安倍総理大臣とプーチン大統領による、注目の日ロ首脳会談。
いよいよ始まりました。
プーチン大統領、ようこそお越しをいただきました。
大統領としての、11年ぶりの訪日を、私の故郷である長門市でお迎えできて、本当にうれしく思います。
美しい自然の中で、地元のおいしいものも楽しんでいただきたいと思いますし、夜は温泉に、ゆっくりつかっていただきたいと思います。
ここの温泉は疲れが取れますから、これから行う首脳会談の疲れが、温泉につかることによって、完全に取れることはお約束いたします。
ご招待いただきまして、ありがとうございます。
これで定期的に、最近はペルーでお会いいたしましたけれども、私は、総理閣下の努力のおかげで、ロ日関係の発展が大きく進んでいると確信しております。
私の同僚は、私たちの今回のきょう、あすの会談が、私どものロ日関係の発展に大きく寄与することを確信しております。
ありがとうございます。
このようなすばらしい町のさまざまなすてきな場所、そして温泉などを知る機会をいただけましたことに対して、大変に感謝申し上げます。
私は本当にここのような場では、疲れを癒やせるんじゃないかと考えております。
だけれどもやはり、あまり疲れ過ぎないようにしたほうがいいんじゃないかと思います。
いや、もちろん、温泉というのは、とても興味がありますけれども。
ありがとうございます。
戦後70年余り進展が見られなかった北方領土交渉は、進展するんでしょうか。
安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領の日ロ首脳会談は、安倍総理大臣の地元、山口県長門市で、午後6時過ぎから始まり、現在も続いています。
安倍総理大臣は、北方領土問題の進展を目指し、北方四島での共同経済活動や、人の自由な往来などについて、突っ込んだ議論を行っているものと見られ、具体的な合意点を導き出せるかが焦点です。
では会談が行われている、山口県長門市から中継です。
日ロ首脳会談の会場、山口県長門市の温泉旅館の前です。
プーチン大統領は午後6時過ぎに到着しました。
旅館の前の国道沿いには、地元の住民たち300人が並んで、ロシアと日本の国旗を振るなどして、プーチン大統領の訪問を歓迎しました。
出迎えに訪れた男性は、大統領の姿は見えなかったが、出迎えることができてうれしかった。
実りのある会談になってくれれば、うれしいと話していました。
会談では、プーチン大統領の到着後、すぐに始まり、現在も行われているものと見られます。
このあと、地元の食材を使った料理を食べながら、引き続き会談が行われることになっています。
山口県警察本部では、プーチン大統領が滞在するあすにかけて、周辺で24時間態勢で検問などを行い、厳重な警戒に当たることにしています。
温泉旅館の周辺では、警察官が24時間態勢でパトロール。
空港では車両の検問。
山口県では、最大4100人が警備に当たる、厳戒態勢が取られました。
外国要人の訪問は今回が初めてという、山口県長門市。
報道機関の取材拠点となるメディアセンターには、日本やロシアなど各国の報道関係者が集まります。
市内の小学校では給食に。
きょうの給食では、ボルシチとピロシキを出しています。
いただきます!
おいしいです。
おいしいです。
ところが、プーチン大統領の到着が遅れるという情報が入りました。
一方、こちらは北海道根室市の納沙布岬です。
けさ、海の向こうに、北方領土の歯舞群島がはっきりと見えました。
北方領土にあった11の神社のご神体を預かる、根室市の神社では、毎朝、神事で、4島の返還を祈願しています。
色丹島出身のこちらの女性は、ニュースを見守ります。
そして夕方になって。
ロシアの大統領特別機が、山口宇部空港に到着。
プーチン大統領が降り立ちました。
専用車で会談場所に向かいます。
その長門市では、多くの人が待っていました。
午後6時過ぎ、プーチン大統領は予定より遅れて、会談場所の温泉旅館に入りました。
そして、午後6時過ぎ。
安倍総理大臣とプーチン大統領による、日ロ首脳会談が、予定よりおよそ2時間遅れて始まりました。
安倍総理大臣とプーチン大統領の首脳会談は、第1次安倍内閣を含めると16回目で、ことしは4回目となります。
安倍総理大臣はことし5月、ロシア南部の保養地、ソチでの首脳会談で、戦後70年余り進展が見られなかった、北方領土交渉を進展させるため、北方四島の将来を、両国でどのように描いていくかを優先して話し合う、新しい発想のアプローチを提案し、プーチン大統領もこれを受け入れました。
会談では、この提案に沿って、4島の帰属の問題を脇に起き、まずは北方四島での共同経済活動や、人の自由な往来の実現に向けて、議論が行われているものと見られます。
ただ、事前の政府間の調整では、共同経済活動について、ロシア側が、自国の法律に基づいて行うよう求めていたのに対し、日本側は、北方四島でロシアの主権を認めることになるなどとして、慎重な姿勢を示していて、意見の隔たりは埋まっていません。
安倍総理大臣は、岸田外務大臣や、世耕ロシア経済分野協力担当大臣らも出席する少人数の会談に続き、通訳だけに同席を許した会談で、突っ込んだ議論を行いたいとしていて、具体的な合意点を導き出せるかどうかが焦点です。
では、現地で取材に当たっている、政治部の岩田記者に聞きます。
岩田さん、会談は現在も続いていますけれども、安倍総理大臣、どのような姿勢で会談に臨んでいるんでしょうか。
北方領土問題の解決を目指し、ことし5月に提案した、新しい発想に基づくアプローチに基づいて、突っ込んだ議論を行い、合意点を導き出したい考えです。
その中でも、安倍総理大臣が今回の会談で優先課題として考えているのが、北方四島の元島民の、自由な往来です。
安倍総理大臣は、きょうの会談に先立って、元島民などと面会しました。
その際、安倍総理大臣は、元島民から、過去に日本人とロシア人が助け合って暮らしてきたエピソードなどを聞き、墓参などのために自由な往来ができるよう要望を受け、プーチン大統領に宛てた手紙も託されました。
安倍総理大臣としては、今回の会談で、現在は制約の多い、元島民の墓参などがより自由にできるよう、プーチン大統領に前向きな対応を求めたものと見られます。
また4島での共同経済活動を巡っては、ロシアの施政権下で行うことになれば、北方領土を巡る、日本の法的な立場が侵されかねないとして、日本側も受け入れ可能な方策を検討することが必要だという考えを伝えることにしています。
続いてプーチン大統領に同行している、モスクワ支局の渡辺記者に聞きます。
渡辺さん、今回の会談、ロシア側のねらいはどこにあるんでしょうか。
領土交渉に応じながら、経済的にも政治的にも、最大限の利益を引き出そうというねらいがうかがえます。
ロシア経済は、原油価格の低迷などの影響で、ことしもマイナス成長になる見通しです。
日本から投資や技術を呼び込み、現在の経済的な苦境からの脱却につなげたい考えです。
北方領土での日本との共同経済活動についても、島々の開発に日本の経済協力を取り付けたい思惑があります。
ただ、ロシアの法律に基づいて行われるべきとして、北方領土での主権の問題では譲歩せずに、日本側の歩み寄りを促しています。
さらにプーチン大統領は、ウクライナ情勢を巡って、G7・主要7か国が、ロシアへの制裁を続けていることを強く批判しており、日本に接近することで、G7の足並みを乱し、ロシアに対する国際的な包囲網を崩すというしたたかな思惑もあると見られます。
再び、政治部の岩田記者に聞きます。
岩田さん、首脳会談、あすも行われますが、注目すべき点、どこになるんでしょうか?
なんといっても最大の焦点は、北方領土問題を含む、平和条約交渉の進展が図れるかどうかです。
ただロシア側は、プーチン大統領の訪日まで強硬な姿勢を崩しておらず、今回の会談で、4島の帰属の問題についての大きな進展は難しい情勢です。
あす東京で行われる首脳会談では、8項目の経済協力プランについて、具体的な合意事項が確認される見通しで、ロシア側は、領土問題の前進のためには、信頼関係の構築が必要だという理屈で、経済協力を先行させることを強く求めています。
このため安倍総理大臣は、共同経済活動と、人の自由な往来などで、まずは具体的な成果を上げることを目指しています。
一方、安倍総理大臣は、領土問題を含む平和条約交渉と、北方四島での共同経済活動などが、切り離されることを警戒していまして、会談では、両者は密接に関連していることを確認し、プーチン大統領から前向きな対応を引き出したい考えです。
お伝えしていますように、安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領の日ロ首脳会談は、安倍総理大臣の地元、山口県長門市で午後6時過ぎから始まり、現在も続いています。
安倍総理大臣は、北方領土問題の進展を目指し、北方四島での共同経済活動や、人の自由な往来などについて、突っ込んだ議論を行っているものと見られ、具体的な合意点を導き出せるかが焦点です。
では次です。
きょう、最終日を迎えた東京都議会。
小池知事の都政運営について、最大会派の自民党が批判したのに対し、第2会派の公明党は評価し、双方の対立が表面化しています。
こうした中、小池知事は、来年夏の東京都議会議員選挙で、公明党との選挙協力を検討する考えを示しました。
先にみずからの給与を半減させた小池知事。
都議会でも、議員報酬の削減に向けた議論が活発になるのかどうか、焦点となっていました。
こうした中、公明党はきのう、議論が進まないのは問題だとして、これまで協調してきた自民党との連携を見直す考えを示しました。
自民党と公明党はきょう、小池知事の都政運営を巡り、対照的な主張をしました。
豊洲市場の整備費を盛り込んだ、中央卸売市場の昨年度の会計決算。
自民党は賛成しましたが。
起立少数と認めます。
よって、本決算は認定しないことに決定をいたしました。
公明党など、残るすべての会派が反対に回り、不認定となりました。
お疲れさまでした。
都議会閉会後、各会派を訪れた小池知事。
自民党の控え室では、握手はありませんでした。
一方、公明党の議員とは笑顔で握手。
記念撮影も行いました。
自民党は。
こうした中、小池知事は、来年夏の東京都議選について。
小池知事は、自身が主催する政治塾から擁立する候補者との調整など、公明党との選挙協力を検討する考えを示しました。
続いて、アメリカ軍の輸送機オスプレイが、沖縄本島の浅瀬に不時着して大破した事故です。
沖縄県の翁長知事は東京で、稲田防衛大臣に抗議し、オスプレイ配備撤回などを求めました。
さらに地元では、沖縄のアメリカ軍トップの対応にも、怒りの声が上がっています。
名護市の浅瀬には、きょうも、多くのアメリカ軍関係者が集まっていました。
竜と書かれたのは、オスプレイの尾翼です。
第11管区海上保安本部は、乗組員から、航空危険行為処罰法違反の疑いで、任意で事情を聴くため、きのうから沖縄のアメリカ海兵隊に協力を求めていますが、今も回答はないということです。
事故について、アメリカ軍は空中給油の訓練中に、切れたホースが、プロペラの羽に当たったとし、オスプレイの機械的な問題ではないとしています。
日本側が原因の究明を行えない中で、アメリカ軍による機体の回収が進んでいます。
沖縄県の翁長知事は、きょう午後、防衛省で稲田防衛大臣と会談しました。
稲田防衛大臣は、アメリカ側から安全性などの情報を求め、丁寧に説明していく考えを示しました。
一連の会談後、翁長知事は。
事故現場では、若宮防衛副大臣と、滝沢外務政務官が、事故が起きた経緯や状況などについて、説明を受けました。
現場の浅瀬は、近くの安部地区の集落から、800メートルほどしか離れていませんでした。
そしてこの地区は、普天間基地の移設先とされる、辺野古沖の埋め立て予定地からも4キロほどの場所。
計画どおりに滑走路が作られた場合、地区はほぼその延長上に当たり、これまで以上に軍用機が飛行することも予想されます。
さらに、沖縄のアメリカ軍トップがきのう、こう発言。
きのう、ニコルソン氏と面会した、沖縄県の安慶田副知事も。
そしてきょう、辺野古の埋め立て予定地に隣接する、アメリカ軍のキャンプ・シュワブで、建物の建て替え工事が再開されました。
オスプレイは出て行け!
ゲート前で抗議を続ける人たちは。
名護市議会ではあす、事故に抗議する決議が審議され、可決される見通しで、ほかの市町村議会でも、抗議決議などの審議に向けた動きが出ています。
きのう、島根県沖の日本海で、乗組員9人が乗った漁船が転覆した事故。
現場付近の海域では、今も行方が分からなくなっている乗組員の捜索が続いています。
そしてこちら、きょう、海底で転覆した漁船が見つかりました。
船の中から、2人が意識のない状態で見つかり、このうち、機関長の死亡が確認されました。
冬の日本海で続く捜索。
その様子を見守る人たちがいます。
行方が分からなくなっている乗組員の家族などです。
捜索の行方をじっと見つめていました。
きのう、松江市からおよそ2キロの海で、鳥取県岩美町の田後漁協に所属する大福丸が転覆し、9人が行方不明になりました。
海上保安本部が、きょう捜索したところ、大福丸が見つかりました。
深さおよそ45メートルの海底で、横倒しになっていました。
その後、船内から2人が意識のない状態で相次いで見つかりました。
このうち1人は、機関長の吉田靖さんと分かりましたが、死亡が確認されました。
これまでの調べによりますと、大福丸は、ズワイガニ漁の途中でエンジントラブルで動けなくなり、仲間の船にえい航されている途中で転覆したということです。
海上保安本部は、行方が分からない乗組員を引き続き捜索しています。
一方、国の運輸安全委員会の調査官は、現場海域を視察するとともに、大福丸をえい航していた漁船の乗組員から話を聞きました。
WADA・世界アンチドーピング機構が最終報告を公表した、ロシアの組織的なドーピング問題。
スポーツ庁の鈴木大地長官は、4年後の東京オリンピック・パラリンピックなどを見据えた対策を、重視していく考えを改めて示しました。
鈴木長官は、WADAの調査チームが9日に最終報告を行ったあと、初めて会見しました。
2011年からの4年間で、1000人以上のロシア選手が、ドーピングに関与していたなどとする最終報告。
公表されたあと、国際ボブスレー・スケルトン連盟が、来年2月に、ロシアのソチで開く予定だった世界選手権の会場を、別の国に変更することを決めるなどの動きが広がっています。
3年後にはラグビーワールドカップ、4年後には東京オリンピック・パラリンピックを控える日本。
スポーツ庁では、特別チームが、検査態勢の強化などについて、法律を整備する必要があるとする報告書をまとめ、超党派の議員連盟が、具体策の検討を進めています。
気象情報お伝えします。
西日本でも雪が降っています。
白い表示は雪が降っていることを表していますが、中国地方に加えて、九州や四国の山沿いでも雪が降っています。
このあとの予想です。
あす未明から山陰や近畿の山沿いでは、一気に雪の量が増えるおそれがあります。
また西日本では、四国など太平洋側でも、山沿いで雪が強まりそうです。
平地でも雪の積もる所が出てくるかもしれません。
また関東も南部を中心に、雪の舞う所が、あす朝にかけてありそうです。
ではあすの各地の天気です。
2016/12/15(木) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▼プーチン大統領が来日 安倍首相の地元で会談
詳細情報
番組内容
夜7時、これさえ見れば1日が分かる。今日の日本・世界の今を、あなたのもとへ 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】福岡良子
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【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】福岡良子
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