて、父親を連れ行こうとする帝国軍。無残にも殺される母親。
「あれ?SF版北斗の拳かな」と思わされる空気感がありましたよね。
序盤は、ずっとそんな感じでびっくりしっぱなしでした。
「う、薄いぞ。スターウォーズ感!どうした!」と心の中で突っ込んでいました。笑
ただ、それがマイナスかというと全然そんなことはありません。イメージと違ったというだけ。
むしろ、王道SFよりも好きなので、私の場合は前半の展開にこそものすごく惹きつけられるものがありました。
SNSなんかを見ていると、前半だれたなんて声もありましたが全然そんなことありませんでした。
やっぱりシリーズを見ていた方が良かったか?
今作を見るにあたって、私の知っていた事前情報は公式ホームページで確認できるものだけです。
40年の間に7作をリリースしている大作なので、その背景を知っているからこそ楽しめる映画だとも考えられます。
ただ、私自身は十分楽しむことができました。というのも、前半部分の多くを人物関係やストーリーの方向性、世界観の説明に費やしてくれているからです。
ジンが、父親であるゲイレンからデススターの弱点を知らせるホログラムのメッセージを受け取るあたりまでですね。
そのメッセージがこの映画の目指すところであり、それまでの過程で丁寧に人物関係を規定し説明してくれていました。
ジンが無鉄砲である理由を生い立ちから描いているし、キャシアンの仕事人っぷり、そして人間味あふれるK2-SO。
一人一人のキャラがたっていて、子供でも理解できる内容にまとまっていたんじゃないでしょうか?親子で『ローグ・ワン』を見て、家に帰ったら続きのEp4を見るなんて楽しみ方もできそうですね。
かなり、ライト層というか今作からでも楽しめるように丁寧に作られている印象がしました。まあ、スターウォーズを知り尽くしている人たちにとっては、余計な部分だったのかもしれませんね。
ただ、やはり「設計図の価値」が具体的なエピソードと共に分かっている方が楽しめるのは間違いないと思います。
もし、見に行くまでにまだ時間がある人なら、事前にEp4を見ることをオススメしたいです。
好きなキャラは?
今作の主役は、ジンとキャシアンですが私は、正直この二人にはあまり感情移入していませんでした。
気になったのは、ドニー・イェン演じるチアルートとK-2SOです。
特にドニー・イェン無双は、SNSでもレビューでもかなり騒がれていました。というのも、日本人の目から見ると座頭市とシンクロしてしまうからですね。
完全に一致です。笑
その戦いっぷりは、まさに盲目の侍といったところでしょうか。まさか、スターウォーズの世界でもドニー・イェンワールドが見れるとは思いませんでしたよね。
この意外性!グッジョブです!
おそらく、好きなキャラランキングなるものがあれば、間違いなく上位にくる存在感がありました。
そして、K-2SOもなかなか良い味だしていましたよね。
今作では、むしろ一番人間味を感じられる存在でした。これも気のせいか、ラピュタにでてくる兵隊に似ているような…
惑星ジェダで戦闘になった際、ジンが同種の警備ドロイドを撃ち抜いてしまった後に登場した時のセリフ。
「私じゃないと、分かってました?」には。劇場のあちらこちらから、笑い声が聞こえました。
そんな愛されキャラだからこそ、彼の自己犠牲にはかなり胸が熱くなりました。
あ、あとダースベイダー!おそらく、劇場で唯一ダースベイダーの異次元の能力に驚愕していたのは、私だけでょう。笑
レーザーの軌道を見切れるチートっぷりに、超能力的なものまであるんですね。黒い影が迫ってくる絶望感は半端なかったです。
私の場合「一番好きなのは?」と聞かれたらK-2SOですね。
みなさんは、どのキャラが一番印象に残っていますか?
後半からの展開は呼吸もできないほどの怒涛の展開
父親の死を目の当たりにしてミッションをやり遂げようと決心する一方で、及び腰の反乱軍本部。
そこから、タイトルにもなっているローグ・ワンとして数十名の有志と出撃するところからは、呼吸もできないほどの怒涛の展開でしたね。
こっからが本番ですよと言わんばかり、おそらく映画史に残るであろう大戦闘が繰り広げられました。
地上では、チアルート達の近接の銃撃戦。そして、空中では戦闘機入り乱れるドッグファイト。それが、宇宙空間にまで広がっていきます。
それを今まで体験したことのないようなアングルで目まぐるしく描かれていました。
みなさんは、他の映画でこんな戦闘シーンって見たことあります?笑)正直私は、初めてです!
まさにスターウォーズ!これぞ、スターウォーズ!といって良いような名前通りの戦いでした。
希望という名の壮絶バットエンド!
私にとっては、なかなかショッキングなバッドエンドでした。主要な登場人物は、ミッションを成功させるものの壮絶に散っていきます。
正直、ジンとキャシアンまでが死んでしまうとは…
まさかの全員死亡のバッドエンド!
と感じてしまうのは、この先の展開を私はまだ知らないからです。笑
希望を繋いだというのを理解はできるのですが、どうしてもこの映画を一本の完結したものとしか見れない立場なので、結構な喪失感を味わってしまいます。
帝国軍涙目で、反乱軍勝利!からの大団円でも成立するんじゃないか?と感じるのはやっぱり、私がこの後どうなるのかを知らないからなんでしょうね。
これもう時系列的に「エピソード4 新たなる希望」を見ないわけにはいかないじゃないですか〜!もう〜!
明日、ちょうど土日なのでその間に見ちゃいましょう。うん。そうしよう!
なんなら、シリーズ全部見てしまいたいくらいの熱が、いまならまだ残っています。
まとめ
今作の『ローグ・ワン』は歴代シリーズのなかでもナンバーワンです!といっても、これが最初の一本なので当たり前ですけどね。笑
ただ、評判をチェックしていてもそう言っている人が多いので、実際そうなるかもしれませんね。
後半の地上から、宇宙空間に渡る戦闘だけでもいくらでもお金を払えるだけの価値があるので、是非劇場に見にいって欲しい映画です。
絶対に見たい関連作品!
SNSを見ていると『ローグ・ワン』は、エピソード3.9と言われるほど『エピソード4 新たなる希望』と地続きになっているそうです。
この作品が、シリーズ一作目に当たるんですね。
見ないわけにはいかないでしょってことで、早速ブルーレイをポチりました。
ただ、私は待っていられないのでU-NEXTで見たいと思います。
31日の無料期間に加えていまなら月に600円、2ヶ月目から1000円分のポイントまで付いてくるそうです。
ペイパービューで432円の作品ですが、ポイントを考慮するとだいぶお得ですよね。年末年始の時間が取れる間に一気に見てしまうのもありなんじゃないでしょうか!
私の場合は、そんなの関係ないしに寝ずに見ちゃうと思うけど。笑
絶対に欲しい!関連商品
言うまでもなく、どれも欲しいんですけど、Blu-rayをポチってしまったのでコレクターズグッズはしばらくお預けですね。子供の頃に戻って、お年玉貰いたいっす。笑
あと、映画の公開に合わせてAmazonでスターウォーズの公式コーナーが出来てました! 私は、見ることしかできませんが、興味のある人はチェックしてみてください!
☞スター・ウォーズ公式コーナーCHECK!