|
|
|
|
|
あの日
|
小保方 晴子著
エディション: 単行本 |
| 価格: ¥ 1,512 |
|
|
|
171 人中、112人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ハメられた小保方さん。サービス業の会社で起こっている事のスケール壮大版, 2016/2/24
本書に書いてある事を一言で 至極簡単にまとめれば、例えれば、「平社員に全部の責任をなりすつける」というアレです。
サービス業の会社であろうがなかろうが、「部下に責任をなすりつける上司」は残念ながらいます。 そして例えばサービス業の会社では、会社としては「臨機応変にやれ。規則に捕われすぎるな」と「暗」に言いますが、 それで社員が柔軟な接客(悪く言えば規則を曲げる接客)をしていざ問題が起きると、 会社は「なぜ、規則通りにやらなかったんだ」と社員を責めます。 社員が会社に「だって臨機応変と言ってたじゃん」と反論しても、 会社は「暗に」臨機応変にしろと言っていただけなので、直接的には言っていません。 つまり、「会社はそんなこと指示してない。社員の独断である」として社員個人のせいにします。
「規則に縛られない柔軟性も必要」という趣旨を「言質を取られない言い回し」で言い、 しかしそれ(規則通りにやらないと)で問題が起きると社員に責任転嫁。 このような二重基準(ダブルスタンダード)が蔓延るのが日本社会です。 (2011年1月の東京ドームシティの舞姫死亡事故も広い意味で類例です。建前上はしっかり客の安全バーを確認することになっていたが、いちいちそんな事してたら仕事が回らないので、確認の省略は事実上、黙認どころか容認されていた。しかしいざ事故が起きると、会社側は、「会社のマニュアルでは客の安全バーを確認することになっている。確認を怠ったのは現場の係員の人為的ミスだ」と言い張り、現場の実情を事実上容認していた事は認めません)。
以上の例え話は、ごく一般的な話ですが、 これをもっともっとスケールが大きくなったのが、今回のスタップ細胞騒動です。 (但し、「自分は専門知識がないから(一連の騒動を)理解なんてできない」とあきらめている方!基本的な理解としては、↑でいいです)
理研その他、様々な陰謀と思惑と不祥事などが入り込み、 複雑に入り組みまくったのがスタップ細胞騒動の構図です。
つまり、簡単に言えば、小保方さんはハメられた。 不祥事すべてを、彼女個人に押し付けられたかんじです。
そしてマスコミも「小保方さん=悪」と決めつけ、一方的な情報を垂れ流し続けた。 20年近く前の「桶川ストーカー事件」で権力(警察)に振り回されて 被害者の女性にも落ち度があるかのような情報を流して踊らされたマスコミが、 あれから何の進歩・進展もしてないというのは恐ろしい。
マスコミは警察の冤罪を非難するが、今回含め、大体の場合はマスコミもまた冤罪の片棒を担いでいるのである。
スタップ細胞騒動で思い出すのは、小沢一郎の騒動。 小沢一郎の時も、国とマスコミがグルになったデッチアゲ冤罪が続き、裁判所がシロを出しても、 その時、例えば讀賣新聞は2011年10月の社説だったと思いますが、「法的には白でも政治的には白でない」みたいな言い掛かりとしか思えないを書いていました。
今回のスタップ細胞関連でも、中部大学の武田邦彦教授が「NHKと朝日新聞が情報を撹乱したので我々にはワケが分からなくなった」と動画で言っていました。 (参考動画) 【必聴】 STAP事件の真犯人 - 武田 邦彦 [ 2015.01.27 ] #笹井芳樹 #大隅典子 #小保方晴子 #NHK #毎日新聞 #日本分子生物学会 - YouTube [・・・]
小保方さんに関しては国民は「こいつが悪い」という先入観で物を見て、マスコミも例えば2014年4月の小保方さんの会見では質問の場であるのに非難めいた発言をしたマスコミもいた。
結論としては、マスコミや権力(この場合は理研)が総力で小保方さんをハメたのです。なすりつけをしたのです。
よくよく考えると、これって冤罪事件の典型的なパターンだよね。
第一に、本人は一貫して全面否認を続けているのに、「捏造しただろ、捏造しただろ」と自白を強要し、自白しないのが気に入らないといって、社会的制裁を加え続ける。
第二に、すでに言われているけど、いわゆる裁判でいうところの「証拠保全」がなされていない。証拠物件は、中立公正な第三者機関によって保全されてはおらず、「事件の当事者のひとり」によって握られており、その当事者の任意によって提出されている。 したがって、そもそも証拠物件の真正性、同一性が保証されていない。
第三に、証拠物件を解析した人たちの中立性も疑われる。小保方氏に対して個人的感情を抱く人たちが理研内部に多数いることは明らかであるにもかかわらず、解析した人たちが、はたして中立公正なのか。そこのところが明らかにされていない。
第四に、NHKの番組を見るごとく、実際に証拠がでっち上げられている。
第五に、調査委の報告それ自体も、ご都合的であり、コントロールの欠如、その他、客観性に著しく欠けている。これはすでに述べたとおりです。
第六に、こうした手記を出版しても、 「自己愛」がどうとか、本の内容に関係ない部分で批判・人格中傷される。 まあ、これに関しては、本の内容を逸脱したレビュー(講評)を書いてる僕も同じ穴の狢かもしれませんが。 (小保方さんの記述の正確性・客観性・証明可否に疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、 冒頭に書いた例え話で言えば、会社側は「言質を取られないように」つまり証拠を残していないので、 その例え話を小保方さんに置き換えて考えれば、つまり、 小保方さんに100%の客観的・証明可能を求める事それ自体が、まさに冤罪の構図です。 痴漢の冤罪なんとか同じで、「やってない証明」なんて悪魔の証明は出来ません。 もし、自分にまつわる出来事を全て100%証明しようとしたら、ペン型カメラと腕時計型カメラで常時撮影しつ、かつ、携帯電話又は録音機を常に録音状態にしておかなければなりません。24時間365日。しかしそんなことは現実的に考えて不可能です)。
(2016年2月24日追記) 小保方さんは「振り回した側」ではなく「振り回された側」です。 例えば痴漢の冤罪だと、一般論として、冤罪を受けた人を「警察を振り回した」とは表現せず、「警察に振り回された」と表現するのが普通です。 それなのにスタップ細胞騒動では、なぜか小保方さんが「振り回した側」になっていて、この本の出版自体も「振り回し」の一環だとさえ受け止める向きもあります。 小保方さんが「振り回した側」とする、そのこと自体に、(抽象的な表現で申し訳ないですが)何か危険な香りを感じます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アスペルガーの実態把握では最高の名著。当事者からすれば不満の本。, 2016/2/19
医師である著者の愚痴本のような感じだが、実際のアスペルガー障害者が豊富な実例で掴みやすい。 で、どういう観点でこの本を読むかで評価が変わってきます。 一般人がアスペを知る上では大変優れた本ですが、アスペルガー当事者にとっては「楽になる」の書名に偽りアリです。なお本書は基本的に症例集になっていて、医学的見地の記述は少ない。 (↑要約 ↓詳細)
まず、一般人(健常者,定型発達)の方がアスペルガーを知るにはこれ以上の本はないと思います。 アスペルガーの思考回路、言語解釈といったものが、この本の複数のエピソード(実例)の中に収録されています。
世の中にはアスペルガー当事者、あるいは当事者の近親者が書いた本がたくさんあります。 しかし、「アスペルガー」と一口に言っても人により症例は若干異なってきますので、 当事者や近親者が書いた本では、どうしても特定の症例に特化してしまいます。
その点、本書は、複数のエピソードがあり、幅広くアスペルガーのことが分かります。 (但し後述するように、悪く言えば、愚痴を書いてるだけ)。
一方で、アスペルガー当事者が読めば、 「アスペの脳を分かっている著者(しかも医師)でさえ、内心ではこんなふうに思ってたのか」 と落ち込むこと必至です。 正直言って、著者(医師)が愚痴をひたすら書きまくってるだけです。
僕もアスペルガー当事者ですが、 僕自身はこの本を読んでも落ち込むことは無くて、 むしろ「ああ、この人の思考回路は僕と同じだ。なるほど、一般人にはこういう風に思われているのか」 などととても参考になりました。 とはいえ、「楽になる本」という書名は嘘でしょう。 上に書いたように、たいていのアスペルガー当事者は、本書を読んだら多分、落ち込みます。
なお、医学的見地からの記述も多少はありますが、数ページ程度です。 本書はあくまでも「症例集」と期待して読むべきであり、「医学的見地」「専門的見解」を求めて読む場合は得るものはほとんどありません。
(2016年2月24日加筆。くどい説明になります事ご了承願います。)。 アスペルガー本は僕自身が当事者ということもあり多数読んできましたが、 「症例集」として、これ以上のアスペルガー本は無いと思います。 「定型(健常者)とアスペルガーの会話や意思疎通の齟齬」は、その9割が、 本書の症例(この場合はエピソード,実例,といった意味)の類例であり、 本書は、「定型(健常者)とアスペルガーの会話や意思疎通の齟齬」の 公式化とも集約とも言えます。 例えば、本書には「通知表の話」があります。 具体的には 当事者「小学校の時の通知表が無かったらどうしましょう」 著者医師「あったほうがいいですが、なくても構いません。」 当事者「でもこの前、実家に帰った時に小学校の通知表があったので大丈夫です」 著者医師「(じゃあ、なぜ分からなかった場合の事をきくんだ)」 といったやり取りがあります。 次↓のようなアスペルガーにありがちな会話も、上↑の例の類例と言えます。
●一括払いしか出来ないのに「分割払いになさいますか、一括払いにしますか。」と客に尋ねる店員。※持ち帰りできない商品を「お持ち帰りにされますか」と見習い店員に言われた事があるが、そういった単なるミスは除外。 ●山梨県富士吉田市民でもないのに「富士吉田市の水道水は天然水ですけど、天然水で薬を飲むなと言うが、どうすればいいか」と薬剤師に尋ねる患者。 ●内科の診察で「胃の調子が悪い場合はどうしましょう。え? いや、別に胃の調子が悪いんじゃなくて、風邪で診察に来たんですけど」。 ●路線バス乗車の際に「このバスは○○バス停に停まりますか」→運転手「着きましたよ」→当該客「え、質問しただけで、降りたいわけじゃない」
以上の4例は、根本としては本書にある「通知表の話」と同じ原理(?)です。 健常者(定型)とアスペルガーの「会話や意思疎通の齟齬」は、 その数は星の数ほどあれ、その9割が本書の症例のどれか(→類例)になると思います。
本書を骨の髄まで読み尽くせば、「アスペルガーの会話や意思疎通の齟齬」の9割は、理解できると言っても過言ではない。症例集としてはそれくらいの名著です。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
62 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
音声が使い物にならない, 2015/12/22
代々木ライブラリーから出ていたものが、新たに、CDを備えて南雲堂から出版。 しかしCDはCD再生機器(CDプレイヤー)では再生できない。 mp3とかいう形式で、パソコンじゃないと再生できないのです。 パソコンを立ち上げれば誘惑に負けて2ちゃんねるをやってしまう僕は、この本は使い物になりませんでした。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
至れり尽くせりで辞書暗記に最適, 2015/12/4
単語帳をやれども知らない単語はなくならないし、高校生や英検上位級の単語集では中学水準の単語は載っていないため「中学単語の抜け」もあり、そういった悩みを解決するには辞書を全部覚えるしかない。 「辞書を全部覚えれば、抜ける単語もないし、また、辞書に出てこない単語はさすがに知らなくても仕方ない」との割り切りができるからである。
しかし現実問題、辞書暗記には次のような問題があった。
・語彙数が膨大過ぎる(数万語も覚えられない)。 ・目に悪い(字が小さすぎる)。 ・かといって字も大きく掲載語彙も少ない中学生用の辞書では英検準2級~2級水準の語彙が載っていない(例えばabuseが載ってない)。
本書は ●ほど良い語彙数(既習単語も多い事を考えれば本書暗記の負担は想像より少ない。全暗記が現実的な範囲内)。 ●字が大きい。 ●marなどの英検1級水準単語も掲載(とはいえ、1級はおろか準1級単語でも抜けはあるが)。
という具合に、 上記の問題を全て解決している。
また、カナ発音もあるし、発音記号解説もあるので、 いちいち別途に発音系の本を購入しなくても本書だけで事足りるのも大きい。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
146 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
発音・アクセントの本なのに音声が付いていない詐欺本, 2015/12/4
まえがきで「リスニングが導入された後でも発音アクセント問題が出され続ける理由」が書いてある。 「実際の発音ではなく、紙の上での発音試験なんて何の意味があるのか」と考える僕にとって、そこに書いてある事は画期的だった。 が、肝心の「音声」が付いていない。発音の本なのに! まえがきで音声面の大切さを謳ったり、発音が基礎とか主張するなら、どうして、音声を付けないのか。自己矛盾である。 いや、どうやら、「CDは付いていないが音声は付属している」という屁理屈らしい。
音声ダウンロードということである。 英語が苦手な人間だから英語の参考書を手にとるのであり、英語が苦手な僕は「ダウンロード」なんていう専門用語は分からないが、 どうやら、これをやるには、パソコンとインターネットというものが必要らしい。 そこで僕はパソコンを買い、インターネット環境を整えた。 ここまでで約15万円かかった。 また、今度は「ダウンロード」とやらのやり方がサッパリ分からない。 自力で「ダウンロード」が出来るほどパソコンに詳しければ、英語なんて出来なくてもパソコンを職業にして飯を食っていけるだろう。 CDが付いていないのにあたかも音声が付いてるかのように謳うのは詐欺である。
どうしても「音声ダウンロード」を貫きたいなら、 本屋じゃなくて家電量販店で売るべきですね。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
196 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
本書を最大限に使うには別途15万円くらいかかる, 2015/11/30
音声ダウンロードということである。 英語が苦手な人間だから英語の参考書を手にとるのであり、英語が苦手な僕は「ダウンロード」なんていう専門用語は分からないが、 どうやら、これをやるには、パソコンとインターネットというものが必要らしい。 そこで僕はパソコンを買い、インターネット環境を整えた。 ここまでで約15万円かかった。 また、今度は「ダウンロード」とやらのやり方がサッパリ分からない。 自力で「ダウンロード」が出来るほどパソコンに詳しければ、英語なんて出来なくてもパソコンを職業にして飯を食っていけるだろう。 CDが付いていないのにあたかも音声が付いてるかのように謳うのは詐欺である。
どうしても「音声ダウンロード」を貫きたいなら、 本屋じゃなくて家電量販店で売るべきですね。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
32 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
暗記したほうが手っ取り早いだろ, 2015/11/3
世界一わかりやすい英文法・語法の特別講座 P.24 設問(1) ( )に適するものを選べ。 I ( ) in China for three years when I was a child, but~ ①have been ②have once stayed ③lived ④went (センター)
解答はもちろん③だけど、関の解説欄には、 闇に葬り去られた現在完了の超難問 この問題、かつてセンター試験で 2回も出ていながら、ボクが今までみた2,000冊以上の本でまともな 解説に出会ったことがないと書いてる。
しかしその後の解説みると、なぜlivedであってhad livedではないかの 理由をwhen I was tenなら明確な基準になり、when I was a childなら 基準にならないから、という説明を延々としている。
コレおかしいだろ? whenの副詞節は時の一点(この設問文では 過去の一点)を指すから、その理由で完了形が使えない。 そもそも過去完了形の選択肢が無いのに、なぜ過去完了形が 使えないかを説明し、コレは俺だけが説明してるってバカなの? 自分で勝手に選択肢増やして、その場合の説明して、 これはオレしか説明してないって自慢しても、そりゃ誰も書かないはず。 設問に無いことまで、書くわけないだろ。
自分を自慢するために、架空のダメな同業者、参考書・問題集などを 設定して、自分はそれらとは違うっていう自己アピールキモ過ぎる。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
入門書の隠れた名著, 2015/10/9
この本は非常に低い知名度ではありますが、偏差値が50未満の方から、本格的に英文解釈を勉強しようとする方にとって導入部分には非常に最適だと思います。 英語が苦手な方は1ヶ月を、得意な方は2~3日でやりこなせますので、是非使用されることを希望します。 確かにこの本にしか書かれていない衝撃的な内容は無い。ただ、出来の悪い生徒にとって、「これっきり」という割り切り方が絶妙なのだ。 あくまで偏差値55以下というレベルにおいて、この本に書いてあることが「アタリマエ」になれば英文を見る目がだいぶ変わってくるはずだ。逆に言うと、目次の表題から書かれている内容が類推できないようだとまだまだこの本を読む意味はあるのではないか。 後半は長文も扱っていて、そしてその長文の構文解析をきちんとしているのも良い。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
5つ星のうち 4.0
まる単3000とほぼ同じ構成, 2015/10/7
同じ出版社の 『まる単3000 (実戦トレーニング英単語): 堀口俊一』 とほぼ同じ構成です。 本書4500とまる単3000の違いは、
・語彙や付録がより高度なものになっている(これらは当たり前ですが)。 ・カナ発音表記がなくなった。 ・欄外が文法四択問題になっている(まる単3000のときは英会話)。 ・ユニット3がユニット2まで同様に例文がある。その次の見開きで、覚えた単語を使った長文がある。(まる単3000ではユニット3は覚えた単語の例文はなく長文のみだった)。
くらいです。 つまり、ユニット3の長文部分のCDは別売であり入手方法がほぼ存在しないことも同様です。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
出版社が既になくなっているゆえ絶版。良書。, 2015/10/7
出版社が既になくなっているゆえ絶版で、特にUnit3CDは入手不可能かと思われるが、本書が良書であることには違いない。 ちなみに僕が挫折せずやり遂げることの出来た数少ない単語集。
(本の特徴) ●単語と熟語がまとまっている。なお、3000語というのは派生語を含めた数であり、見出し語だけで言えば単語1417語熟語等234語。 ●ユニット2までは「左ページに英単語(カナ発音付)・その日本語・関連語(関連語はアクセントも赤シートで隠れる)」「右ページに例文とその和訳(例文英単語と対応日本語、双方とも赤シートで隠れる)」。ユニット3は左ページはユニット2までと同じだが、右ページが左ページの英単語を使った長文になっている。その長文は、当該英単語と、当該英単語に対応する部分の日本語は、赤シートで隠れる。 ●CD2枚付き。CDに例文は勿論含まれるが、欄外の会話文もきちんと収録されている。但し熟語等の音声収録は無い。 ●ユニット3に関してはCDに収録されているのは、英単語・日本語のみ。というかユニット3は音声以前に例文そのものがなく、長文中に単語が出てくるという扱いになっている。ユニット3の長文は、別売り140円のCDを購入のこと。出版社がなくなっている以上、入手する方法はほとんど無い。 ●16ページでは、lieとlayが混ざらない覚え方の工夫がある。横たわる・横たえる、日本語から見ても混ざりそうなこの2つの単語を混ざらない工夫をしている本書のその方法は、僕が元・代ゼミ講師(現・東進講師)の今井宏先生から教わった方法とほぼ同じであった。他にも、随所にそういった工夫がある(例:266ページのsmart)。 (その他) 中学重要語からセンター試験・中堅私大を照準とした語彙本で、派生語を含めての約3000語彙というのは、高校(高1~高3)で覚える語彙を1冊にまとめた本とも言える(参考までに、文英堂『ユニコン』シリーズの教科書は英語Ⅰ・英語Ⅱ・リーディングの3冊合わせて語彙数約2650語)。 そういった語彙選定は、またしても文英堂を例に出しますが、文英堂の 「WordTree3000 ワードツリー 英単語熟語 (シグマベスト) 単行本 – 2014/3/17 バーナード・サッサー (著), 吉田研作 (著) 」 と似ている。 また、本の作りそのものも似ている。(配置配列レイアウト・単語と熟語が1冊になっている点・分野別に単語が並ぶ点・付録的要素がある点)。 但し本書『まる単』はワードツリーと違って「音声ダウンロード」ではなく「付属CD」なので、これのどちらが良いかは人によるだろう。 僕は「音声ダウンロード」形式を嫌っているので、本書まる単のほうが良かった。(ワードツリー3000は出版社から直接CDも買えるのだが、CDにはなぜかダウンロード音声と違って例文が収録されていないので、あまり使えなかった)。
心ない出品者が本書『まる単』にメチャクチャな価格設定を出して売りに出しているようですが、文英堂の『ワードツリー3000』が代替本になりますので、心無き出品者に妥協することはありません。
|
|